3年ぶりにチャイナタウンが旧正月に向けて盛り上がってる
いよいよチャイニーズニューイヤー(旧正月)も迫り、町中がお祭りモードに突入しているシンガポール。
BYSTのスタジオがあるチャイナタウンもこの2年が嘘かのような賑わいを見せています。
街には多くの屋台が並び、夜はたくさんのライトや飾りで艶やかに演出され、笑顔で溢れています。
さて、盛り上がりを見せる旧正月ですが、親せきや友人などのお家を訪問する時の手土産として必ずと言っていい目にする定番の一品があります。
それがバクワ(Bak Kwa)
乾燥させた牛肉、豚肉を甘辛いタレをつけて炭火で焼いた中華風のジャーキーといえば想像しやすいのではないでしょうか。
今の時期は長蛇の列をなしてまで、人気店に並んで買うのがシンガポール人のスタイル。
正直、そこまで並ぶ必要あるの?と思われる方もいると思いますが、その理由は味はもちろんのことですが、「親の代からずっとこのお店で買っているから絶対にこのお店でないといけない」や「毎年同じお店で買い続けることで縁起を担ぐ」などという方が多いからなのかもしれません。
そんなバクワですが、チャイナタウンには数時間町は当たり前の人気のお店が存在します。長時間並んでまで買い求める3つのお店を今回はご紹介します。
1. Lim Chee Guan(林志源)
数時間待ちは必至!? シンガポールで一番並ぶお店。
1938年創業の老舗で、国内4店舗ながらシンガポールで絶大な人気を誇るバクワ屋「Lim Chee Guan」。
そのうちの2店舗をチャイナタウンのメイン通りを挟んで両サイドに構え、いつも多くの地元民や観光客でにぎわっています。
他のお店に比べると少し割高な値段設定になっていますが、そこは創業者のリム・ケイ・エン氏が最高級の食材を使って品質にこだわった結果。
食べると納得の味が、80年たった今も人気を支えています。
炭火で香ばしく焼き上げられた絶品のバクアは病みつき間違いなし。
旧正月前はかなりの待ち時間になりますが、それも年末行事だと思って楽しんでみてはいかがしましょう。
※旧正月まではPeople’s park側の店舗はお休みになり、反対側の店舗のみ営業していますのでご注意ください。
2. Bee Cheng Hiang 美珍香
世界11か国に360店舗以上を展開する一大チェーン
1933年創業のメガチェーン「Bee Cheng Hiang 美珍香」。
知名度からしたらNo.1でシンガポール国内であればどこのモールでもお店を見かけたことがあるのではないでしょうか。 日本にも2016年9月、銀座に1号店が進出しておなじみですね。
保存料、肉軟化剤、人工着色料、香料、MSGを添加せず、100%天然素材で作られているバクワは伝統的な竹のふるいを使って手作業で作られいるため、一つとして同じものがないのだとか。
まだバクワを試したことがない方は、このお店からスタートしてみるのがいいでしょう。
少し並びますが、比較的スムーズに購入できます。
Bee Cheng Hiang 美珍香
https://www.beechenghiang.com.sg/
189 New Bridge Road Singapore 059422
Chinatown MRT Exit A
チャイナタウン駅出口A から徒歩1分
3. Kim Hwa Guan 金華源
ホーカーストールの大行列はPeople’s Park Food Courtの風物詩
1960年代創業、フードコートのストールにお店を構えるバクワ屋さん。
目の前で焼かれるバクワは熱気もあいまり、迫力満点。
毎日通ってるんですが、なぜこのお店だけが異常な行列を作り出せるかが不明です。
昔ながらの佇まいで昔のチャイナタウンのノスタルジーを残している。前出の2ブランドとは違い、ローカルすぎて観光客が並ぶ雰囲気ではないので、100%口コミとリピーターで商売が成り立っているようです。
常に30~50人が並んでいるので、1~2時間待ちの覚悟が必至。
Kim Hwa Guan 金華源
https://khg.com.sg/
32 New Market Road, #01-1022, S050032
Open daily
Business hours: 9am – 7pm
さて、今回は賑わいを見せるチャイナタウンにある人気バクワ屋さん3つをご紹介しました。
旧正月に入ると通常チャイナタウンはしばらくお休みに入ってしますので、早めに準備をしてくださいね!
CNYライトアップと屋台街が久しぶりに復活して盛り上がっているチャイナタウンをご家族や友人と楽しんで回ってみてください。
Happy Chinese New Year!
その他のバクワショップ