シンガポールの生活において、生活環境や水や食事の変化で髪質や肌あれなどで悩む女性が多いというのはよく話題に上がりますが、それともう一つの悩みとして上がるのが白髪について。
BYSTのアンケートでも年々白髪染めに関するニーズが高まってきています。
シンガポールに生活する日本人女性は30~40代がボリュームゾーンなので、ちょうど白髪が生えてくる時期なこともあるかもしれません。
そんな悩みの種の一つの解決策として、ヘアサロン『AUBE』が髪にも優しいオーガニックのカラーメニューを始めたということで、最近増えてきた白髪に悩むHさんと編集部が体験取材をしてきました。
自然とともに生きる豊かなライフスタイルを提案する『ヴィラロドラ』
今回使用するオーガニックカラー剤はイタリア・ウンブリア州で生まれたプロユース専門メーカーKemon社のオーガニックブランドを日本の大手美容メーカーmilbon 社が監修した『ヴィラロドラ』。
代表的なオーガニック認証機関ICEAの認証を全製品取得し、オーガニックの統一基準COSMOS(コスモス)の規格もクリア。
・石油由来原料の使用不可
・遺伝子組み替えの原料やコラーゲンや牛脂などの動物由来成分を使用しない。
・合成染料、シリコンなどの合成誘導体を使用しない。
・自然由来成分は92%以上
高品質・高機能なことはもちろん、5年後、10年後の地肌や髪だけでなく、地球環境のことも考えた製品づくりに取り組んているメーカーです。
髪にやさしく、健康な艶を長く保ちたい
『髪は女性の命』という言葉があるように、長く健康で艶のある髪質を手に入れたいもの。
★普段カラーをしたあと頭皮がセンシティブになる
★長年使うものなので安全なものを使いたい。
★カラー剤の匂いが気になる
こんな考えの方にはおススメしたい製品です。
今回の体験してもらったHさんは30代後半に差し掛かるにつれて分け目の白髪が気になるようになってきたため、これからどのようなスタイルにしていけばいいかちょうど悩んでいたところ。
Hさん『真ん中の分け目に多く、センターわけができなくなってしまったんです。』
今回担当するAUBEの田村さん曰く、『白髪をハイライトなどでぼかす方法もありますが、ブリーチを使う事で髪を痛めてしまう事にもなりますし、色が抜けてくると黄色く明るい色になりがちです。
。長く健康な髪を保つためにも、このヴィラロドラを使って白髪の箇所だけを染めると綺麗に艶のある髪のままスタイリングできます。 白髪の原因の一つに日焼けがあるので、紫外線の多いシンガポールで増える方もいるんです。』
田村さん『もともとオレンジ~赤味が多いので、ブルーブラウンを足して柔らかさを出していきましょう。』
白髪だけにオーガニックカラーを
まずはカラーから。
今回はオーガニックカラーを白髪箇所にのみ使用。他の箇所は白髪染めではないカラーを使用して透明感を維持します。
センターに白髪が多いので、トップから白髪だけを拾いホイルを使って白髪染めをしていきます。
白髪をオーガニックカラー染め終えでたら、全体をブルーブラウンカラーでアッシュ系に仕上げていきます。
しばらく置いた後はしっかりとシャンプーで流します。
シャンプー時にはオプションで炭酸泉シャンプーを選べます。頭皮の汚れを落とし、血行を促進する効果があるので、頭皮ケアも同時に行うのもおすすめだそうです。
しっかりとブローした後はこんな感じ。
センターラインを中心に多かった白髪がしっかりと馴染んでいます。
最後に毛先を整えたら完成です。
白髪の対処方法として、ブリーチを使用して明るい色に寄せて隠す白髪ぼかしを取り入れている方も多いかもしれませんが、『髪を健康に保ちたい』、『明るすぎるカラーはちょっと』と思っている方は今回ご紹介したオーガニックカラーに関して相談してみてはいかがでしょうか。
スタイリスト田村さんから読者へ
皆さんそれぞれの髪の毛の生え方や状態が違うので、その方に合ったものをご提案させていただきます。今回のように白髪と全体と適材適所でカラーを選ぶことで、髪の毛を大切に素敵なスタイルに仕上げさせていただきます!
オーガニックカラー
通常のカラー料金+$20
※髪の長さによって料金が異なります。