貴女と家族のための『心の救急箱』
バッチ・フラワーレメディの使い方
~本日のお悩み:集中できない
毎日スコールに見舞われるシンガポールは、本格的な雨季に入ったようです。
低気圧の影響か、大雨が降りそうになると身体がだるくなり頭もぼうっとしがちになる方もいるでしょう。私はそんな時、時間が取れるようであれば、無理をせずベッドに横になるようにしていますが、横になってしばらくしたら必ず大雨になります。身体が予知しているのですね。
身体と心は密接に関連しています。身体の調子が悪くなると、心もそれにつられて不調になりがち。身体の「声」を聞き、それに従うようにすると、心の負担も軽くなります。無理をせず、適度に休憩してくださいね。
さて、今日のお客様は、ちょっと気怠い様子。
テーマ: 集中できない
【クライアントU子さん】
シンガポール歴4年、30代後半。日系商社にローカル採用として働く。EP。独身。
「こんにちは。今日は仕事のことでご相談が・・・実は先日、人事異動があって、営業部門から営業企画部門に移り、チームを任されることになったのですが。」
あら、昇進ですね。素晴らしい!会社がU子さんを評価しているということでしょう。でもそれがなぜ問題なのでしょう?
「実は私、デスクワークが苦手なのです。
営業は好きだったんです。クライアントさんを回って、たくさんお話しし、お取引が成立する瞬間がとても好きだったのです。営業成績も良く、まあ、それを会社が評価してくれたということもありますが・・・
新しい部署は企画部門なのですが、チームがリサーチしてきたことをレポートやプレゼンにまとめる作業と、あと社内調整が多いです。
社内調整はいいのですが、デスクワークが苦手で・・・
昔から、変なクセがあって・・・机に座ると、ぼうっとしてしまうのです。
空想癖というか、何か違うことを考えがちというか・・・
書類の同じページを何時間も見つめているってことも度々あり、果たして今の仕事が私にあっているか、疑問にも思っています。
私はEPホールダーで、雇用契約は毎年更新。私が頑張らないと、チームの評価も下がってしまい責任重大。果たして私にこの役が務まるか、自信を失いかけているところです。
とりあえず目の前の仕事に集中しないと、そう言い聞かせているのですが、やはりぼうっとしてしまいます。
今から思うと、高校受験の時も、大学受験の時も、試験前もそうでした。人より何倍も時間がかかり、効率が悪いんです。でも会社ではそんなこと言っていられないし、EP切られたらシンガポールにいられなくなるというプレッシャーもあり、また同じことが起きるかと思うと、不安で仕方がなく、早々に配置転換させてもらったほうがいいのでは、でもそうしたらEP切られるのでは・・・そんな考えの堂々巡りです。
こんな状況なのですが、フラワーレメディでこのクセ、どうにかできませんか?」
<今日のレメディ>:
昔からの思考のクセを見つめることができただけで、大きな第一歩ですね。過去の失敗の経験を思い出し前に進めないという思いには、ゲンチアナ(未出)も効くでしょう。また、新しい部門・チームで責任の重圧を感じているのであればエルム(未出)も役にたつと思います。
でも、今、目の前にあることに集中したい、というU子さんに最適なレメディ、ありますよ。
イメージ画像 ©︎Healingherbs Ltd.
「クレマチス(Clematis)」
和名「シロブドウセンニンソウ」。
蔓性の多年草で、夏には多弁性の白く可愛らしい花を咲かせます。薬草としての効能も古くからうたわれ、外傷や炎症を抑えるとも言われていました。この花を太陽法でエネルギーを抽出し、フラワーレメディを作ります。
目の前にあることに集中したいけどできない・・・お子様にも良くありがちですね。宿題がなかなか終わらないとか、つい違うことをしてしまうとか。中途半端な意識で作業を行うため、ミスが多いのも特徴といえましょう。
このレメディは、意識が他のところに行きがちな方、ぼうっとしがちな方、空想癖があり、目の前にあることに集中できない方に最適と言えます。
人間には、身体・精神・感情・魂の側面があり、そのどれもが欠かすことができない要素です。こういったタイプの方は、魂と身体が離れている、意識が身体にしっかり入っていない状態です。
仕事や宿題をしっかりこなす、というだけでなく、闘病中の方、お年寄りでぼうっとしがちな方にも良く効きます。
これを数滴、定期的に摂ることにより、意識をしっかり身体に戻し、現実を見つめることができるようになります。仕事の効率も上がるでしょう。今やるべきことがクリアになり、しっかりとそれに取り組むことができるようになるでしょう。
個人的な見解ですが、このレメディは即効性があると思っています。やるべきことが目の前にある場合、飲み物に2滴ほど入れ、ゆっくり飲んでみてください。さあ、やるぞ、という意欲が自然と湧き、物事を粛々とこなせるようになるでしょう。U子さんの場合は、デスクにクレマチスのレメディのボトルを置き、一日数回、飲んでいただけると早く効果が現れると思います。
私は不定期的に瞑想会を開催していますが、瞑想の後、参加者の方にはクレマチスを飲んでいただいています。瞑想で意識を飛ばした後、帰る前にその意識を身体にしっかり戻し、ふわふわした状態ではなく安全に帰宅していただきたいと思っていますので。
自然の花のエネルギーを転写したものですので、化学的な保存料も入っておらず、安心してお子様、ペット、赤ちゃんにも使えます。プラセボ効果ではありませんので、人により効果の表れ方の早い・遅いはあるかしれませんが、是非挑戦してみてください。
今までのレメディとキーワード:
- ウォルナット(第1回): 環境の変化に対応する
- インパチェンス(第2回): 他人のスピードに対するイライラを解消する
- チェストナットバッド(第3回):同じ間違いを繰り返さない
- オリーブ(第4回): 心身共の疲れ
- ホーンビーム(第5回):先延ばしにしない
- ミムラス(第6回):不安や恐れ
- レスキューレメディ(第7回):緊急時
- ハニーサックル(第8回): 過去への執着
- チコリー(第10回):相手をコントロールしたい
- セラトー(第11回):自分の判断を疑う
- ヴァイン(第13回):相手を自分の思う通りにしたい
- ゴース(第14回):希望が持てない
- マスタード(第15回):理由のわからない鬱
- ビーチ(第16回):自分とは違う考え・行動への批判
- ヘザー(第17回):他人の話も聞く
- ホワイト・チェストナット(第18回):頭を休め
- ロック・ウォーター(第19回):完璧主義がつらい
- ロックローズ(第20回):パニック、強烈な不安
- アグリモニー(第21回):悩みを外に出さず明るく振る舞う
- レッドチェストナット(第22回):愛する人への過剰な心配
- セントーリー(第23回):Noと言えない
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*このレメディは、他にもいろんなケースに使えます。また、個別の状況によって、他のレメディ(38種類の中から7種類まで)も合わせて取っていただく必要があるかもしれません。選び方・組み合わせは、入門講座で詳しくお伝えします。
*レメディの飲み方や詳しい情報は、是非ホームページ(lavitasingapore.com)をご覧ください。
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