貴女と家族のための『心の救急箱』
バッチ・フラワーレメディの使い方
本日のお悩み:頑張りすぎない
会社勤めの方はまだテレワークを続けていらっしゃり、学校もオンラインを選択できるところもあるようです。外出時のマスク着用は仕方ないとしても、だいぶ新しい生活スタイルに慣れてきました。
毎年この時期、中秋節になると、ショッピングモールの真ん中で多くのホテルや店が月餅の出店を出していますが、流石に今年は少ないですね。まだまだ規制は続きます。
さて、今日のお客様は、久しぶりの対面セッションです。以前フラワーレメディのコンサルティングにいらしたことのあるクライアントさんです。
テーマ: 頑張りすぎない
【クライアントDDさん】
40代後半、既婚、専業主婦。ご主人はイギリス人で、外資系金融機関勤務。シンガポールに12年半在住
「今日は夫のことでお伺いしました。彼にもレメディ が必要かと思って。」
以前、夫婦関係でお悩みだったのですが、ビーチ(第16回)を中心としたフラワーレメディの助けもあり、今は落ち着いた生活をしているとのことでした。さて、今回はどうされたのでしょう。
「夫はC B期間以降もテレワークが続いていて、今でも出社は週2回なのですが、そんな中、人事異動があって。彼、7月からグローバルなポジションを任されることになったんです。
それは嬉しいことなのですが、そこからが大変で。ロンドン本社、ニューヨーク、そしてアジアもカバーしなければならず。朝からオンラインのミーティングで部屋に閉じこもりっきり。夕方にロンドン時間になったら、今度はロンドンの人たちと話し、そして夜にニューヨークのマーケットが開いたら、さらにそこでもミーティング。夜中まで続きます。その合間に資料を作ったりで、ゆっくり睡眠も食事も取れないんです。そして、週に何度も、早朝に緊急案件で起こされたりと、もう24時間体勢です。」
そんな生活が続いていたら、きっと体調にも影響があるでしょう。
「先々週の土曜日の朝、彼、倒れたんです。突然目眩がしたらしく、朝起きたらそのまま崩れるように倒れてしまって。病院へは行かずに数時間安静にしたら元に戻ったようですが、また倒れてしまわないかと、もう心配で・・・その後も、この生活パターンが続いてます。担当部門の人員削減の話もあり、彼にとっては相当苦痛のようです。」
彼はそんな仕事に対して、何て言ってますか?
「自分がやらなくては、自分しかできない、特に人事の話は他の人たちに任せられない仕事だから・・・そう言ってます。責任感強すぎです。自分でこうすると決めたらとことん貫くタイプの人で、私が何を言っても聞きません。私にできることといったら、食事をバランス良く作るだけです。それでも日に日にやつれていき、また倒れたら、命に関わってしまったらどうしよう・・・この状況で、フラワーレメディは役に立ちますか?」
<今日のレメディ>:
ご主人は人一倍責任感が強く、自分がやるべきことをとことんまでやる強い意志の持ち主ですね。それにしても、倒れてしまうまで仕事をしたり、復活してまた同じペースで仕事をしてしまうとは・・・本当は心身ともに限界に近いのではないでしょうか。まずはご主人の心身のお疲れを和らげるオリーブ(第4回)、それから、常に頭の中が忙しいのでホワイトチェストナット(第18回)も摂っていただきたいです。そして同じ失敗を繰り返さないためにもチェストナット・バッド(第3回)をいいかもしれません。
でも何よりも、今のDD子さんのご主人にぴったりなレメディ、あります。
「オーク(Oak)」
和名「ヨーロッパミズナラ」。
樫の木といった方がわかりやすいでしょうか。大きな大木で非常に硬いため、家具やワイン熟成用樽にも使われています。春に咲く小さな雌花を太陽法でエネルギーを抽出し、フラワーレメディを作ります。
このレメディはまさに、倒れるまで働いてしまう、そんな責任感と強い意志の塊のような方によく効きます。人に対して、仕事に対して、社会に対して、自分がなんとかしなければという思いで突っ走るのですが、自分自身のことは二の次にしてしまいます。
いくら忍耐強くても、我慢強くても、人間には気力・体力の限界というものがあります。体や心がSOSを出していても、そんなことには気付きませんし、気付こうともしません。そしてある時バッタリと倒れる、そんなパターンを繰り返します。
オークのレメディをとると、自分の体の声、心の声に気付くことができるでしょう。ずっと張り続けていた気持ちも和らぎ、短い時間ではあっても「休もう」という気持ちが起きます。
決して責任感がなくなるということではありません。体と心が安定することによって、別の方法でその責任を果たします。新しいアイデアが浮かぶかもしれません。また上手に仕事を振ることができるようになるかもしれません。時間の使い方がうまくなるかもしれません。
勉強や趣味に夢中になり食事も寝るのも忘れて、最後に体調を崩してしまうようなお子さんにも最適です。
特に男性はレメディを飲むことに抵抗がある方もいらっしゃいます。怪しい、そう思うのかもしれません。本当はきちっと説明して飲んでいただくのが良いのですが、それが難しい場合は、コーヒーやジュース、味噌汁、ビールやワイン、そして水筒の水にでも数滴入れて、こっそり飲んでもらってください。
フラワーレメディは自然の花のエネルギーを転写したものですので、安心してお子様、ペット、赤ちゃんにも使えます。プラセボ効果ではありませんので、人により効果の表れ方の早い・遅いはあるかしれませんが、是非挑戦してみてください。
今までのレメディとキーワード:
- ウォルナット(第1回): 環境の変化に対応する
- インパチェンス(第2回): 他人のスピードに対するイライラを解消する
- チェストナットバッド(第3回):同じ間違いを繰り返さない
- オリーブ(第4回): 心身共の疲れ
- ホーンビーム(第5回):先延ばしにしない
- ミムラス(第6回):不安や恐れ
- レスキューレメディ(第7回):緊急時
- ハニーサックル(第8回): 過去への執着
- チコリー(第10回):相手をコントロールしたい
- セラトー(第11回):自分の判断を疑う
- ヴァイン(第13回):相手を自分の思う通りにしたい
- ゴース(第14回):希望が持てない
- マスタード(第15回):理由のわからない鬱
- ビーチ(第16回):自分とは違う考え・行動への批判
- ヘザー(第17回):他人の話も聞く
- ホワイト・チェストナット(第18回):頭を休め
- ロック・ウォーター(第19回):完璧主義がつらい
- ロックローズ(第20回):パニック、強烈な不安
- アグリモニー(第21回):悩みを外に出さず明るく振る舞う
- レッドチェストナット(第22回):愛する人への過剰な心配
- セントーリー(第23回):Noと言えない
- クレマチス(第24回):集中できない
- アスペン(第25回):理由がわからない恐れ
- ホリー(第26回):嫌悪感、嫉妬、猜疑心
- クラブアップル(第27回):心身について神経過敏
- バーベイン(第28回):正義感が強すぎ
- ウィロー(第29回):私は被害者
- ラーチ(第30回):自信がない
- スィートチェストナット(第34回):生きるのがつらい
- ウォーターバイオレット(第35回):人に会うのがしんどい
- ワイルドオート(第36回):人生の方向性がわからない
- エルム(第37回):プレッシャーに負けそう
下記にご紹介するバッチ・フラワーレメディ入門講座では、38種類のレメディのシンプルな使い方もマスターできます。自分と家族の心の健康のために、一生使えるレメディの知識を学んでみませんか?
バッチ・フラワーレメディ入門講座
英国バッチセンターの教育システムに基づき、38種類のフラワーレメディの選び方・使い方だけでなく、バッチ博士の、身体・精神・感情の健康についての信条や哲学も学びます。
次回は10月の予定です。お問合せは、lavitasingaore@gmail.com まで 。
たった38本のレメディですが、約3億通りもの複雑な感情に効きます。各レメディの特徴、そして選び方を、丁寧にお伝えします。
「星と花で叶える幸せ体質の作り方」プロジェクト
人間関係のストレスを、星(エレメントマトリックス®︎)で自分や相手の思考・行動パターンを理解し、花(フラワーレメディ)でネガティブな感情を癒す、そんなプロジェクトです。ケーススタディの動画配信、講座、お茶会等、有益な情報をお届けしています。
詳しくは↓
https://www.elementmatrixbach.com/
お申込み・お問合せは、lavitasingaore@gmail.com または elementmatrixbach@gmail.comまで
La Vita Counselling & Spiritual Care
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