第6回のテーマは「全クラス徹底紹介」
M.A BALLETでは、子どもを対象としたクラスを年齢別に4クラス、大人を対象としたクラスをレベル別に5クラス、展開しています。そのほか、コンクール参加希望者のためのプライベートレッスンや、作品に挑戦する大人バリエーションクラスなども。
今回は、各クラスが目指しているゴールや、今、具体的にどのような内容のレッスンが行われているのかをご紹介。ご興味の湧くクラスがありましたら、ぜひ体験レッスンへ。体験レッスンを複数回受講できるパッケージなども、ぜひ活用ください。みなさんの目標や希望に合う、ぴったりのレッスンが見つかりますように。
プレ・バレエ(3〜5歳)/ 水曜 16:15〜17:00、土曜 10:00〜10:45
子どもたちのアイディアが飛び交うクラス
個性・創造性が生かされ、踊る楽しみが見つかる
クラシック音楽に限らず、さまざまな音楽に合わせて柔軟性や音楽性を高める動きを行い、バレエの基礎となる手足の使い方を学びます。その際、子どもたちのアイディアを織り交ぜながら進行するのが、このクラスの特徴。たとえば、好きな食べ物をヒアリング。美しいバレエ・ポーズをとりながら、その好物を探しに行かせるなど、子どもたち独自の意見を動きに取り入れながら、踊る楽しみを見つけていきます。「次のクラスに上がった時のための準備となる動きも、欠かさず取り入れるようにしています」。
エチュード1(5〜7歳)/ 水曜 17:15〜18:30、土曜 14:15〜15:30、日曜 11:30〜12:45
「正しい動き」を確実に体に覚えさせるため
必要となる筋力も鍛えていく
バレエの基礎となる動作を行うために必要な体づくり、がメイン。「正しい筋肉と姿勢を身につけずにタンデュ(床をこすりながら片脚を出し、つま先を伸ばす動き)をすると、『タンデュに似た動き』にはなっても、それはタンデュができているとは言えません」。1〜2月のレッスンでは、体幹を中心とした基礎筋肉を鍛えるべく、床に座る、あるいは寝ながら行うトレーニングを実施しているそう。「エクササイズをゲームに見立て、お楽しみ要素を加えながら行っています」。
エチュード2(7〜10歳)/ 金曜 17:15〜18:45、土曜 15:45〜17:15、日曜 13:00〜14:30
ゆっくりめの音楽に合わせ
動作1つ1つの精度を高める
バーでの足慣らしやプリエ(片膝または両膝を曲げる動作)に始まり、バーを持たないセンターワークも行いますが、まだまだポジショニングやタンデュなど、バレエの基本ステップを中心とした構成。「一般的なレッスン音楽よりも2倍近くスローなテンポの曲に合わせ、1つ1つのステップのクオリティを高めることを意識しています」。
エチュード3(10〜16歳)/ 月曜 17:00〜18:45、金曜 19:00〜20:45、土曜 17:30〜19:00、日曜 14:45〜16:15
バーを持たなくてもスムーズに踊れるよう
難易度の高いコンビネーションをバーで行う
バーから、大きなジャンプを含むセンターワークまでを行います。「センターでスムーズに踊ることができるよう、バーではかなり難しいコンビネーションを取り入れています」。センターでは、長い曲に合わせ、体の向きをさまざまな方向へ変える必要のある動きも組み込まれます。
Sプライベート(希望者)/ 日時は要相談
見せかけだけの美しさではなく
芯から磨きのかかったソロ作品となるように
コンクールへの参加希望者を対象としたプライベートレッスン。まず講師が生徒1人1人の適正に合ったバリエーション(ソロ作品)をリストアップし、本人と相談して作品を決定します。レッスンでは、まず、その作品で必要とされるステップを叶えるためのエクササイズを行ったのち、振り付けへ。
大人 フロアバー&ベーシック(Floor Barre & Basic)/ 月曜・金曜 10:00〜11:15、水曜 19:00〜20:30
寝転がることで、「嘘」のつけない状態に
正しい身体の使い方を体感できる
身体は無意識に歪んでしまうもの。そこで、足の指、体幹の使い方、背骨をまっすぐにする正しい姿勢など、身体の小さなパーツにフォーカスし、「正確な位置」へと修正していくのが目的のクラス。レッスンは、床に寝転がって行うトレーニングがメイン。「立って動くと、なんだかんだでカバーできてしまうのですが、寝転がることで、つま先や体幹を使うことに集中できますし、『肩を広げるってこういうことなんだ!』と実感できるはずです」。基礎を固めたい初心者にも、さらなるステップアップを図りたい上級者にも学びがいっぱい。
大人 初級(Beginner)/ 月曜11:30〜12:45、土曜 12:35〜14:05、日曜 10:00〜11:15
ゆったりした音楽で、ミディアムジャンプまで
立ち姿勢強化で、無理ない筋力アップを
プリエはどんなものか、ポジションとはなど、バレエに必要な基礎知識があるとベター。バーから、センターではミディアムジャンプあたりまでを行うクラス。筋肉をしっかりとつけ、怪我なく、大きな動きができるように鍛えます。「踊っている時ではなく、ただ立っている時の姿勢を重点的に指導しています。立ち姿勢を正すことで、無理なく筋肉が育ち、ストレッチも効いてくるんです」。
大人 初中級(Beg-Inter)/ 月曜 13:00〜14:30、火曜 19:15〜20:45、木曜 11:15〜12:45・ 19:00〜20:30、金曜 11:30〜13:00
大人 中級(Intermediate)/月曜 19:15〜20:45、水曜 10:00〜11:30、木曜 10:00〜11:30、土曜 11:00〜12:30
アクセントとなる高難度ステップ以外は
両クラス、ほぼ同内容で展開
バーの後、センターで大きなジャンプまで行います。「ビギナー・インターミディエイト」の振り付けは、「インターミディエイト」で行っているコンビネーションと似た動きを、もう少しシンプルにしたもの。
「身体の向きを8つの方向(前後左右、右前斜めなど)へ即座に変える必要がある動き、たとえばフェッテ(脚を振り抜く動作)などは、大人になるにつれ、難しく感じるようになります。これらの動作が入っているのが『インターミディエイト』、抜いて組んであるのが『ビギナー・インターミディエイト』です」。
大人 上級(Advance)/ 火曜10:00〜11:30
音楽も、振り写しも、すべてが速いクラス
どんな動きにも対応できる力を養える
身体の向きを8方向に変える際に必要となるのが「立方感覚」。この立方感覚を要する動きが、バーにおいても、センターにおいても、連続して組み込まれているのが、アドバンスクラスです。「レッスンではありますが、作品を1つ作る感覚で振り付けています。こちらがイメージした動きを、その場ですぐにこなしてもらっています。ステップの組み合わせの幅が広がり、動きの抽斗が増えるはずです」。
大人 バリエーション初中級(Beg-Inter)/ 木曜 13:00〜14:00
大人 バリエーション中上級(Inter-Adv)/ 火曜 11:45〜12:45
テクニックだけでなく、表現力も、体力も
すべてを高めるため、作品に挑戦
厳選されたソロ作品を集中的に学ぶクラスで、作品は2か月ごとに変わります。
3月中旬からのビギナー・インターミディエイトでは、『ラ・バヤデール』の影の王国・第3バリエーションの練習をスタート。そしてインターミディエイト・アドバンスでは、『ダイアナとアクテオン』の女性バリエーションを。
なお、各作品練習最終日には動画が撮影され、生徒は編集された動画をもらうことができます。
「自身の踊りを観ることで、直すべき点を自分でフィードバックできます。後日、観直して、ちょっとでも成長が見られたとしたら、自己肯定感が高まるきっかけにもなりますよね」。
※上記に記載したクラス・スケジュールは、2023年1月〜3月までのものです。2023年4月以降、改訂される可能性があります。
渡辺真有
幼い頃からダンスを始め、10代の頃から数々のコンクールで活躍。海外留学後はシンガポールのダンス業界では欠かせない存在となり、バレエ指導のほか、振付やコンクールの審査員も担当。
スクール情報
バレエ
M.A BALLET
対象:大人|子供(3歳~)
英国「セントラル・スクール・オブ・ロンドン」を⾸席で卒業し、プロとして活躍した渡辺真有が2014年に設⽴したインターナショナルバレエスクール。クラシックバレエを学ぶ⽣徒の可能性を最⼤限に引き出し、バレエを通じて⾃分を表現する喜びや感動を、みんなで分かち合うことを⼤切にする。
体験レッスン:1回50ドル、4回パッケージ180ドル
545 Orchard Road, Far East Shopping Centre 238882 #15-12
オーチャード駅 徒歩5分
https://www.maballet.com