ユーハイム100周年を記念して、シンガポールの明治屋ミレニアウォーク店に期間限定のAI焼成機を使って、作りたてバウムクーヘンが食べられる期間限定のポップアップストアがオープン。
作りたてのバウムクーヘンを食べる機会は日本でもめったになりという事で、とても貴重な機会なのだそう。
また、いつも高島屋で販売している食べなれたバウムクーヘンは少し寝かせることでしっとりとした美味しさが人気ですが、焼きたてで食べる今回の商品は、材料の配合も変えており、甘さが控え目、ふっくら。 一口食べると違いに気づきますよ!
今回のポップアップストアのオープニングにはユーハイムの河本 英雄代表取締役社長が来星。
バームクーヘンの誕生秘話やAI焼成機を作りに至るまでなど熱くお話されました。
実は明治屋とユーハイムの関係は100年以上前に遡ります。
ユーハイムの創業者であるドイツ人菓子職人のカール・ユーハイムが明治屋が銀座にオープンしたカフェ・ユーロップの製菓部主任になり、そこでバウムクーヘンを提供したのです。 その後、横浜で独立ユーハイムを立ち上げ、関東大震災などを経て現在の神戸へと移っていきました。
100年を経て、シンガポールでまた明治屋とコラボに至るなんてその時誰が想像したでしょうか。
THEOとは?
THEOはユーハイムが開発した世界初のAIバウムクーヘン職人。「世界を美味しいピースで満たしたい!」そんな思いからTHEOは生まれました。
職人が焼く生地の焼き具合を、各層ごとに画像センサーで解析することで、その技術をAIに機械学習させデータ化、無人で職人と同等レベルのバウムクーヘンを焼きあげる事が出来ます。
なぜTHEOなのか?
本来お菓子は、作り手である職人が現地に行って作らなければ、その地の人々はそのお菓子を食べる事ができません。
しかしTHEOは、材料さえ揃えば、職人がいなくともバウムクーヘンを提供できます。現地の人を笑顔にできます。
また、材料さえあれば、職人レベルのバウムクーヘンを焼く事のできるTHEOは多くの場所に設置が可能です。
SDGsへの取り組みとして、THEOを養鶏農家へ貸し出し、これまでなら破棄しなければならなかった、サイズなどの問題で出荷できない卵を利用してその場でバウムクーヘンを作って販売するなど新しい形のプロジェクトも進んでいます。
何がちがうのか?
多くの場所に設置が可能なTHEOは、その場で出来立てのバウムクーヘンを提供する事が出来ます。
出来立てのバウムクーヘンは、ふわふわでスポンジのような食感を味わう事が出来ます。
現地には日本から来ているユーハイムの職人さんが常駐してしっかりと品質を管理しているので、味は保証付き。
この機会にシンガポールでも美味しいバウムクーヘンをお試しあれ~。