ラブバードカラーサロン主宰
パーソナルカラーアナリスト
小川良子
色彩検定1級
カラーデザイン検定1級
旅行で訪れたシンガポールに恋し、再度渡星。日本語教師としてのキャリアをスタート。その後、シンガポール人と結婚し、主人の転勤に合わせて日本、中国と生活の場を移す。
上海で暮らしていたときにパーソナルカラーアナリストに出会い勉強を始める。
2018年にシンガポールへ帰国し、現在は「色の力を使って、内面と外見を応援する」をモットーにBedokの自宅のラブバードカラーサロンにてカラー診断やレッスンを行う。
この2つの段ボール、どちらか持つのを手伝って!と頼まれたら
あなたはどちらを持ちたいですか?
私だったら白を選びます!
なぜなら、軽そうに見えるから
皆さん同じではないでしょうか。
実際に白と黒の箱で重さの感覚を検証したところ、
黒は白の1.87倍重く感じるという結果が出ています。
これは黒の箱では1㎏の荷物でも1.87㎏の重さに感じてしまうということ。
では、重く感じるのは黒だけ???
私たちはどんな色を重いと感じるのでしょうか。
例えば、同じ青系統である紺、水色を想像してみましょう。
重いと感じるのは紺、軽いと感じるのは水色ではないでしょうか。
この感覚の違いは色の明るさ(明度)による現象です!
私達は暗い(低明度)の物ほど重く、明るい(高明度)の物ほど軽く感じます。
では、色において最も明るい色は何かというと?
白!逆に一番暗い色は黒になります。
この色の重さを効果的に利用しているのが・・・引越し業者!
荷物を入れる段ボールの色と言えば茶色ですが、
最近では段ボールに白を用いている業者が多くなっているのをご存じでしょうか。
これは、白の効果によって心理的に作業者の負担を減らすため
なのです!
実際に茶色から白の段ボールに変更したところ作業効率が上がったそう。
茶色と白の段ボールを比較すると1.3倍ほど重く感じるという検証結果も出ているそうです。
1日に数百箱も運搬する作業者にとって効果は大きいと言えますよね。
色の重さを知ると私達の生活にも活用できます♪
例えば、プレゼントのラッピング!
プレゼントを高級そうに見せる色は・・・
暗い色ですよね。
重く感じる暗い色は高級感、重厚感といったイメージを与え、
軽く感じる明るい色はカジュアルや若さといった印象を与えます。
大切な記念日や、ご年配の方へのプレセントにはより重厚感があった方が気持ちも伝わるかもしれませんので、暗い落ち着いた色で包装すると良いですし、
若い方へのプレゼントや、ちょっとしたお礼などで、相手にも気を遣わせたくない場合は、白や淡い色の包装紙だと心理的にも重さを感じず気軽に受け取ってもらえるかもしれません。
ぜひ贈るものや相手に合わせて色を変えてみてくださいね♪
色の学びには毎日の生活に役立つ内容が盛りだくさんです!
私たちと一緒に色を学びましょう♪
Lovebird color school
グリーンライン ベドック駅徒歩1分
美色コーディネート初級・中級
プロ診断士養成講座もご用意しております。