BYSTで初のワークショップを開催することになったSENAKA BAKES。
ワークショップの講師であり、主宰者のKANAKOさんが酵母から起こし、ベーグルやスコーン、焼き菓子を手間を惜しまずにひとつひとつ大切につくりあげています。
もともと料理やお菓子作りが得意だったKANAKOさんが本格的にパンを焼くようになった理由が離乳食づくり。子どもが安心して食べられるよう、素材を厳選し、白砂糖は不使用。子どもの減塩には特に気を遣っているため、塩分量が多い市販のパンを避け、塩を加えないパンを焼き始めたのが大きなきっかけだったそう。
販売している「SENAKA BAKES便―自家製酵母パンと酵母のお菓子詰め合わせ」は、すべての手作業を自宅キッチンで一人で行っているため、販売できる個数はわずか。そのため、SENAKA BAKESのインスタでその日の分のみを不定期で販売しています。
手に入ったらラッキー!な、まさにレアアイテムですが、その中身をご紹介。
セルフピックアップかデリバリーツールを使ってアイテムをゲット。
シンプルなボックスを開けると、おいしそうに色づいた焼きたてのパンとお菓子が現れます。
本日のSENAKA BAKES便($43。内容により変動あり)
の中身はこちら。
・キタノカオリプレーンベーグル(ドーナツピーチ酵母)
・シナモンレーズンベーグル(オーガニックレーズン酵母)
・アールグレイと無花果のスコーン(オーガニックレーズン酵母)
・全粒粉スコーン(オーガニックりんご酵母)
・スパイス香るバナナとくるみのサワードウパウンドケーキ
・チャイサワードウグラノーラ
・ラベンダーサブレ(ドーナツピーチ酵母)
・ハニーアーモンドフロランタン(ドーナツピーチ酵母)
・酵母ビスケット(オーガニックチョコレート酵母)
・甜菜糖の有機あんこ
メインアイテム、ベーグルは2種類。
それぞれ異なる自家製酵母を使用したキタノカオリプレーンベーグルとシナモンレーズンベーグル。ちょっとだけオーブンで温めなおすと、外側パリッ、内側しっとりむぎゅ〜っな絶妙な食感に感動・・・!何もつけずに、そのまま噛みしめるだけで、やさしい甘みを感じて気づけば完食。
KANAKOさん曰く、ベーグルサンドがおいしいお店はあるけど、ベーグル自体が“もちむぎゅ”でそのまま噛みしめて味わえる好みのベーグルにシンガポールで出会えなかったそう。
食感へのこだわりに加え、粉の甘さも堪能するべく、キタノカオリ、春よ恋といった日本産の小麦を使用。
ただシナモンレーズンベーグルにはあえて外国産小麦を使用するなど、相性や組み合わせなど繊細な部分も手を抜きません。
また、ベーグルのレシピもKANAKO流。
しっかり捏ねるのが主流のレシピですが、KANAKOさんはほぼ捏ねないレシピ。子育てしていると、泣き出した、ぐずる、昼寝、寝かしつけ等々いろいろなことが発生するのが常。そのため発酵のタイミングに振り回されない、自分のタイミングで焼けるスタイルにしたくてほぼ捏ねない&長時間冷蔵庫で低温発酵するスタイルに行き着いたそう。
子育て中のママさんはこの辺りのレシピも気になるところかも?!
さて、続いてスコーンと焼き菓子。
全粒粉スコーンは余計なものが一切入っていないことがわかるシンプルでやさしい甘み。方や、無花果好きにはたまらないちょっとオトナなアールグレイと無花果のスコーン。
ほのかに香るラベンダーサブレもそうですが、アイテム名を聞くだけでおいしさを感じてしまう素材の組み合わせのセンスが素晴らしい!
ハニーアーモンドフロランタンもただのフロランタンではありません…!使用しているはちみつは、食べる香水と呼ばれるタスマニア産のレザーウッドハニー。タスマニア島にのみ自生するレザーウッドは樹齢70〜100年で初めて花を咲かせ、はちみつを採取するのは樹齢120年くらいのレザーウッドの花から。さらに巣箱につく害虫のいないタスマニアでは農薬が不要なため世界でも数少ないオーガニックはちみつの生産地なんだそう。こんなに希少なはちみつを使った焼き菓子は他にはないのでは。
そしてSENAKA BAKESで忘れてはいけないのが自家製天然酵母。ワークショップのテーマにもなっていますが、この酵母の仕込みにはたっぷり時間をかけているそう。
酵母を起こした後、元種作りに3日。その後パンは生地を作ってから一晩寝かせ、焼き菓子の場合は3〜4日を目安に冷蔵庫で低温長時間発酵させています。
天然酵母はゆっくり発酵させることで、小麦粉本来の旨みと甘みをぎゅっと凝縮して引き出すため、焼き菓子は焼きあがるまでに1週間もかかっているのだとか!おいしさのために手間ひま惜しまないとはまさにこのこと・・・。じーっくり味わって頂きたいですね。
さらにバナナとくるみのサワードウパウンドケーキ、一度食べたらハマること必至のチャイサワードウグラノーラ。ボリボリっとした噛みごたえある食感のグラノーラはヨーグルトにかけたり、そのままおやつにしたり。
最近加わったアイテムが甜菜糖を使った有機あんこ。
あんこ好きな息子さんのためにあんこを炊くようになり、ベーグルやスコーンにあんバターをトッピング。インスタで投稿するとあんバターに反応する方が多く、BOXにも追加することにしたのだとか。
オーダー後に、在庫があれば各アイテムを追加することも可能(オーダー時に確認を)。
KANAKOさんの想いと、こだわりがぎゅっと詰まったSENAKA BAKES便。
使用する素材はできる限りオーガニックにこだわり、安全安心を追求。
シンプルで滋味深いパンや焼き菓子はまさに口福のおすそわけ。
SENAKA BAKESのインスタから、チャンスがあればぜひ一度味わってみてください!