東大生発オンライン個別指導塾の創業者&塾長にインタビュー
小学生から高校生を対象に月額19,800円~で現役東大生によるオンライン個別指導が受けられ、勉強計画もサポートしてくれると日本全国で話題の塾があるのをご存じでしょうか。
シンガポールをはじめ、バンコク、ホーチミンなど国外に住んでいるお子さまでも、安心して日本最高峰の勉強方法を学べるチャンスとあって、今回BYST(バイスタ)では創業者の飯田雄貴さん(東京大学法学部)と現在塾長を務めている李文さん(東京大学法学部)のお二人にお話を伺いました。
お子様の教育に関心があるパパ・ママは是非、最後まで読んでください。
さっそくですが、東大寺子屋のサービスについて教えてください。
李)とてもシンプルなシステムで、オンラインのzoomアプリを使って東大生講師が生徒と1対1で個別指導をするという形態です。
講師は生徒に合ったカリキュラムや授業を展開するので小学生から高校生まで幅広く使われています。時間外でも、わからない点は講師にLINEで質問が可能です。現在まで卒業生含め170名ほどの方にご利用いただき、講師は累計で50名ほど在籍していました。
勉強の悩みや勉強計画などをいい意味で「東大生に丸投げ」できるという点で強みがあるサービスだと思います。
飯田さんが東大寺子屋を立ち上げたのが2023年でした。創業に至った思いを教えてください。
飯田)それまでにも起業に関することは色々と経験していたのですが、別の東大生家庭教師事業を売却した方と出会ったことをきっかけに「東大生のオンライン家庭教師は流行っているが、料金プランはどうなっているのだろうか」と思い調べたところ、びっくりするほど高額で。自分でお金を稼ぐようになっていたので、その時に初めて、塾の料金の高さに気づけました。
そこで「東大生が勉強・勉強法を教えられる環境を誰にでも用意したい」と考え、設立にいたりました。東大には地方出身の学生も多く、勉強する環境がみんな恵まれていたわけではありません。そうした境遇や環境格差をなくしたいという気持ちもありました。
現在、塾長は李に代わっていますが、無料体験やほかの企画、イベントなどで自分でも教えたりと僕も関わり続けています。
現在は李さんが塾長を務めていらっしゃいますね。
李)私は飯田に誘われる形で入り、現塾長として引き継ぎました。東大寺子屋を始める前から、小学生から浪人生に至るまでの家庭教師をしていたので、コロナをきっかけにオンラインを作りたいと思っていたタイミングで飯田さんから声がかかったんです。
東大生によるオンライン指導塾はすでにいくつも存在しますが、その中で特に東大寺子屋の強みと言えるものは?
飯田)お客様目線でいくと、一番のポイントは手頃な価格設定と言えます。東大寺子屋は基本料金が安い上に、テキスト代などの追加料金が授業追加以外で発生することはありません。広告費を抑えていますし、採用もすべて自分たちでおこなっているので採用費もかけていません。
講師の選抜基準や、採用で重視するポイントを教えてください
李)すべての講師がまず「東大寺子屋」のポリシー、理念に共感してくれているかどうかという点です。最初の面談の際にその点をしっかり伝えた上でスタートします。私たちの理念として“地方教育の格差の是正”がありますが、そのために対面に近づけるよう授業効率を上げ、親身に生徒に寄り添い授業を行うように綿密なマニュアルを用意しています。このマニュアルを熟読した上で講師は個々のオリジナル授業を展開していきます。できない、やる気のない生徒たちにも根気強く接した上で、生徒のやる気を引き出すことができる講師を中心に選定しています。
飯田)それから、過去に勉強でつまずいたことがあるなど、苦しい経験がある人や、生徒に共感できる人というのも大事な点だと思っています。
理想とする講師像はありますか?
李)生徒にとってどういう先生でいるべきか、これは飯田ともよく話し合いましたし、尊敬される、憧れを持たれる存在でなければならないという共通認識として持っています。
飯田)そうですね。その上で、生徒の良さをいちばん最初に見つけてあげて、ポジティブに向き合って、いい部分を伸ばして成績を上げていくということを僕は大切にしてきました。それぞれの生徒には絶対に良いところがあり、努力ができると信じています。
オンライン授業で気をつけていることは?
李)大抵の場合、親御さんが塾を探してきて家庭教師をつけます。まずはお子さんのモチベーションを上げて、さらに成績を上げていかなくてはいけません。
オンラインの画面でも生徒の顔を見れば理解できているかわかるので、不安そうなら「わかる?ホントに大丈夫?」というように積極的に聞いてあげるようにしています。勉強に消極的な子に向けた塾でもありたいと思っています。
今までで印象に残っている生徒さんはいますか?
飯田)週5回の無料体験をすべて一人でやっていたこともあるので、みんなに思い出はありますが、特に印象に残っているのは、数学が苦手だったお子さん。数学との向き合い方を教えたら、2ヶ月で学力アップしたんです。
やった気になっても学力は伸びないですし、勉強のやり方次第で結果が出ることを目の当たりにしました。その子の本来の力を引き出せたという点で嬉しかったです。
受験対策ではなく、単純に学力を伸ばしたい、というニーズにも対応していますか?
飯田)もちろんです。受験指導だけではなく「学校の勉強についていけない」「学校の勉強が簡単すぎる」といったお悩みにも対応しています。
李)受験生が生徒に多いのは確かですが、受験に限らず日々の学習を地道に積み重ねることが真の学習だと思っています。
そのために寺子屋では非受験生への試験対策、受験を見据えた先取り学習等も一部行っています。
テクニックを教える受験塾は多くありますが、寺子屋なら受験生ではない学生こそ東大生と勉強の楽しさ、面白さを追求しながら、日々の勉強の習慣づけや、授業についていけるようになります。
我々は生徒と年齢が近い分、気持ちがわかり、寄りそった授業ができると思っています。受験どうこうにかかわらず、そういった点でも寺子屋を活用して欲しいと思います。
親は先生とコミュニケーションが取れますか?
李)最初の無料体験の際に、親御さんからしっかりお話しを伺います。
その後も親御さんからの相談も多いので、“なんでも相談室”みたいなのを作ろうかと議題にあがっているところです。
ご自身はどのような学生時代を過ごしていましたか。
飯田)お恥ずかしながら中学生〜高校2年生までは、先生から大学に上がれるか危ないと言われるほどの、学年最下位レベルでした。
そもそも勉強をやる意味なんてなくないか?と思いながら生きていましたが「このままだと本当に大学に行けないんじゃないか?」と思い、勉強を始めました。そこからは成績もすぐに上がり、自分が試行錯誤をすることが本当に好きで、かつ得意であることに気付けました。勉強だけでなく、スポーツなども同様の思考手順ですぐにできるようになっていきました。
李)僕の場合は、中学はサッカー漬けの日々、高校はバンドと学校行事に明け暮れていました。高3の初めまでまともに勉強もせずに、周りに流されるがまま理系に進み、現役の東大理1類受験を不合格となってしまいました。
その後自己の勉強方法を改め、効率と定着度を重視した自己サイクルを見つけて、11ヶ月で2科目ゼロから始めた社会を完成させ、東大文科1類に合格しました。
お二人とも、自分自身で勉強法を確立していったんですね。すごいです。勉強について、大切にしていることを教えてください。
飯田)『最短効率』です。
逆転合格のようなものを目指して塾を利用される方は多いですが、愚直に勉強をしていては、勉強量には勝つことができません。「勉強量に打ち勝つ勉強法」を学ぶことが、その後の人生における学習にも多大な効果を発揮すると思っています。そして、その技術は他の分野でも応用できます。
李)まずは「楽しくないことをやらされている」という気持ちから逃れることです。勉強しなきゃいけない以上、学習したものが自分の人生の財産として蓄えられていきます。新しいことを知れることへの探求心を忘れずに向き合うことが大事です。そして、勉強するにおいて大切なのは「自己分析」「何を学んだか」「考えること」これらを意識することで格別に勉強効率は良くなります。
詳しくは寺子屋メソッドとしてぜひ寺子屋に入会後に学んでいただきたいです!
東大寺子屋が未来ある子供たちに、提供できることは何だと思いますか?
飯田)PDCA(思考のサイクル)を回す技、でしょうか。この考え方は勉強と相性が良いと思うのですが、プランを立てて実行、その結果を見て改善していくという手法で、勉強だけでなく、人生の各所に生かすことができるテクニックです。
実際「受験勉強で習った内容そのものが将来的に役立つことは稀」です。
勉強をする目的は僕は大きく2つだと思っていて、①「どうやったら成績を伸ばすことができるか、ゴールを目指すことができるか」に対する思考錯誤を学ぶこと、②学歴を手に入れること。
②は結果論として得られるものなので、誰にでも価値を提供するという点で①が東大寺子屋からできる価値提供になります。
李)勉強というのはひとえに才能に依存することではありません。自身の努力、自己分析、日々の積み重ね、これらが実を結び、将来の自分の糧になるための貴重な経験の場です。目先で覚えなきゃいけないことだけにとらわれず、長い目で勉強の意義を見出し、考える力を養うことを目的としています。
海外で生活している子供や親御さんに一言お願いします。
飯田)海外と日本を繋ぐ方法として、オンライン指導は本当にピッタリだと感じています。日本から最新のノウハウを提供させていただきますので、ぜひ我々にお子様の勉強をお任せください。
李)日本と海外の教育にはそれぞれメリットデメリットがあると思います。我々寺子屋が海外の教育のメリットを吸収しつつ、日本の最高峰の勉強法を東大生から直接提供できるサービスとなるよう励みたいと思います。よろしくお願いします。
―ありがとうございました!
住んでいる場所に関係なく、勉強に悩めるすべての生徒に質の高い学びの機会を提供したいという真摯な思いが伝わってくるお二人でした。帰国受験を見据えた学習や、補習、日本式の科目を学びたいなど、海外に住んでいるからこそのニーズにも見合う、東大生によるオンライン個別指導。
それぞれに合わせたオーダメイドの学習計画から頼りにできるので、勉強の進め方に迷っている人はまずは無料体験でトライアルしてみてはいかがでしょう。
受講料
❶月4コマ 19,800円(税抜)
コーディネーターありの場合
❷月4コマ 29,800円(税抜)
❸月8コマ 46,600円(税抜)
《コーディネーター特典》
①勉強の進捗管理(週2回ほど計画シートに沿って進捗をLINEで確認)
②模試の成績回収(受けた模試の成績を提出してもらい、成績管理とアドバイス)
③志望校の相談(LINEを使って勉強相談や志望校相談)
④月1回のzoom面談(親に成績や進捗報告の場)
⑤質問対応し放題
東南アジア在住者向け無料説明会のご案内
東大寺子屋を知ろう!
お子様の受験対策、小学生から勉強を習慣化させるには?
現役東大生がお子様に合った勉強スタイルでサポートするオンライン個別指導塾『東大寺子屋』。
実際のカリキュラムは? 個別オンラインクラスではでどのような指導を行うのか?なんでこんなに安く実現できるの?東大生って教えるの上手なの?などの疑問を解決。
これまでの生徒さんの実績や年齢ごとの取り組むべきことを話していただきます。
【日時】
10月27日(日)
午前の回:10時~
午後の回:14時~
各回ともに30分
※表示はシンガポール時間です。
【トークテーマ】
★ 創設の想いに
★ 東大寺子屋の強み
★ オンライン指導特徴
★ 授業のクオリティー
★ コンサルタントプラン(進捗管理、伴走型サポート)
★ 受験業界の現状
スピーカー:
創業者:飯田雄貴さん(東京大学法学部)
塾長:李文さん(東京大学法学部)