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シンガポールに住んでいると同僚やママ友との話題に上がることの多い資産運用や学資保険。将来のことを見据え、少しでも早い行動が大切です。
でもいったいなにをしたらいいの? そんな方も多いと思いますが、このコラムは知れば納得の耳よりな話をファイナンスアドバイザーである、石井くみ子さんがご紹介します。
Vol.2 海外での医療保険の重要性
シンガポールで医療保険に入っていない、という方にお会いすると私のお説教スイッチがパチッと入ってしまいます。
だってそれって本当に危険なんですよ。
シンガポールは盲腸でも200万円の医療費がかかり、
日帰りの手術やちょっとした検査入院でもすぐに100万、
突然の心疾患や脳疾患で700万下手したら1500万、
あっという間に請求されてしまいます。
シンガポールでは、医療は福祉ではなく、ビジネスです。
何かの治療が必要でその方法を選択して行く時に、治療プランA,B,C、その全てに値札がついている、しかも担当のお医者さんの時価で。
何かの治療が必要でその方法を選択して行く時に、治療プランA,B,C、その全てに値札がついている、しかも担当のお医者さんの時価で。
「あなたのはどの先生の、どのプランであれば払えますか?」と聞かれてしまうんです。
自己破産さえ起りえる
かくいう私も、シンガポール在住20年、最初の10年ぐらいは医療保険の重要性を知らず、加入していませんでした。
何かあったら、会社(前職の)がなんとかしてくれるでしょう?
日本人だし、日本のなんとかで、なんかなんとかなるじゃない?という甘い考えで!
そんなだった私は当然、「なんかなんとかなるわけないじゃない!」と友人達に叱られ、
紹介してもらった保険のコンサルタントさんにも「下手したら自己破産ですよ」と厳しく言われ、半信半疑で加入した医療保険。言われるがままに加入して、その後しばらくして大変大変お世話になる結果となってしまうんです。。。
医療保険ご案内をしていてよく言われる事は、
「病気になったら帰ります」です。
確かに、そうできたらい良いのですが、私が見て来ている中では、帰れないケースがほとんど。。。
激しい痛みを伴う場合、
そもそも飛行機に乗ることすら許可してもらえないケース、
仕事があって国を離れられない、
突然の事故、
今すぐ処置が必要な心疾患や脳疾患。
そんな状況だったら、日本に帰っている場合ではありません。
そして、こうも言われます。
「友人に聞いたら、医療保険は年500ドル位らしいんだけど、
御社はなんでこんな高いんですか?」
医療保険は年齢ごとに保険料が全然違います。
そのご友人は、同じ位のご年齢ですか?
そしてちなみに、その方は国籍はどちらでしょうか?
シンガポール人は、保険料の約半分をCPFから入金しています。
外国人の私たちは、CPFでの入金分がなく、全額をキャッシュで納める必要があるので、お見積もり額が高くなるのは当然なんです。
シンガポールの医療保険料は、どの会社で契約しても、保険料も内容もほとんど変わりがありません。どの会社のプランも、国がデザインをし、各保険会社に委託をしているというスタイルでだからです(日系の在シンガポール保険会社は除く)
日々お客様と様々な医療現場に立ち会い、医療保険の重要性を実感した上で、
私自身が、かつて私を叱ってくれた友人達の様に、
医療保険に入っていない方々への進言を思いとどまる事が出来なくなりました。
シンガポールで医療保険は、必須です。
日本で国民健康保険がないのはありえないですよね?
シンガポールの医療保険はそれと同等だとお考えいただけたら良いかと思います。
と、ちょっと、圧が強めになってしまったコラムでした。。。
皆様の事思っての事ですのでどうかお許しを。
医療保険のご相談は、待ったなしです。
お早めに、アドバイスを求めて下さいね。
【無料相談受付中】
シンガポールでの資産運用のアドバイスを日本語でしています。
医療保険(個人&企業)や学資保険など幅広く対応しているので、まずはお気軽に相談ください。
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