くーみーの知恵袋 ~家族を支える資産運用コラム~

シンガポールに住んでいると同僚やママ友との話題に上がることの多い資産運用や学資保険。将来のことを見据え、少しでも早い行動が大切です。 

でもいったいなにをしたらいいの? そんな方も多いと思いますが、このコラムは知れば納得の耳よりな話をファイナンスアドバイザーである、石井くみ子さんがご紹介します。

石井くみ子

プルデンシャル•ジャパンデスク代表

家族構成は、シンガポール人の夫、4歳の息子と2匹の柴犬。
2004年より在星、金融と花屋とのパラレルキャリアの日々をインスタグラムで発信しています

Vol.1 子供の将来を考える

私が息子を妊娠した際、子供の将来のために、すぐに学資を検討し始めました。
 
『色々とお金が掛かるし、もうちょっとしたらで良いんじゃない?』と言う主人と
夜な夜な話し合いを重ね、繰り返し繰り返し主人に伝えたのは、運用期間をできるだけ長く取ることで、入金額を少なくする事ができるという事と、学資はお金がない私達ほどやっておくべきであるという事
 
夫婦共々、金融業界に身を置く私達。
自分だってお金の仕事をしているくせに、こんなに話し合いをしているなんて。
自身の事になるととたんに客観性を失う、あるあるです
 

学費はどれくらいを考えていたらいいの?

私のケースですと、シンガポール国籍の息子は兵役が終わってからの、21歳での大学進学となるはず。
 
シンガポール国内の大学に進める子達は全体の数%だと思うと、海外の大学への進学を念頭に入れておいた方がよさそうです。
 
イギリスだったら卒業まで$200,000(2000万円)
オーストラリアとニュージーランドは$250,000(2500万円)
アメリカは$300,000(3000万円)から$500,000(5000万円)
(全て生活費込み)
 
これからの物価上昇も入れたら、実際はもっともっとかかるはずです。
頼む、IB取ってイギリスに行ってくれ、と思いながら、目標額は$300,000(3000万円)で決めて、全体の期間を21年取ることにしました。
 
普通のシンガポールによくある貯蓄プランであれば、20年で元本を2倍近くにできるはず。
 
期間を21年に設定してそのうち、積立期間10年+寝かせる期間11年としました。
 
10年頑張れば良いのだ、と自分自身と主人に言い聞かせて、2人で月$1500、1人$750ずつを10年間入金をすることに。
 
その後11年間は何もせずにただただ待って、21年後に3000万円の目標額を達成できるという計算になります。
複利の素晴らしいところです。
 
現在は5年間の入金を終えて、残り5回の入金。
折り返し地点です。
 
ここまで問題なく来たけれど、問題はお金ではなく、息子なのでは…?
 
パンツを頭にかぶり、鏡に映る自分の見てゲラゲラ笑う彼。
果たして彼は本当に大学なんかに行けるんだろうか?と疑う日々です。
 
まあ、お金はお金だし、彼が進学に使わないのであれば、私達の老後資金の足しになるのかもしれません。

【無料相談受付中】

シンガポールでの資産運用のアドバイスを日本語でしています。 
医療保険(個人&企業)や学資保険など幅広く対応しているので、まずはお気軽に相談ください。

店舗情報

プルデンシャル•ジャパンデスク代表

担当:石井くみ子
Email : kumikolee@pruadviser.com.sg
TEL/SMS/WhatsApp : 9833-3801
LINE : ponta-korota-kumiko

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