シンガポールの様々な分野で活躍する方を紹介する企画。
第一回はインスタグラムを通して出会ったシンガポール人スポーツフォトグラファーShaun HoさんをBYSTヨガヘッドインストラクターのMisatoが紹介します。
出会いはインスタグラムでの突然のDM。
@bystアカウントでのヨガ関連の投稿を見ていて、是非私たちヨガインストラクターのポートレートをスタジオで撮りたいという問合せでした。
Shaunさんのインスタアカウントにはダンサーやスポーツに関わる素敵な写真が沢山。ホームページにも過去の作品が沢山。
スポーツイベントで撮った写真は多くのメディアに掲載され、またダンサーなど個人のポートレート撮影の実績も豊富、とてもアーティスティックなフォトグラファーです。
そんなShaunさんに現在に至るための経緯を伺うと、次々と意外な事実が発覚しました。
博士号を持つスポーツフォトグラファー
実はShaunさん、 エンジニアリングの博士号(PhD)を持っており、普段は大学で働いているフリーランスのスポーツフォトグラファー。フォトグラファー歴は15年。
学生時代に写真好きが高じて学生生活のバイトとしてキャリアをスタート 。
しかしフォトグラファーとしては卒業後生活をするのが難しいため、学業で博士号まで勉強し、大学へ就職。一旦、撮影をメインで仕事とすることから離れます。
では、なぜ企業からもお仕事の依頼が来るカメラマンにまでなったのでしょうか?
1番最初の依頼は、体操をしている娘を持つ母親からで、これからプロを目指そうとする娘の為にプロフィール写真を撮影をしたいというものでした。
この撮影をきっかけに彼女の周りの体操やバレエをしている方たちの間で口コミで広まっていったことから始まり、企業やメディアから仕事の依頼が来るまでになりました。
また、スポーツイベントですと2010 Youth Olympics, 2011 / 2015/ 2017 SEA Games, 2015 ASEAN Para games, 2016 ASEAN University Games and the 2018 Asian Games などでも撮影しました。
プロフィール写真においては、主に夢を追いかけるセミプロのダンサーからの依頼が多く、これまでに100名以上撮影してきました。
撮影で心がけていること
被写体にこうして欲しいというリクエストは一切しません。
強制して固くなった場面ではなく、その人の本来の姿、その人自身が撮って欲しいものをおさめるだけということを心がけています。
あとは被写体の体のラインをどうやってきれいに撮るかということにはこだわっています。
お話しを伺った後、私たちBYST講師陣の撮影がスタート。
”好きなように動いて”という指示のみで、その一瞬一瞬の表情を素敵に撮っていただけました。
こちらが撮影の様子。
そして、こちらが今回撮っていただいた作品。
撮影はとっても楽しく、あっという間の3時間。
彼の素敵な作品に加わることができ、とっても光栄です。
バレエをされてる方を始め、スポーツに関わる人にはとても重要なプロファイル写真。あなたの素敵な一瞬を写真に収めてみてはいかがでしょうか。