美容体験記事の中でも反響の大きいピコレーザー。
シミや小ジワ、肌トーンの改善と幅広い症状に対応しながら、短い照射時間でダウンタイムがほぼないなど、多くのメリットで支持されている美容医療のひとつです。
忙しい30〜40代の女性を中心に、日本はもちろんシンガポールでもその人気は定着しつつあるよう。
特に強い紫外線に一年中さらされるシンガポールでは肌のダメージは大きく、シンガポールに住み始めてからシミが濃くなったというSOSはあちこちから聞こえてきます。
南国の悩める肌を救う施術として、さらに多くの人に知ってもらうべく、ハリーメディカルエステティックのテレンス・タン院長にその魅力について伺いました!
―まず、最初に 「ピコレーザー治療」とはどのような治療法なのでしょうか。
そもそもレーザーとは、異なる波長に調整されたとても強い光線です。
それぞれの波長は、目的に併せた治療に使用されます。そのため、レーザー機器にはとても多くの種類があるんです。
中でも、ピコレーザーは、現在利用可能なレーザーの中で最も速いレーザーエネルギーを放出します。「ピコレーザー」という言葉は、1兆分の1秒である「ピコ秒」という言葉に由来します。「ピコレーザー治療」はこのピコレーザーを使って、シミなどの原因となるメラニン色素を破壊していく治療法です。「ピコシュア」はピコレーザー機器のうちのひとつです。
―どのような効果が期待できるのでしょうか?
ピコレーザー治療はしみの改善をはじめ、次のような効果が期待できます。
・しみ(老人性色素斑、日焼けによるシミ、ソバカス)の除去
・ニキビ跡やシミを薄くする
・小ジワを目立たなくする
・肌の色調と質感の改善(肌の若返り)
・ゆるんだ皮膚を引き締める
・タトゥーの除去
―ピコレーザーは1回のセッションで複数の肌悩みに対応できますか?
1回のセッションで複数の肌悩みを治療できるかどうかは、使用するピコレーザーの種類と症状がどのようなものかという2つの要因によります。
ピコレーザーには多くの種類があり、すべてのピコレーザーが同じように作られているわけではありません。それぞれのピコレーザーは照射する波長によって異なる特徴を持ち、それぞれの波長は悩みごとに医師によって使い分けられます。
―クリニックではどのようなレーザー機器を使用しているのですか?
当クリニックでは、3つの異なる波長を発する2つのピコレーザーを導入しています。「ピコシュア・レーザー」と「フォトナPQXピコレーザー」です。短波長と長波長のレーザーを照射することができるため、それぞれのレーザー波長の利点を組み合わせると同時に、患者の肌の悩みに最も適した波長を選択して治療をカスタマイズすることができるのです。このドクターカスタマイズ治療を当院では“ピコ・パワー・オブ・スリー トリートメント”と呼んでいます。
―“ピコ・パワー・オブ・スリー トリートメント”の特徴を教えてください
文字通り、3つの波長を使ってオーダーメイドの治療を行っています。波長ごとにご説明しましょう。
*波長532nm
532nmは、3つのピコ波長の中で最も短い波長で、短いレーザー波長は、シミやそばかすのような肌の悩みの治療に適しています。
*波長755nm
この強力な短波長は皮膚に浸透して、小ジワをふっくらさせ、肌の弾力性を高め、傷やシミを軽減して肌をよりリフレッシュさせます。
*波長1064nm
この長いレーザー波長は、肌の奥深くまで浸透し、深層にある色素をターゲットにすることができます。また、最もデリケートなアジア人の肌にも優しいレーザーです。
1回のセッションで多くの肌悩みに対応することができますが、高い効果を得るためには、3回のセッションをお勧めします。繰り返しになりますが、“ピコ・パワー・オブ・スリー トリートメント”の効果をまとめると次のようになります。
・しみ(肝斑、そばかす、しみ)の除去
・ニキビ跡を薄くする
・シミを薄くする
・しわや小じわを減らす
・肌のトーンとキメを整える
・肌の若返り
― ピコレーザーが高く評価されている理由は?
ピコレーザーは、しみを取り除くための模範とも言える治療方法です。ピコ秒(1兆分の1秒)以内に強烈なエネルギーを照射することができ、色素を小さな塵のような粒子に粉砕し、リンパ系に吸収させて自然に排出します。ピコ秒以内にパルス状のエネルギーを照射することで、ピコレーザーは効果的に作用する一方、余計な熱の発生を抑えることができるため、副作用を軽くすることができるのです。
ピコレーザーは、より長いナノ秒レーザーパルスを持つQスイッチレーザーやナノ秒レーザーのような古いしみレーザーよりも技術的に進んでいます。また、光熱作用を利用する従来のレーザーとは異なり、周囲の組織を焼くことなく、レーザーエネルギーをターゲットにのみ届けるため、熱の発生が少なく、組織の損傷や不快感が大幅に軽減されるのです。その結果、ダウンタイムはほぼゼロか最小に近いと言えます。
これまでのQスイッチレーザーに比べ、ピコシュアは不快感が少なく効果的です。その結果、治療回数が少なくて済み、多くの方に支持されています。
― 施術に伴う痛み、ダウンタイムについて教えてください。
ピコレーザーの治療は非常に耐えやすいものです。治療前に麻酔クリームを塗りますので、より快適な治療を受けていただけます。
また当院では、ピコレーザー治療後にカモミールを配合した冷却マスクを使用することで肌を鎮静させ、赤みを最小限に抑え、ダウンタイムもほぼゼロです。
― アフターケア、メンテナンスについてはいかがでしょうか。特に注意することはありますか?
治療直後は軽い赤みが出ることがありますが、時間とともに引いていきます。日常生活には差し支えありませんが、肌へのダメージを防ぐため、治療後7日間は過度の日焼けを避けてください。また、ほかのレーザー治療と同様、日焼けによるダメージや老化を防ぐため、外出前には毎日日焼け止めを塗ることをお勧めします。かさぶたができた場合は回復に影響する可能性があるため、はがさないようにしてください。
また、治療後に白浮き(治療部位の皮膚の色が薄くなる)が生じることがありますが、永久的なものではありません。このような場合は必ず医師の診断を受けて適正な指示に従ってください。
当院では、ハリーズ・ブリリアンス・スーパーリカバリークリームやハリーズ・ブリリアンス・スキンバリアディフェンスなどのクリームを処方することがあります。
ハリーズ・ブリリアンス・スーパーリカバリークリーム
ビタミンKとアルニカエキスが配合され、皮膚の回復を早めます。
ハリーズ・ブリリアンス・スキンバリアディフェンス
レーザー後の熱を冷まし、赤みを抑えます。鎮静作用と抗炎症作用で知られるカモミール、甘草、ウィッチヘーゼルが配合されています。
―最後にドクターからのメッセージをお願いします
自分の体をいたわるように、肌もいたわりましょう。日焼けによるダメージから肌を守り、良いスキンケアで肌を維持し、必要に応じて医療レベルのトリートメントで肌を修復する。これらのシンプルなステップを踏めば、美肌は実現可能です!
テレンス院長、ありがとうございました!
レーザー治療は、医師のもとで受ける安全な美容医療。ハリーメディカルクリニックには日本語を話せるスタッフが常駐しているので、言葉に不安がある方でも安心して相談することができます。シミだけでなく小ジワやハリ低下など幅広い症状に対応するピコレーザー。少しでも気になる方はぜひトライしてみて。
日本人スタッフは2名いるので、自分に合った施術なのか、相談だけでもOKですので是非お問い合わせしてみてはいかがでしょう。
- ピコシュアお顔の若返り (シミ、シワ、毛穴、傷跡) $590
- フォトナ PQX ピコレーザー (シミ、シワ、毛穴、傷跡) $590
- 3つのピコパワー(ピコシュアとフォトナ PQX ピコレーザーの3つの波長で若返り)$590
- 首の若返り (ピコシュア) $390
- 首の若返り (フォトナ PQX ピコレーザー) $390
- ピコシュア 目のまわりの若返り $250
- フォトナ PQX ピコレーザー 目のまわりの若返り$250
※表示価格はGST別です。
日本語での問い合わせ: 8280 8720 (SMS/LINE/Whatsapp)
メール info_Japanese@halley.com.sg
またはhttps://www.halley.com.sg/jp/inquire-now/のフォームより日本語でどうぞ。
Halley Medical Aesthetics
277 Orchard Road #03-15 Orchard Gateway Singapore 238858
サマセット駅直結
日本語での問い合わせ: 8280 8720 (SMS/LINE/Whatsapp)
メール: info_Japanese@halley.com.sg
ウェブサイト: https://www.halley.com.sg/jp
BYST内のサロン紹介ページはこちら