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新体操で育む運動神経と自己肯定感 vol.2

新体操で育む運動神経と自己肯定感 vol.2
一生に一度だけのゴールデンエイジ

こんにちは!シンガポールの新体操教室『バランスアカデミー』の 黒川絵里佳 です。

サーキットブレーカー中、皆さま如何お過ごしでしょうか。
前回は、自信をつけるメンタルトレーニングにお話をさせて頂きましたので、今回はいよいよゴールデンエイジについてお話をさせて頂きたいと思います。

子供の運動神経が著しく発達する時期をゴールデンエイジといいます。
具体的には5~12歳(年長~小学6年生)の期間。

体の動かし方、動作、技術を短時間で覚えることができる、一生に一度だけの貴重な年代をゴールデンエイジと呼ぶのです。

成長が早い時期の5歳と12歳では身体的違いが大きいので、ゴールデンエイジを「プレ・ゴールデンエイジ(5~9歳)」「ゴールデンエイジ(10~12歳)」に分けて考えます。

プレ・ゴールデンエイジ(5~9歳)の特徴は「神経系の発達」です。

1928年、アメリカの医学・人類学者であるスキャモンによって発表された『スキャモンの発育曲線』によると、体の発育の中でも運動神経に深く関係のある神経系は、5歳までに80%完成してしまいます。そして、なんと12歳までには100%出来上がってしまうというのです。

子供がすぐに動きを覚えたり、技術を習得できるのは、この神経系が一気に発達する時期に運動や遊びを行っているのが要因なのです。

また運動神経などの神経回路に関しては、一度形づくられて発達すると、消えることはなかなかありません。みなさんも自転車に一度補助輪なしで乗れれば、2回目以降もずっと乗れるはずですし、何年か乗らずに再び乗ったとしても運転はできるはずです。これらは神経系が衰えずに、自転車の乗り方を覚えているからこそできることなのです。

12歳では神経系の発達はほぼ100%で大人と同じ。つまり、あなたの今の運動神経も10-12歳の時につくられたものです。

この時期にさまざまな動作を経験することで、脳が刺激され、運動神経も発達していきます。

ゴールデンエイジ(10~12歳)の特徴は「即座の習得」です。

「即座の習得」とは見よう見まねですぐできてしまうことのことです。
ゴールデンエイジ期の子どもは、初めてチャレンジする動作でも、手本を見ただけでできてしまうことがあります。

大人は、動く前に動作を理性で理解し分析しようとします。
「足の位置は・・・」「ひじは・・・」「タイミングは・・・」。まず考えてから動きます。

これに対して子供は、パッと見た直感だけで動きのコツをつかみ、その動作を習得してしまいます。

この時期の過ごし方が、子供の運動神経、能力に大きな影響を与えます。

どのような過ごし方をすればいいのでしょうか?

結論を言えば、この時期に色々な運動、スポーツをすることが大切なのですが。。。

例えばお子様に
「今はゴールデンエイジだから〇〇しなさい」「いろいろなスポーツをしなさい」と言っても全くピンとこないでしょう。

「好きなこと、面白いことに熱中し、すぐ飽きる」という子供の特性を利用して体を動かす方向に誘導しましょう。

難しいことではありませんよ。
「遊び」です!

特に、前回のブログで紹介させて頂いた ・鬼ごっこ・けんけんぱ・缶蹴りなどの”昔遊び”のことを指します。

遊ぶことによって、身体を動かし、無意識のうちに運動神経を発達させます。
しかし、外で遊べない今のサーキットブレーカーのこの時期は特に、保護者の方の積極的な関りが必要になります。

例えば、家の中で体を使った遊びができる環境を作るだけで、子供だけで工夫して遊ぶようになるでしょう。
(廊下に置いたバランスストーンで遊ぶ子供。バランストーンとは、石の上をジャンプしながら小川を渡るイメージの遊具。)

バランスアカデミーのインスタグラムに、ご自宅で親子で出来る全身運動をたくさん載せておりますので、是非参考になさってくださいね。
https://www.instagram.com/balanceacademy/

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