インターナショナルスクール特集 2023 Vol.3 (GIIS,OWIS,CIS)

『インターナショナルスクール特集2023』と題して、来る10月28日(土)に開催されるインターナショナルスクールフェア2023に参加する注目のインター校9つを紹介しています。

最終回はGlobal Indian International School、One World International School、Canadian International School の3校です。

第1回記事第2回記事 と合わせて、イベント当日までに気になるスクールをピックアップしておきましょう!

シンガポールで注目のインター校はこちら

Global Indian International School

グローバル・インディアン・インターナショナルスクール

3つの押しポイント

最先端の教育設備 | 高い進学実績| 良心的な学費

グローバル・モンテッソーリ・プラス・プログラム (GMP)、インディアン・セントラル・ボード・カリキュラム(CBSE)、 国際バカロレア(IB PYP/DP)、ケンブリッジ・ローワー・セカンダリー・プログラム(CLSP)&ケンブリッジ国際中等教育修了証(IGCSE)

全体生徒数:約3500人
日本人生徒数:2~3%

2.5歳~18歳

なし

入学金:$2,973.24~$3,749.76(税込)
年間授業料:$22,226.4~$28,226.88(税込)
※G1~G12

専門的なスキルを伸ばす充実した最先端の設備

世界11ヵ国64校を運営するグローバル・スクール・ファンデーション(GSF)に属し、シンガポール国内には「イーストコーストキャンパス(Nursery~G10)」と、プンゴルにある「SMARTキャンパス(Nursery~G12)」の2つを構えているインターナショナルスクール。

プンゴルにあるSMART キャンパスは、近代的な教育方法と革新的なテクノロジーを組み合わせ、専門的なスキルを伸ばすための最先端のスタジオが40以上あり、生徒が専門的な能力をさらに伸ばせる環境が整う。

9つのGEMS教育フレームワークを通して、生徒たちに全人的な教育(人間性を一面的な知識・技能にのみ偏らせることなく、全面的、調和的に発展させることを目的とする教育)を提供することで、教育、スポーツ、普遍的な価値観の教えや生徒の人格と個性の発達を促し、総合力のある生徒が育っていきます。 

これにより、ますます複雑化しグローバル化するこの世界で、卒業生が将来、卓越した能力を発揮できることに繋がると信じています。

選択制のカリキュラムと高い進学実績

生徒は「国際カリキュラム」と「インディアン・セントラル・ボード・カリキュラム(CBSE)※1」のいずれかを選択します。

「国際カリキュラム」を選択すると、5歳以上の小学部(G1~5)では、「国際バカロレア初等教育プログラム(IB PYP)」、中学部(G6~8)では、英国「ケンブリッジ・ロウアー・セカンダリー・プログラム(CLSP)」 で、批判的思考力と問題解決能力を伸ばします。

G9・10では「ケンブリッジ国際中等教育修了証(IGCSE)」 で幅広い教科の理解を深め、G11・12の「国際バカロレアディプロマ(IB DP)」につなげます。

「CBSE」は、G1~12の生 徒が学ぶカリキュラムです。

スポーツやアートをはじめ、リーダーシップスキ ルや地域社会での奉仕活動をしながら、学業に専念 します。

生徒が主役となって学びながら、知識の定着に重点を置き、継続的に習熟度を図ります。

進学実績もめざましく、卒業生は、ケンブリッジ大学、オックスフォード大学、インペリアルカレッジロンドン、コーネル大学のほかシンガ ポール国立大学、南洋工科大学、東京大学など、世界のトップ大学へ進学しています。

英語を初めて学ぶ生徒には「英語学習サポートプログラム(ELSP)」 を用意しており、それぞれの英語力に合わせ週に3~4回(または必要に応じて)丁寧な指導を受けることができ英語に不安なお子様でも安心して取り組むことができます。

このプログラムにより、読み・書き、文法学習など、英語での理解力やコミュニケーション力を高めていきます。

※1… インド中等教育中央委員会(Central Board of Secondary Education)が提供する教育カリキュラム。

豊富な課外活動と良心的な学費

課外活動も充実しており、人工芝のサッカー場、クリケット場、テニスコート、バスケットボールコート、オープンアウトドアエリアを有しており、スポーツを通して、身体能力だけでなくメンタルの強化を目指します。

他にも、バドミントン、チェス、ヨガ、体操、空手などのインドアスポーツ施設も充実しています。

特に特定のスポーツで活躍が目覚ましい生徒は「Gold Squad」というプログラムに推薦され、熟練したコーチのもとで集中トレーニング(無料)を受けることもできます。

スポーツ以外にも、クラシックや現代音楽・ダンス・料理・演劇・ディベート・陶芸・ロボット工学・ラジオDJなど、25以上の課外活動を用意しています。

また、インターナショナルスクールでありながら、学費は他校の4割程度に抑えられているのも嬉しいポイントです。

スクール情報

Global Indian International School (GIIS)

27 Punggol Field Walk, Singapore 828649
TEL: 6914-7100
WEB:https://singapore.globalindianschool.org/smart-campus

One World International School

ワン・ワールド・インターナショナルスクール

3つの押しポイント

グローバルカリキュラム|新キャンパス|良心的な学費

国際バカロレア(IB PYP/DP)、ケンブリッジ・ローワー・セカンダリー・プログラム(CLSP)、ケンブリッジ国際中等教育修了証(Cambridge IGCSE)

全体生徒数:
Nanyang・Suntecキャンパス 1300人
Digitalキャンパス 175人(9月7日時点)
日本人生徒数:
Nanyang・Suntecキャンパス 200人
Digitalキャンパス 20人(9月7日時点)

Nanyangキャンパス: 3歳~18歳
Suntecキャンパス: 3歳~11歳
Digitalキャンパス: 3歳~14歳

なし

OWIS Nanyang:
入学申請料: $1,168
年間授業料:$19,881 – $21,345

OWIS Suntec:
入学申請料: $1,168
年間授業料:$21,057 – $24,633

OWIS Digital Campus:
入学申請料: $1,168
年間授業料:$19,882 – S$ 22,857

※GST税別

多様性な環境で育てる価値観

学問的な厳しさと豊かな成長とともに、優しさや多様性の尊重など、人間としての中核となる価値観を重要視しており、低学年から基礎を固めることで、社会的認識、責任感、共感力を持って行動できる生徒を育てることを目指しています。

3~18歳の児童・生徒たちが世界70ヵ国以上の国・地域から集まるグローバルな環境で、多様性を維持するため、特定の国籍が全校生徒の3割以上を占めないように配慮しています。

同校は、シンガポール西部に位置するナンヤン・キャンパス(幼稚部~Grade 12)と中心部のサンテック・キャンパス(幼稚部~Grade 5)の2拠点に加え、2023年にテクノロジーを駆使したプンゴルデジタルキャンパスも開校しました。

英語初学者のために、英語強化プログラム(EAL)にも注力しており、経験豊富な専門教員がきちんとサポートし、個々の目標を定めて英語力の向上を目指します。

EALを修了する時点では、中高等部の授業に問題なく参加できる英語力を習得しています。

プンゴルにできたデジタルキャンパス

2023年オープンのOWIS デジタルキャンパスは総床面積は約20,000平方メートルを誇り、最新のテクノロジー機器と教育アプリを活用して、さまざまな学習スタイルをサポートしています。

教室の内外で行われる授業では、21世紀の課題に立ち向かうために必要なスキル、つまり批判的思考や協調性、国際感覚といったスキルを養います。

例えば、STEMスタジオ、レゴルーム(低学年用)、ロボティクスエリア、演劇場、バーチャルリアリティブースなどのスキルスタジオやスポーツ選手をサポートするためのデジタル分析ツールを用いた陸上競技用トラック、屋内スポーツホールなどのスポーツ施設は最新技術の象徴です。

充実した施設で、個性を伸ばす課外活動

放課後のプログラムでは、生徒が興味のある様々なトピックや教科に触れることができるよう、様々なCCA(Co-Curricular Activities)を提供しています。

生徒は、プライマリースクールまではマンダリン、音楽、アートやICTを学び、セカンダリースクールになると様々なクラブやソサエティに参加し、自分の興味やスキルを磨くことができます。

2023年には、U14サッカーとU19バスケットボールでACSIS(シンガポール国内のインターナショナルスクールが加盟するスポーツ団体)のスポーツ賞を初めて受賞しました。

スクール情報

One World International School (OWIS)

OWIS Nanyangキャンパス:
21 Jurong West Street 81, Singapore 649075
TEL: 6914-6700

OWIS Suntecキャンパス:
1 Raffles Blvd, Singapore 039593
TEL: 6914-6700

OWIS Digitalキャンパス:
27 Punggol Field Walk, #01-02, Singapore 828649
TEL: 6914-7351

WEB:owis.org/sg

Canadian International School

カナディアン・インターナショナルスクール

3つの押しポイント

グローバルカリキュラム|多様な学び|将来即戦力となるスキル

国際バカロレア(IB PYP/MYP/DP)

全体生徒数:3100人以上 
日本人生徒数:150人

2歳~18歳

ECA(Extra-curricular activities)として日本語クラスを開講

入学金:$2,500
年間授業料:$26,800~

80か国を超える多様性と絆

2歳から18歳までの生徒を対象に、深い思考、理解、知識の応用を促進する、概念に基づいたグローバルなカリキュラムとして、初等教育、中等教育、ディプロマの3つの国際バカロレア(IB)プログラムを提供しています。

STEAM
シンガポールで初めて導入し、科学、技術、環境学、芸術、数学の分野を統合した魅力的な学際的アプローチをしています。それぞれの科目を別々にして教える従来の教育モデルとは異なり、CISのSTEAMは生徒の自然な好奇心と創造性をサポートし、各分野がどのようにつながり、現実世界と関連しているかを理解する手助けをします。

バイリンガルプログラム
インターナショナルスクールとして、地域社会の言語的多様性を尊重し、多言語主義の推進に努めています。CISでは、英語プログラム(毎日語学レッスンがあります)と中国語またはフランス語のバイリンガルプログラムの2つの言語コースから選択することができます。

多様なコミュニティ
80カ国以上から3,100人以上の生徒が集り、その多様性と絆を大切にしています。温かく協力的な環境を育むことは、コミュニティを築き、エキサイティングなことを実現するための力を最大限に引き出します。

オープンマインドプログラム

シンガポールで初めて「オープンマインド」というプログラムを導入し、子どもたちが実生活の中でじっくり時間をかけながら学ぶことを提唱してきました。1年生から6年生はカリキュラムに沿ったトピックの実生活を設定した様々な環境の中で体験型学習を行います。

ユニークな体験学習とアウトドア・ディスカバリー・センター(ODC)

急速に変化を遂げる実社会に対応し、 将来のビジネスキャリアに必要なスキルを確実に身につけるために構築した「体験学習」 は、 毎日の学校生活の中で日常的に取り込まれています。

2,600㎡の 巨大な「アウトドア・ディスカバリー センター」は、広々とした自然光に満ちた教室へとつながるように設計されています。

そこには、音やアートに親しむ体験型ガーデンや泥んこキッチン、自然環境を知る池など、豊かな芝生の丘や自然のトンネルなど、特別な学習目標を備え整備されています。

体験の中から子どもが自ら発見し、 学んだことを振り返ることにより批判的思考力も自然と育まれていくのです。

最先端の設備と課外活動

50mプールや運動場、テニスコートやサッカー場などのスポーツ施設はもちろん、広く明るい教室や理科実験室、複数の図書室や美術室、STEAM工房ラボ、そして幼稚園の「アウトドア・ディスカバリー・センター」など最新の設備が揃い課外活動に取り組めます。

課外活動は、競技スポーツ、レクリエーションスポーツ、アート、エンリッチメント、語学、STEAMのカテゴリーに分類され、その中から選択ができます。

スクール情報

Canadian International School (CIS)

7 Jurong West Street 41, Singapore 649414
TEL: 6467-1732
WEB:cis.edu.sg

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