【シンガポールに住んだら1度は行くべき名所 vol.1】
シンガポール統領官邸イスタナの一般公開へレポート
普段は入ることのできないシンガポール統領官邸イスタナは年6回、一般公開をしていて、毎回多くの人で賑わう観光スポットの一つです。
先日のハリラヤプアサ(Hari Raya Puasa)の祝日についに行くことができたので、レポートします。
現在の大統領はハリマ・ヤコブ氏。8代目であり、初めての女性大統領です。
シンガポールでは大統領は儀礼的な存在であり、行政権を保持しません。
さて、それを踏まえて、当日の様子です。
イスタナの一般公開は並ぶからと友人から聞いていたので、さすがに朝1番なら空いているだろうと思い、8時半開門に合わせていくことにしました。
開門5分前に到着するとすでに100名ほどが並んでおりさらには続々と人が集まってきます。
入場料はシンガポール人/PRは無料、外国人は$2(3歳までは無料)です。
この売り上げは慈善団体への寄付になるようですね!
入口でID(滞在許可証/パスポートなど)を確認し、お金を払うと中に進めます。
持ち込みが禁止されているものははさみやフォーク、刃物、ライターやペット、缶に入った食べ物や飲み物。
施設内で禁止されている事項は喫煙、飲酒、自転車やスケートボードなど。
Majulah Singapuraと書かれた素敵なエンブレムが施された門をくぐり、セキュリティーチェックへと進みます。
ようやく中へ入ると、まず目に飛び込んできた広大な自然に圧倒されます。
この広大な庭には9ホール分のゴルフコースがあるとか。
この日は天気もよくお散歩日和。
中に進んでいくとプログラムを発見。
開門から閉門までびしっとアクティビティが詰まっています。
他民族国家なのでインディアダンス、マレーダンス、チャイニーズオーケストラなどたくさんの異文化に触れることができるパフォーマンスがシンガポールの特徴です。
オウムがいたり、バルーンアートのブースがあったり、スナックコーナーなどもありますが、売り上げは全てチャリティーへ! 素敵な活動です。
シンガポールの歴史を紹介したテントもありました。
時代やカテゴリーに分けて今までの歴史を一歩ずつ振り替えることができます。
シンガポールのユニークな面をたくさん知るとこができてとても面白いブースでした。
この一般公開は多くのボランティアに支えられて運営されているようで、ボーイスカウトの少年・少女たちが道案内や、車いすの年配の方について回ったりと大活躍していました。
子供たちもかっこいい~といって一緒に写真を一枚。
入口から15分ほどゆっくり歩いていくと、白亜の官邸が見えてきます。
官邸に入るのには別料金がかかります。
シンガポール人/PRが$2、外国人は$4(3歳以下無料)。
残念ながら邸内は写真撮影が禁止ということで、ご紹介はできませんが
世界各国から大統領に贈られた友好の品がずらりと並べられています。
陶器や漆器、ウッドアートやガラスアートなど、どれもその国の文化を象徴する素敵な作品ばかりでした。
日本からの贈り物が見当たらなかったのですが、どこにあったのだろうかしら。
外ではちょうどインディアダンスのパフォーマンスが行われていて、多くの人が素敵な踊りに目を奪われていました。
2019年の一般公開はこちらの6日。
Chinese New Year (2nd Day) 6 February 2019Labour Day (Actual Day) 1 May 2019Hari Raya Puasa (Actual Day) 5 June 2019
National Day 28 July 2019
Istana 150 Commemorative Event 6 October 2019
Deepavali (Actual Day) 27 October 2019
次はナショナルデー近くの7月28日になります。
食べ物や飲み物の持ち込みはOKなので、サンドイッチやコーヒーを持ち込んで、芝生の上でピクニックをしている家族もたくさんいました。
広大な芝生の上で、普段の喧騒からは離れてでゆっくりとできる機会はあまりないので、次回はピクニックセットを持ち込んでもう少しゆっくり過ごしてみたいと思います。
まだ一度も行ったことない方がいたら、シンガポール滞在中に一度は行ってみてください。
The Istana
35 Orchard Rd, Singapore 238823
Istana Open House
https://www.istana.gov.sg/Visit-And-Explore/Istana-Open-House
一般開放日の営業時間は8:30-18:00