ラブバードカラーサロン主宰
パーソナルカラーアナリスト
小川良子
色彩検定1級
カラーデザイン検定1級
旅行で訪れたシンガポールに恋し、再度渡星。日本語教師としてのキャリアをスタート。その後、シンガポール人と結婚し、主人の転勤に合わせて日本、中国と生活の場を移す。
上海で暮らしていたときにパーソナルカラーアナリストに出会い勉強を始める。
2018年にシンガポールへ帰国し、現在は「色の力を使って、内面と外見を応援する」をモットーにBedokの自宅のラブバードカラーサロンにてカラー診断やレッスンを行う。
目立つ色と言えば、赤や黄色、オレンジのような明るい色を思い浮かべる人が多いと思います。でも、それは昼間の話。
実は夜は青い色の方が鮮やかに美しく見える事をみなさんご存じでしょうか。
左は昼間、右は夕方の道路標識の見え方です。
昼間、赤の標識は目立ってよく見えます。
しかし、夕方になると暗くぼやけてしまい、青の標識の方が認識しやすくなります。
この写真の方がわかりやすいでしょうか。
左が昼間、右は薄暗い夕方の見え方です。
昼間の青と赤を比べると、赤の方が明るく見えますが、薄暗くなった状態では赤よりも青の方が明るく見える事がわかりますよね。
この現象は私たちの眼の仕組みによるもので、
人間の眼の感度が明るいところでは赤に対して高く、薄暗くなってくると青に感度が高くなる特性を持っているのです。
これはチェコの生理学者であるプルキンエさんが発見したので「プルキンエ現象」と呼ばれています。
事実、道路標識は夜間でも見やすいようにするために青かったりするんですよ。
プルキンエ現象は日常生活の中にも応用されているのです!
さて、本題のドレスの話に戻しましょう!
薄暗い夜のパーティーに鮮やかな赤いドレスを着ていったら…
くすんだ赤に早変わり!
艶やかに美しくみせるなら青いドレスがオススメです。
目立ちたい!主役になりたいあなた!
昼間なら赤、夜のお出かけだったら青のドレスを選んで下さいね♪
プルキンエ現象!といったら、
「暗いとこでは赤は暗くなるけど、青は明るく見える」
とぜひ覚えて下さい!
プルキンエ現象は色彩検定2級で学びます。
昨年より色彩検定がシンガポールでも受験できるようになった事をご存じでしょうか。
色彩を理論的に学ぶと色に関する知識が増えて面白いですよ。
ドレスの話が面白いなと思ったあなた!一緒に色を学んでみませんか?
執筆
ラブバードカラースクールインストラクター
赤坂あゆみ
Lovebird color school
グリーンライン ベドック駅徒歩1分
美色コーディネート初級・中級
プロ診断士養成講座もご用意しております。