シンガポールには多くのヨガスクールがありますが、質の高い講師陣によるレッスンで深い学びが得られると評判の「Nithya Priyan School of Yoga(ニティヤ・プリヤン・スクール・オブ・ヨガ)」(以下「NPSOY(ニプソイ)」)。
チャイナタウンのスタジオに続き、昨年9月にアンカーポイントスタジオがオープンしました。
ビギナーから講師を目指すティーチャートレーニングまで、幅広いカリキュラムでさまざまなレベルの生徒が学ぶヨガスクール。
同スクール出身の講師たちによる質の高いレッスンには定評があり、ティーチャートレーニングコースを卒業した人はほかのヨガ教室でも一目置かれ、シンガポール中で活躍しているそう。
またワークショップやメディテーションクラスも提供し、単なるレッスンに終わらず総合的なアプローチで毎回新しい学びや喜びに出会えるヨガ教室です。
そんなNPSOYには日本人講師が1名在籍。自身もNPSOYで学んでインストラクターになったYukoさんは意外な経歴の持ち主!
ヨガとの出会い、その魅力や想いについて伺いました。
BYST(以下B):まずはヨガの経歴について教えていただけますか?
YUKOさん(以下Y):2012年に仕事の都合で家族で来星。
本格的にヨガを始めたのが2013年。2018年にNPSOYの200時間のティーチャートレーニングを受けてヨガアライアンス認定のヨガインストラクター資格をとり、さらに2022年に300時間の追加トレーニングを受けRYT500認定指導者資格を取得しました。
現在はNPSOYで週末のクラスを担当しています。
B:ヨガを始められたきっかけは?
Y:来星当時は、
B:普段は現役の某研究所の所長さんだとか!?ヨガにはすぐハマったんですか?
Y:リケジョで現実的な私にとって、ヨガはちょっとスピリチュアルすぎるイメージがありました。でも始めてみると、クラスが終わった後の気持ちの良さとリラックス感がとても気に入り、またやりたい気分になりました。現在のNPSOYの創設者のプリヤン先生を含め、とても良い先生に恵まれラッキーだったのですが、さらに続けてみると、どんどん自分に変化が起きていることにきづきました。大きく分けると3つです。
① 長年付き合ってきた肩こりや腰痛がなくなり、睡眠の質もよくなった。
② 集中力が上がり、仕事の効率もパフォーマンスも向上。
③ 呼吸の仕方を学ぶことによって、ストレス下にあっても気持ちをコントロールすることができるようになった。
継続することによって、筋力もつき、身体の柔軟性が上がり、難しそうに見えたヨガポーズもできるようになってくるのはとても楽しいです。
ヨガを通じてシンガポール人の友達もでき、コミュニティーに溶け込んでいくきっかけにもなりました。けれども、最も大きなメリットは、心技体のバランスが整い、身体も心も健康でいられることです。
このバランスを獲得することによって、人生何が起きるか分かりませんが、それでも立ち向かい乗り越えていけるようになりました。今ではヨガは一生の付き合っていくパートナーだと思っています。
B:自ら講師になろうと思ったのはその経験があるからですか?
Y:私の生活に欠かせなくなったヨガが、そもそもどういうものなのか興味があり、勉強してみたいなとは思っていました。
2017年にオープンした、NPSOYチャイナタウンスタジオに当時通っていましたが、創設者のプリヤン先生が2018年に講師トレーニングを開催することになり、やりたい!と手を挙げて一期生になりました。けれどもインストラクターになるつもりは全く無く「講師になる気がなくても参加可能ですか?」と何度も念を押しました(笑)。
B:そこからなぜインストラクターデビューに舵を切ったんですか?
Y:トレーニング中に明らかな変化がありました。トレーニングの過程で行うデモレッスンで「YUKOのクラスは楽しい!」と同じ講師トレーニングを受けているメンバーたちに言ってもらい、無事に卒業したあとコミュニティークラスを行ったところたくさんの方に参加していただき、その笑顔をみて充実した気分になりました。
何よりも「私も楽しい!」って思ったんです。自分が恩恵を受けて本当に良いと思うヨガを、他の人にシェアできる。そしてその人がヨガの良さを感じて、気持ちいい、楽しい、と思って続けてくれる。そこにとても喜びを感じたんです。
B:だから、仕事がお休みの週末だけクラスを受け持っているんですね。
Y:仕事もあるし無理かな?……と思っていたのですが、「1クラ
B:週7日も働きづめで疲れませんか?!
Y:客観的に見ると「休みなしの働きづめ」の生活が5年ほど続い
日曜日の夜は身体はくたくたですが(笑)気持ちはリセットされ
B:YUKOさんのレッスンはとても元気をもらえそうですね。
Y:ヨガクラスには、終わったあと、落ち着いてリラックスした気分になるレッスンと、エネルギーが出てきてハッピーな気分になるレッスンがあると思うのですが、私は後者のクラスを目指しています。実際生徒さんには「今日は朝からやる気がなくて、ヨガもやめとこかな。。。と思ったけど終わってみると身体が軽くなって元気がでました。」というフィードバックをいただきます。
B:YUKOさんのクラスには日本人生徒さんもいらっしゃいますか?
Y:はい、けっこうたくさん来ていただいています。レッスンは英語で行いますが、私の英語は日本人には聞き取りやすいかと思いますし、できる限りフォローします。
またNPSOYのローカルの先生はみんなとてもやさしくておすすめできる人たちばかり。日本が大好きな方ばかりですし、英語が得意でない生徒さんのケアもバッチリです。
せっかくシンガポールにいるので、ローカルのヨガスタジオを経験され、こちらの先生のレッスンを受けて“楽しい!”と思ってもらえたらよいなと思います。私のクラスがその素敵な経験の入り口になればとても嬉しいです。
B:最後にBYST読者の方へメッセージをお願いします。
Y:ヨガ経験者もそうでない方も、シンガポールに滞在中にぜひヨガをおすすめしたいと思います。
ヨガ自体は基本的に個人の練習ですし、最近はオンラインの選択肢もありますが、スタジオでのレッスンは別物だと思います。隣の人と空間を共有することでエネルギーが伝わってきたり、インスピレーションをもらえることがあると思います。
NPSOYは単なるヨガスタジオではなく、“学ぶため”の場所。体系づけられたカリキュラムに基づくレベル別のクラス、初心者限定のビギナークラス、ティーチャートレーニングコースなど、様々な方が学んでいらっしゃいます。ぷらっと見にくるだけでも大丈夫です。是非一度お目にかかれること、楽しみにしています。
NPSOYが行うクラスの大きな特徴は27週間のカリキュラムが組まれていること。
ベーシック(Basic)から中級(Essential)、上級(Intermediate)などレベルに分かれ、毎週のテーマに沿ってポーズの学びを深めていきます。China TownのほとんどのクラスはZoom配信もしており、家からの参加も可能です。
カリキュラムとは別に、ヨガを始めてみたいという初心者におすすめなのはビギナーオンリーのクラス。
20代から70代くらいまでの幅広い年齢の生徒が少人数で学んでいます。
より深く学びたい人は200/300時間のティーチャートレーニングも。ローカルのヨガスクールは数多くあるものの、どこが本当に良いか見えにくいもの。YUKOさんはじめ温かくフレンドリーな講師が迎えてくれるNPSOYをぜひ訪れてみてください。
BYST読者特典
スターター・プロモ5クラスパック($88)が$10 OFF。
プロモコード ”byst10″
※初めての方に限る。
※限定オファーのお申し込みはこちらから – https://momence.com/m/72235
店舗情報
Nithya Priyan School of Yoga
チャイナタウン店
52A/B Pagoda St. Singapore 059211
アンカーポイント店
370 Alexandra Rd, B1-36/37 Anchorpoint, Singapore 159953
TEL 9487 1783
WEB: https://priyan.yoga/