【Hanakoの英語でシンガライフ vol.1】『修理の頼み方編』
初めまして。Hanakoと申します。
海外生活はここシンガポールが3カ国目。以前暮らしたアメリカとイギリスを含め、日本でもずっと英語を使う仕事をしてきました。過去に英語が分からず落ち込む経験を繰り返した甲斐あって、今では様々な国の人たちとのコミュニケーションを楽しみながら、そういったことができるシンガポール生活の素晴らしさを実感しています。
さて、海外で暮らしていると、「もっと英語で自分の気持ちをしっかり伝えられたらなぁ。」と思うことってよくありますよね。時には英語での言い方が分からないためにやむを得ず相手に判断を任せた結果、なんとなく損をしてしまったり、自分の本来の希望とは少し違うのに、つい”OK!”と言ってしまったりして後で内心もやもや・・ということもあるかもしれません。
そこで今回から、シンガポール生活の中で自分の思いを伝えるのに役立つ英語表現を、シチュエーション別に少しずつ紹介していきたいと思います。
第一回目のテーマはこちら!
『家への訪問はできるだけ時間どおりにきてもらいたい!!』
海外にいると、日本では考えられない頻度で物が壊れて修理が必要になりますよね。そして洗濯機やエアコンなど生活の要が壊れてただでさえショックを受けているのに、更に約束の時間になってもなかなか修理が来ないこともしばしば・・・。時にはすっぽかされることも!
私は以前住んでいたロンドンで「9時から17時の間に修理に行くから。」と言われて黙ってその間ずっと家に居たような人間でしたが、今はアポをとる時に訪問時間が決まった時点でこう言うようになりました。
『Could you please assure me that you will be on time?』
時間どおりに来ていただけますか?
また、この後に次のように付け足すと、時間どおりに来てほしい理由が伝えられてより感じが良くなります。
『I will not be home before or after this time slot.』
その時間の前後は外出していて家に居ないんです。
『I have other commitments.』
それ以外にもその日先約があるんです。
assureというのは、「保証する」「確実にする」というような意味の言葉ですが、このような言い方だと押し付けがましくありません。ですが、”Please be on time.”や “Please don’t be late.”というような言い方は、上から指示するような強すぎる印象を与えることがあるのでこの状況では避けたほうが良いでしょう。commitmentは「約束事」や「果たさなければいけない責任」という意味があります。Slotは細長い小さな穴のことですが、「時間帯」「時間枠」という意味でよく使われます。
更に、次のひと言を付け加えると「一体いつ来るんだ?」とイライラしながら待たずに済むかもしれません。
『If you are running late, could you please call me?』
もし遅れる場合は私に電話していただけますか?
修理にしてもデリバリーにしても、需要が高くて大忙しなので約束時間に遅れるのも分かる気はするんですけどね・・・。ですが今までただ訪問者を待つだけだった方は、こうして一言を伝えておくことで待ち時間を減らせる場合もありますので、ぜひ次回使ってみてくださいね。
See you next time!