貴女と家族のための『心の救急箱』
バッチ・フラワーレメディの使い方
~本日のお悩み:会社の対応が許せない
シンガポールにも、新型コロナウイルスの感染者が出ました。
シンガポーリアン達は、トイレットペーパー、インスタント麺、米などを買いあさり、スーパーはレジ待ちの長蛇の列。家で食事を作らない彼らが、料理するの?と思いましたが、多分そのつもりなのでしょう。
面白いことに、シンガポーリアンはちゃんと列に並びます。何分でも大人しく並びます。この辺りは、日本人とちょっと似ているのかなと、感心したりします。
週末はどうやら皆、家に引きこもっていたようで、大きなショッピングモールなどにいるのは主に海外からの観光客。危険と思われる場所には、必要がない限り出かけない、これ重要なことですね。
そして必要以上に怖がらないこと。心の平穏に努めることも、大事なことです。
さて、今日のお客様は、珍しく、会社員の女性のようです。
テーマ: 会社の対応が許せない
【クライアントY子さん】
シンガポール歴1年、20代後半。日系企業のシンガポール子会社に駐在し、アジアの日系クライアント向けのマーケティング担当。
「どうも。まだシンガポールに来て一年なんですが、毎日、本当にイライラしていて。ちょっと話を聞いてもらってもいいですか?」
バリバリのキャリアウーマン(死語?)の空気感を纏った彼女は、ひどい苛立ちを抱えています。
さて、お話を聞かせてもらいましょう。
「今、コロナウイルスで大変じゃないですか。私のクライアントの会社の中国支社でも感染した人が出たって言う噂が流れているし、会社の中にも中国出身の人が何人もいるし、社内がピリピリしているんです。オフィスビルの入り口で毎朝検温させられ、デスク周りもアルコール消毒したりして。なんかもう、本当にイライラするんですよね。」
わかります。シンガポール全体の雰囲気も若干変わってきていますね。
「それなのに、ですよ! 来週、同じ課の人をバンコクに出張に行かせるんです、この会社。信じられないでしょ?香港からの出張者も来るんです。もうありえないでしょ?この会社の危機管理、ほんと、どうなってるんだか!」
苛立ちの原因は、会社の対応ですか・・・
「私、支社長に掛け合って、出張を辞めさせるように言ったんです。だってそうじゃないと、出張者が感染する可能性がなくはないし、感染している人がこっちに来る可能性もあるし。もし私たちに移ったりしたら、私たちだけでなく、オフィスの人たち、その家族、そしてシンガポールに広まる可能性もあるでしょ?
もしそうなったりして、原因が当社だとしたら、悪評が立って、クライアントに出入り禁止を喰らうかもしれませんよ。それ、経営側が判っていないんです。信じられない!」
リスク管理を考えたら、正論かもしれません。
「でもね、会社は、そうならないように万全の準備をする、って言うだけなんです。万全の準備って何?マスクするってこと?もう信じられない。」
貴女のイライラは、その会社の対応についてだけですか?
「もうね、日本政府だってむっちゃ対応遅いじゃないですか!シンガポール政府は国民にマスク配ってるんですよ!日本はあれだけ中国からの観光客がいるのに、国民に対する対応、ほとんどないじゃない!」
彼女の苛立ちをエスカレートさせてしまいました。
<今日のレメディ>:
Y子さんは非常に真面目で、いろんなことに熱心で、ご自身だけではなく周りの方への影響をも考えられる、非常にパワフルな方とお見受けします。おそらく、お仕事にも非常に前向きで、多くのクライアントさんからも信用を得られていることでしょう。
何より、物怖じせず、支社長に掛け合い、ご自身の考えを述べることができると言うこと。自分の信念、自分の主張を堂々とおっしゃられる、その姿に敬服します。
でも、それがなかなか受け入れて貰えないため、彼女の苛立ちは収まりません。
そんな彼女にぴったりなレメディ、あります。
イメージ画像 ©︎Healingherbs Ltd.
「バーベイン(Vervain)」
和名「クマツヅラ」。
多年生植物で非常に丈夫。逞しく根を張り、乾いた荒地や日当たりの良い牧草地によく見かけます。7月から9月にかけて、ライラックにも似た薄紫の小さな花を咲かせます。その花を茎ごと採取し、太陽法でエネルギーを抽出し、フラワーレメディを作ります。
このレメディが効くタイプは、社会的正義感が強く、使命感を持ち、相手を説得するエネルギーの持ち主です。情熱的で、熱心で、行動力もあり、自分が信じることが全て正しいという考えもあるかもしれません。説得しようとする相手がなかなか動いてくれない、理解してくれないことに、それに大きな憤りを感じます。今のY子さんのストレスは、まさにこれでしょう。
バーベインのレメディをとると、自分の意見を無理に押し付けようとするのではなく、相手の事情や意見を理解し、大きな視点から物事を見、双方が納得のいく解決法を見いだすことができます。その分、自分の中の緊張感が解けリラックスし、苛立ちも収まりますね。自分の正義と他者の正義は違う、それを認識することにより、協調が生まれ、より広い視点から物事を見ることも可能になるでしょう。そして良いリーダーとしての素質が活かされるようになります。
このレメディは、元気が良すぎるお子様にも良く効きます。海外では一部のADHDの症例にも効くと聞いています。
フラワーレメディは自然の花のエネルギーを転写したものですので、安心してお子様、ペット、赤ちゃんにも使えます。プラセボ効果ではありませんので、人により効果の表れ方の早い・遅いはあるかしれませんが、是非挑戦してみてください。
今までのレメディとキーワード:
- ウォルナット(第1回): 環境の変化に対応する
- インパチェンス(第2回): 他人のスピードに対するイライラを解消する
- チェストナットバッド(第3回):同じ間違いを繰り返さない
- オリーブ(第4回): 心身共の疲れ
- ホーンビーム(第5回):先延ばしにしない
- ミムラス(第6回):不安や恐れ
- レスキューレメディ(第7回):緊急時
- ハニーサックル(第8回): 過去への執着
- チコリー(第10回):相手をコントロールしたい
- セラトー(第11回):自分の判断を疑う
- ヴァイン(第13回):相手を自分の思う通りにしたい
- ゴース(第14回):希望が持てない
- マスタード(第15回):理由のわからない鬱
- ビーチ(第16回):自分とは違う考え・行動への批判
- ヘザー(第17回):他人の話も聞く
- ホワイト・チェストナット(第18回):頭を休め
- ロック・ウォーター(第19回):完璧主義がつらい
- ロックローズ(第20回):パニック、強烈な不安
- アグリモニー(第21回):悩みを外に出さず明るく振る舞う
- レッドチェストナット(第22回):愛する人への過剰な心配
- セントーリー(第23回):Noと言えない
- クレマチス(第24回):集中できない
- アスペン(第25回):理由がわからない恐れ
- ホリー(第26回):嫌悪感、嫉妬、猜疑心
- クラブアップル(第27回):心身について神経過敏
下記にご紹介するバッチ・フラワーレメディ入門講座では、38種類のレメディのシンプルな使い方もマスターできます。自分と家族の心の健康のために、一生使えるレメディの知識を学んでみませんか?
マンダリン・ギャラリー(オーチャード)のサロン、HOLISTETIQUEで、バッチ・フラワーレメディの個人セッションを開始します。
予約はhttps://reserva.be/holistetique333 まで
バッチ・フラワーレメディ入門講座
英国バッチセンターの教育システムに基づき、38種類のフラワーレメディの選び方・使い方だけでなく、バッチ博士の、身体・精神・感情の健康についての信条や哲学も学びます。
次回は3月以降の予定です。お問合せは、lavitasingaore@gmail.com まで
NEW! 「星と花で叶える幸せ体質の作り方」プロジェクト
人間関係のストレスを、星(エレメントマトリックス®︎)で自分や相手の思考・行動パターンを理解し、花(フラワーレメディ)でネガティブな感情を癒す、そんなプロジェクトです。ケーススタディの動画配信、講座、お茶会等、有益な情報をお届けしています。
詳しくは↓
https://www.elementmatrixbach.com/
お申込み・お問合せは、lavitasingaore@gmail.com または elementmatrixbach@gmail.comまで
La Vita Counselling & Spiritual Care
38種類のフラワーレメディを知り、自分、そして家族の心の健康に、すぐ使えるようになります。
詳しくは教室詳細ページをご覧ください。
https://byst.sg/school/lavita