インターナショナルスクール特集 2023 シンガポール国内で注目の9校を紹介 (AIS, SAIS, ISS)

10月28日(土) シンガポール最大級の国際教育フェア開催決定!

グローバル企業が世界中から集まり、治安がよく、そして教育レベルが高いシンガポール。最近ではグローバルな環境で教育を受けさせたいという『子どもの教育を目的』として移住されてくる日本人も増えてきています。

実はこの小さな国には大小合わせて60を超えるインターナショナルスクールがあり、アメリカ、イギリスのカリキュラムをはじめ国際バカロレア、オーストラリアのカリキュラムまで、多くの選択肢があります。

それぞれの学校に力を入れている内容や特徴が違うため、自分たちの子どもに合った学校を探すためとはいえ、各学校のオープンキャンパスに行ったり、説明会に参加したりと膨大な時間と労力がかかってしまいます。

そんな学校探しに少しでもお役に立てればと今回は『インターナショナルスクール特集2023』を企画しました。

これから3回に渡り、シンガポールで今、注目されている9校を紹介します。

さらに10月28日(土)には日本人会でインターナショナルスクールフェアを開催。 今回ご紹介する9校が一堂に集まり、その場で直接知りたいことを聞けたり、見学のアポを取ったり、卒業生相談コーナーがあったりと、お子様と一緒に学校を検討できるリアルイベントです。

この特集を読んで事前リサーチをして、来るイベントに臨んでみてはいかがでしょう。

シンガポールで注目のインター校はこちら

Australian International School Singapore (AIS)

オーストラリアン・インターナショナルスクール・シンガポール

3つの押しポイント

充実した教育 | 多様性の文化 | 生徒と保護者のための強力なコミュニティ

国際バカロレア(IB PYP/DP)、ケンブリッジ国際中等教育修了証(Cambridge IGCSE)、オーストラリア高校修了課程(HSC)

全体生徒数:2500人 
日本人生徒数:50+人

生後2か月~18歳

母国語プログラムという保護者や専門家によるレッスン

入学申請料: $808
入学金:$3,897
施設使用料: $5,427
年間授業料:$38,856~$58,128
 ※Prep – Year 12

多様性 グローバルなコミュニティへの対応

オーストラリアン・インターナショナルスクールの教育理念は、知識・技能教育に偏することなく、感性・徳性なども重視して、心身の調和のとれた発達と個性の発達を促すことを目的とした教育という概念に全面的にコミットするもので、学業だけでなく、芸術やスポーツも教育に欠かせない要素として大切にしています。

生徒たちが、知識が豊富で思いやりがあり、責任とモラルを身につけることにより、世界をより良い場所にするために最善の取り組みができるように指導することにも力を注いでおり、『子どもたちは一人ひとりが特別であり、大切な存在』として接しています。

プリスクールから5年生までは国際バカロレア・プライマリー・イヤーズ・プログラム(IB PYP)、6年生から8年生まではオーストラリアン・カリキュラム、9年生と10年生はケンブリッジIGCSEとオーストラリアン・カリキュラム、11年生と12年生はハイヤー・スクール・サーティフィケート(HSC)または国際バカロレア・ディプロマ・プログラム(IB DP)を提供しています。

新学期のスタートがオーストラリアと同様の1月に始まるのも特徴的です。

多様性な国籍と豊富な課外活動

50か国以上の国籍の生徒が在籍しており、日本人の生徒数は50名程度です。

多様なバックグランドを持つ他の子どもたちと一緒に学ぶことで、将来、世界で活躍できる生徒を育てます。

英語を母国語としない生徒には、English as an Additional Language (EAL)プログラムを通して、生徒が言葉の壁を乗り越え、学業面での大きな成果を達成できるようにサポートを行っています。

また、空手やダンス、スポーツをはじめ演劇、ロボット工学、リーダーシップクラブなど約300の課外活動(CCA)があり、生徒一人一人が興味や関心に合わせて学ぶことができます。

CCAに参加することで、子どもたちは新しいスキルを身につけるだけでなく、チームワークや柔軟な人間性、コミュニティとの絆を育むことができます。

最新設備の幼稚園

屋外専用スペースや専門学習エリアなど、最先端の設備が揃った幼稚園「Early Learning Village(アーリーラーニングヴィレッジ)」も併設し、生後2か月から入校可能です。

経験豊富な専門スタッフや有資格教師陣が揃い、遊びを中心としたアプローチの中から、学ぶ喜びを発見し、知識の基礎を築きながら、将来の学習に繋がる基盤を作ります。

子どもたちが自ら学びを主体的に行うようになるにつれ、疑問の姿勢、自然な驚き、主体性の必要性を育んでいきます。

スクール情報

Australian International School Singapore (AIS)

1 Lorong Chuan Singapore 556818
TEL: 6517-0247
WEB:www.ais.com.sg

Stamford American International School

スタンフォード・アメリカン・インターナショナルスクール

3つの押しポイント

4つの価値観|複数の進路|75カ国以上の国籍による多様性

アドバンストプレイスメント(AP)、国際バカロレア(IB DP)、英国の商業技術教育協会(BTEC)ディプロマ、米国認定高校ディプロマ

全体生徒数:3200人 
日本人生徒数:100+人

生後2か月~18歳

IB MYP日本語文学

入学申請料: $851
入学金:$3,685
施設使用料: $2,934/$7,392
年間授業料:$18,414 – $49,327

生徒と教職員全体に息づく「4つの大切な価値観」

2009年の創立以来、世界中から集まった幼稚園から高校までの生徒たちに対し、厳密なアカデミックプログラムとバランスの取れた教育方針を提供してきました。

生徒だけでなく教員や職員たちにも「誠実さ」「創意工夫」「勇気」「思いやり」の4つの価値観を大切するというカルチャーが根づいています。

世界75ヵ国からの生徒が在籍し、この国際的な環境の中で、生徒たちは互いの文化や興味を理解し、将来の夢を分かち合っています。

多様性を受け入れ、互いに助け合う校風の中で、生徒たちは深く学んでいます。こうして学んだ後には、多様性のあるコミュニティで活躍し、広い世界で大いなる軌跡を残してくれることでしょう。

12歳以上には全寮制プログラムも提供しており、安全性と保護者対応、学問的成長、コミュニティと社会的絆に重点を置いています。

複数のキャリアパスを選べる

世界中から集まったトップクラスの教師陣が揃うスタンフォード・アメリカン・インターナショナルスクールでは、国際バカロレア(IB)校として、国際バカロレア初等教育プログラム(IB PYP)、国際バカロレア中等教育プログラム(IB MYP)、IBディプロマプログラム(IB DP)を提供しています。

また、シンガポールで最初で唯一、米国認定高等学校ディプロマとともに、アドバンスト・プレイスメント(AP)、IBディプロマ、英国の商業技術教育委員会(BTEC)を履修できます。

複数のパスウェイにより、生徒らが独自の未来をつくっていけるのが特徴です。

2023年8月から、日本語を母語とする小学6年生から10年生は、IB MYP日本語文学を選択できるようになりました。IB MYP日本語文学を履修していない生徒で、EALプログラムに参加せず、またはSSD言語の免除を受けていない生徒は、日本語習得フェーズ1を受講できます。

また、外国語としての日本語も開講されています。

最新鋭の施設で多様なスポーツに挑戦できる

シンガポール国内でも最も充実した課外活動(CCA)プログラムを誇り、書道、金融取引、宇宙関連など年間300を超えるプログラムから選択できます。

敷地内にはテニスコート2面、インドアスポーツ施設が2ヵ所、多目的運動場、屋内ゴルフスタジオ、クライミングウォール、25mプールが2つなど最新鋭の施設も備えており、バドミントン、ソフトボール、タッチラグビー、バレーボール、バスケットボール、陸上、クロスカントリー、サッカーなどのチームが活躍しています。

新しいクラブを設立することも可能で、最近新設されたクラブは、ロールプレイゲーム「ダンジョンズ&ドラゴンズ」から、中国の文化やポジティビティ・プロジェクトまで、多岐にわたり、多くの生徒が気の合う仲間と活動し、リーダーシップを発揮しています。

多様な活動の中で、個人として、そしてチームとして成長し輝いています。

スクール情報

Stamford American International School

1 Woodleigh Lane (off Upper Serangoon Road), Singapore 357684
TEL: 6653-2949
WEB:www.sais.edu.sg

ISS International School

ISS・インターナショナルスクール

3つの押しポイント

個別最適化された学習|自然に囲まれたユニークなキャンパス|しっかりとしたEALサポート

国際バカロレア(IB PYP/MYP/DP)、アメリカ高校卒業資格 (HSD)

全体生徒数:250人 
日本人生徒数:40人

4歳~19歳

日本語母語プログラム

入学試験: $505
入学金:$3,633
年間授業料:$29,972 – $49,526
 EAL:$3,916 – $5,874

歴史ある学校が作り上げた個別プログラム

1981年開校のISSインターナショナルスクールは、シンガポールにおいて最も歴史ある国際バカロレア(IB)一貫校のひとつです。

独自のパーソナライズド・ラーニング・プログラムは、教師陣が数年かけて開発したもので、心理学を用いて、生徒が学ぶのに最適なプログラムを提供しています。
各生徒は、内部評価、標準テスト、コミュニティとの関わりなどの実績を確認できるプロフィールを持っています。

また、もう一つの選択肢であるISSのアメリカ高校卒業資格(HSD)プログラムは、世界中の大学から認められた個人に合わせた2年間のアメリカ式カリキュラムです。

このプログラムでは、実社会を通して学問的な興味や情熱を養い、自分の意志を一番に勉強することができます。

成功への道筋をカスタマイズすることで、生徒は貴重な経験とスキルを身につけ、将来の学業やキャリアに備えます。

英語を母語としない生徒には、英語補習授業(ESL:English as a Second Language)の経験豊富な専門教員が、英語を指導します。同時に母語教育も大切であると考え、G6以上には「日本語母語クラス」も用意されています。

英語力を上達させるためにも母語の維持・向上を目指し、IBでも日本語・文学を深く学べるなど、充実したラインナップになっています。

皆が集う「カンポン」で、 グローバルな視点を育む

自然保護区の中にある小高い丘の上の豊かな自然に囲まれたキャンパスは、オープンマインドな生徒たちと情熱あふれる先生の温かいコミュニティを作り上げています。

この静かな環境は学習に最適で、創造性、高度な思考、革新性を促し、さらに、本格的な野外教育や環境学習に取り組む機会も豊富にあります。
 
包括的な理念のもと、「カンポン」と呼ばれる毎朝のホームルームを通して、 今熱中していることや プロジェクトなどをクラスメイトと話し合うことで、互いの文化を知り異なる視点を身につけ、生徒の一体感と尊敬の念を育む学習環境を作り上げます。

「社会的責任を果たしグローバルな視点を備えた人材」の育成を目指している本校にとって 「カンポン」での体験はとても重要な役割を果たしています。

課外活動と母国語コミュニティ

ECA(Extra Curricular Activities)も充実しており、初等部では、サッカー、チェス、演劇、美術クラブがあり、高校生は、バドミントン、ダンス、アート、ガーデニングクラブなどの活動から選ぶことができます。

ISSはACSIS(the Athletic Conference of Singapore International Schools)の大学スポーツリーグに加盟しており、シンガポールの他のインターナショナルスクールと様々なスポーツで競い合っています。

独自のECAを立ち上げる生徒もおり、生徒の主体性を育み、強力なコミュニケーション能力とリーダーシップ能力を開発しています。

長年受け継がれている、「お互いを良く知り先生とも親しくできる温かい雰囲気」は唯一無二の存在と自負しており、生徒たちが休み時間に母国語でコミュニケーションをとることも大切にしている。

なぜならば、第一言語で言葉を理解し運用するスキルは、第二言語の習得にも顕著に現れてくるもので、言語習得は多方面でインテリジェンスを伸ばしてくれると信じています。

スクール情報

ISS International School

21 Preston Road, Singapore 109355
TEL: 6475-4188
WEB:www.iss.edu.sg

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