パーティ、忘年会にもぴったり
“Sun with Moon”に日本を感じる
ふぐメニューが期間限定で登場
シンガポーリアンに大人気で、ランチ時にはウェイティングの列ができる日本食レストランSun with Moon。
これまで特に日本人向けの広告を出していないこともあり、日本人の間では知る人ぞ知る存在でありながら、オープンから17年の実績を誇る店。
17年間、吉兆出身の日本人料理長が厨房を仕切り、日本食のクオリティをキープ。決してブレることなく、日本人が食べても絶対に満足できる安定の美味しさを提供し続けているんです!
現在は、今年7月から新しく日本からやってきたベテランの大友シェフが厨房を引き継いでいます。
そんなSun with Moonの12月末までの期間限定の味覚は、
なんと「ふぐ」!
実はシンガポールのふぐに対する輸入規制が8月31日に変更され、無毒の養殖フグの可食部分に加え、皮や白子も認可を受けた指定業者から初めて輸入できるように改定されました。
そこでSun with Moon でもふぐの扱いをスタート、レストランの17年の歴史の中でも初めてメニューに登場することに。
下関からやってきたフグを、てっさ(刺身)、唐揚げ、鍋と、さまざまなスタイルで楽しめちゃいます。
まず“ふぐ”と聞いて思い浮かぶのが、透き通るほど薄〜いお刺身、てっさ($45)。
全く臭みもなく、ふぐの旨味を最大限に引き出すふぐ専用のポン酢でいただきます。コリコリとした食感を存分に楽しめる一品。
唐揚げ($23)は、パリパリっとした皮とふんわりとした白身の食感が対照的。
骨までしゃぶってください。下味がついているのでそのままで十分おいしい。お好みですだちやポン酢をどうぞ。
ふわふわの白子焼き($25)は、口の中でとろける美味しさ。
そして大本命のふぐ鍋!!
($40/一人前 ※二人前から注文可)
水と昆布、ふぐのアラから出る旨味で、美味し〜いお出汁ができるんだとか。楽しみ!
煮込むこと数分・・。ふわ〜っと湯気がでてきたところで蓋を開ければ、中からぐつぐつ美味しそうに煮込まれた野菜とふぐのアラが顔を出します。
スープを一口すすれば、骨から出たお出汁が身体に全体に染みわたり、シンガポールにいるのに日本の冬を感じることができます。
季節料理を食べると常夏に住んでいても一瞬、日本のその季節にいる感覚になるのは日本人ならではかも。
いきなりポン酢につけるのは濃すぎてしまうので、少しづつポン酢を足しながらいただきます。
ふぐはふんわり、野菜はしゃきしゃきでまさに新鮮そのもの。
と、ここで料理長からアドバイス。ふぐのアラの中でも、中骨の一番太いこの部分は最後まで残しておいて!この太い骨から旨味がしっかり出てくるので、最後まで残しておけば、最高に美味しい黄金の出汁が完成するそう。
その後は・・・もちろん雑炊がマスト!
雑炊は卵をふわふわにするために、ぐつぐつ煮込まず、出汁が沸いたところにご飯を入れて、卵はさっと入れて、お塩をひとつまみ。
まずはそのままいただきます。
野菜とふぐの旨味が十分に染み出したお出汁はやさしく上品で繊細な美味しさ。
日本人で良かった〜と思う瞬間かもしれませんね。次に、数滴のポン酢を入れてみると、ぐっと味が引き締まります。
いろいろな鍋料理がある中で、最後の雑炊が美味しい鍋こそ、完成された鍋料理と語る大友料理長。
鍋のなかでも最高峰に入るふぐ鍋は、カジュアルなレストランの中ではちょっとお値段が上がりますが、ちょっといいものを食べたい、年末年始のパーティを特別にしたい、そんなニーズにはぴったりのメニュー。
日本人同士の集いはもちろん、これまでシンガポールでは気軽に食べられなかったふぐ料理をローカルのお友だちに紹介しても喜ばれるはず。
さらに立地も好条件。アクセス良しのオーチャード駅直結の、ウィーロックプレイス3階で、5~7人向けの個室や20人程度が入る宴会向きの小部屋もあり、年末年始の集いを考えている人もピッタリ。
通常メニューはランチ弁当や、ちらし寿司、どんぶり、ステーキなどバリエーションも多く気軽に利用したい一軒です。
ピーク時の利用は予約がおすすめ。
店舗情報
501 Orchard Rd, #03 -15 Wheelock Place, Singapore 238880
TEL: 6733 6636
WEB: https://www.sunwithmoon.com.sg/
Opening Hour
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EVERYDAY11:30 AM - 9:30 PM(L.O.)