Happy Chinese New year!
新年快楽、恭喜發財!
シンガポールで一番盛り上がりを見せる春節、皆様はどのように過ごしていますか?
日本人にはあまりなじみのない旧正月ですが、シンガポールでは中華系の国民が多いため、街中で華やかな装飾やお祝い行事が行われます。
初詣もその行事の一つ。新年參拜として多くの人が一年のお祈りに中華寺院を訪れます。
今回はシンガポールで初詣におすすめ&人気の中華寺院を3つをご紹介します。
1. 観音堂 Kwan Im Thong Hood Cho Temple
Bugis駅、Rochor駅から徒歩5分ほどに位置し、シンガポールで最も人気のある中国寺院のひとつ。
1884年に建てられたこの寺院には観世音菩薩に祈ることで幸運をもたらすと信じられおり、毎日何千人もの信者が参拝に訪れます。
寺院の前には参拝用のお花や幸運をもたらす様々なグッズを販売するお店や屋台が並び、春節ともなると多くの人でにぎわい、入場までに長蛇の列をなします。 雰囲気はまさに日本の初詣そのもの。シンガポールでもお正月を体感できる数少ない場所の一つです。
この寺院の目玉はよく当たるといわれているおみくじ。 筆者も毎年この寺院でおみくじを引き、一年を占っています。(※近年はコロナで入場規制がありました)
新年を迎え、素敵な一年を過ごすためにも、是非おみくじに挑戦してみてください。
お参りと占いの仕方TIP
①入口に置いてあるお線香を3本取って、火をつけ煙をたてます。
②まずは観音堂に背を向けて、天に向かってお祈りします。
③その後、振り返って観音堂に向かってお祈りをします。
④奥に進み、香台に線香を立てます。
⑤堂内のカウンターに行き、占い筒と勝杯(三日月形の木片)を借ります。この時にお布施として気持ちをお渡しします。
⑥カーペットが敷いてある場所で、ひざをついて自分の名前、住所、生年月日、お願い事を唱えた後に筒を棒くしが一本出るまで振ります。
⑦勝杯を手で包み、出たくしの番号でいいかどうかを尋ねながら床に振ります。 表と裏が出ればOK。出ない場合は棒くしを引くところからやり直します。 3回やってダメな場合は日を改めてすることが望ましいそうです。
その後は借りた筒と勝杯をカウンターに返却して、出た番号のおみくじを受け取りましょう。
Kwan Im Thong Hood Cho TempleI (観音堂)
2. シアン ホッケン寺院 Thian Hock Keng Temple
中国福建省出身の華人たちが、中国から神像や彫刻を運び、1840年に建設されたシンガポール最古の中国寺院。
海の女神(天后聖女)である媽祖を祀るこの寺院で、広大な南シナ海を安全に渡ることができたことへのお礼参りを行っていました。
この寺院は、中国南部の伝統的な建築様式で建てられ、釘を使わずに組み立てられている。石、タイル、木、龍や鳳凰の彫刻、複雑な彫刻、堂々とした柱で構成された建築の傑作。
1973年にはシンガポールの重要文化財に指定。2001年には、ユネスコ・アジア太平洋文化遺産の重要文化財に登録されるなど、国内の歴史的建造物として大切に管理されています。
Thian Hock Keng Temple (シアン ホッケン寺院)
3. ブッダ・トゥース・レリック寺院 Buddha Tooth Relic Temples
チャイナタウンの観光名所でもあるこちは実は2007年建築と比較的歴史の浅い寺院。7,500万シンガポールドルをかけ、唐王朝期の建築様式に基づいて建てられました
3階にある仏教文化博物館では仏陀の聖遺物(骨や舌など)や印象的な仏教美術品が多数展示され、4階には寺院の名前の由来である仏牙(仏陀の左の犬歯と信じる聖遺物)が展示されており、シンガポールの人気観光名所になっている。
シンガポールNo.1パワースポットともいわれているので、院内でゆっくりと呼吸をして感じ取ってみてください。
屋上のルーフに上がると都心のど真ん中にいるのを忘れてしまうほど静かで穏やかな時が流れ、心が整いますよ!
地下では質素なベジタリアン料理を提供しているので是非試してください。
Buddha Tooth Relic Temple
(ブッダ・トゥース・レリック寺院)
シンガポールで生活していると、12月からクリスマス、お正月、旧正月と立て続けに行事が続き、ずっとお祝いムードを楽しむことができます。
特に中華系が多いここシンガポールでは、街中が装飾や音楽、ライオンダンスショーを楽しめ、旧正月(チャイニーズニューイヤー)が一年で一番盛り上がっています。
現地の習慣に倣って、シンガポールスタイルのお祝いを楽しんでみてはいかがでしょう。