貴女と家族のための『心の救急箱』
バッチ・フラワーレメディの使い方
本日のお悩み:心が揺れ動く
シンガポールのコロナウィルス感染状況は非常に落ち着いてきて、街に活気が戻ってきましたね。そして旧正月も目の前。真っ赤な飾り付けと、スーパーなどであの耳につく旧正月の歌(ご存知ですか?)が流れるようになりました。
日本だけでなく世界各国でコロナ感染が拡大し、ヨーロッパでは再びロックダウンとなっており、私の友人たちもかなり精神的に辛い状況のようです。そのような方にも、このフラワーレメディの情報が届き、セルフ・ヒーリングの助けになれば、そう思います。
本日のお悩み: 心が揺れ動く
【クライアントHHさん】
30代前半、未婚。日系企業F&Bのマーケティング勤務シンガポールに2年在住
「はじめまして。フラワーレメディについて、ちょっとお話を伺おうと思ってご連絡しました。」
まだ日本でもシンガポールでも認知度が低いフラワーレメディですが、それでも少しずつ知られてきていて嬉しいです。
「実はちょっとショックなことを友人に言われてしまって。私、優柔不断なんだそうです。そんなつもりは全くなかったのですが、言われてみるとそうかもしれないと思って、ちょっと辛くなってしまいました。」
例えばどんなことを言われたのでしょう・・・
「私、ドタキャンしてしまうことがあるのですが、それに腹が立つと言われました。1回や2回どころじゃない、常習犯だと。これじゃ何の約束もしたくない、と。
予定をキャンセルする時、私の方にもちゃんとした理由があるんです。体調が悪くなったり、ものすごく気分が悪くなったりと、どうしても外に出られない状況に良くなるんです。
あと、一緒に食事に行っても、私はなかなかメニューが決められなくて、いつも最後の最後まで悩んでいて、店員さんが何回もオーダーを取りに来なければならないのがイラつく、と言われました。私、選べないんです。メニューだけでなく、他のことでもいつもそう。選んだとしても、ひょっとして別の方がいいのではないかと後悔してしまう気がして。自分でわかっているのですけれど、どうしても決断できなくて。
また、私の意見がコロコロ変わるので、どれが本当だかわからない、とも言われました。私の中では、いろいろ考えた結果なので、自分の中では一貫性があると思っているのに・・・」
お友達からそう言われてしまうと、辛いですね。いろんなことを考えているようですが、誰かに相談したりはしないんですか?
「そうですね・・・相談とか、したことないかもしれません。いつも自分の中で悩んで自問自答して、でもそれがかえって迷いを大きくしているかもしれません。
今までの友人関係を振り返ってみて、なんとなく同じような理由で離れて行った友人たちがいたような気がします。そういえば、親からも似たようなことを言われてたのを思い出しました。
もうどうしたら良いのか・・・気分が沈んでしまって、何もやる気が起きません。フラワーレメディって、こんな気持ちをも救うことができるのでしょうか?」
<今日のレメディ>:
お友達からの言葉で、HH子さんは大変ショックを受けたことでしょう。辛いですね。心に刺さるショックな言葉は、スターオブベツレヘム(未出)で和らげることができます。言われたという事実は消せませんが、それが心の中にずっと止まってしまいうようであれば、ハニーサックル(第8回)も一緒に飲むといいでしょう。 そして、過去を振り返って、似たようなことで友人が離れていっていると思われたのであれば、チェストナットバッド(第3回)で、その繰り返しを断ち切るのもいいかもしれません。
それより何より、HH子さんにいま必要なレメディ、あります。
「スクレランサス(Scleranthus)」
和名「シバツメクサ」。
背の低い一年草で、砂利や砂質の土地に地を這うように広がります。イギリスでは、夏に4、5ミリほどのとても小さな緑の濃淡の花を咲かせ、古くは泌尿器系の疾患の薬としても使われていたようです。その花や葉を採取し、太陽法でエネルギーを抽出し、フラワーレメディを作ります。
このレメディは、気持ちや体調が大きく揺れ動き、バランスがなかなか取れない人によく効きます。例えば、何かを決断しようとしても、どちらにしていいか自分で全く分からなくなってしまったり、両極端の選択肢で悩んだり、やっと決断した後でも、あれこれと考えてしまって翌日には違う結論を出したりと、自分の中では変更する理由があるにもかかわらず、周りの人からは優柔不断に見えてしまいます。
この方の特徴は、人に相談しないこと。同じように決断に迷うセラトー(第11回)タイプの方は人によく意見を聞きすぎて迷ってしまいますが、このスクレランサスタイプの方は人には聞かず、自分の中でああだこうだと考え悩みます。
そして、気持ちだけでなく体調の振れ幅も大きいのが特徴です。昨日絶好調だったのが、理由もなく今日は絶不調だったりします。
スクレランサスのレメディをとると、自分の心や体のバランスを取り戻すことができ、判断に揺らぐことなく自然に自分が思う方を選ぶことができるようになります。気持ちが大きくブレることも少なくなり、自分の決断に自信すら持つことができるようになるでしょう。他の人の意見に惑わされず、他の人の意見を寛容に受け取り、必要とあれば人に尋ねることができるようになり、そしてバランスの取れた思考が人生の充実感さえ味わせてくれるかもしれません。HH子さんの揺れる気持ちや体調も、きっとしっかりと整うことでしょう。
フラワーレメディは自然の花のエネルギーを転写したものですので、安心してお子様、ペット、赤ちゃんにも使えます。プラセボ効果ではありませんので、人により効果の表れ方の早い・遅いはあるかしれませんが、是非挑戦してみてください。
今までのレメディとキーワード:
- ウォルナット(第1回): 環境の変化に対応する
- インパチェンス(第2回): 他人のスピードに対するイライラを解消する
- チェストナットバッド(第3回):同じ間違いを繰り返さない
- オリーブ(第4回): 心身共の疲れ
- ホーンビーム(第5回):先延ばしにしない
- ミムラス(第6回):不安や恐れ
- レスキューレメディ(第7回):緊急時
- ハニーサックル(第8回): 過去への執着
- チコリー(第10回):相手をコントロールしたい
- セラトー(第11回):自分の判断を疑う
- ヴァイン(第13回):相手を自分の思う通りにしたい
- ゴース(第14回):希望が持てない
- マスタード(第15回):理由のわからない鬱
- ビーチ(第16回):自分とは違う考え・行動への批判
- ヘザー(第17回):他人の話も聞く
- ホワイト・チェストナット(第18回):頭を休め
- ロック・ウォーター(第19回):完璧主義がつらい
- ロックローズ(第20回):パニック、強烈な不安
- アグリモニー(第21回):悩みを外に出さず明るく振る舞う
- レッドチェストナット(第22回):愛する人への過剰な心配
- セントーリー(第23回):Noと言えない
- クレマチス(第24回):集中できない
- アスペン(第25回):理由がわからない恐れ
- ホリー(第26回):嫌悪感、嫉妬、猜疑心
- クラブアップル(第27回):心身について神経過敏
- バーベイン(第28回):正義感が強すぎ
- ウィロー(第29回):私は被害者
- ラーチ(第30回):自信がない
- スィートチェストナット(第34回):生きるのがつらい
- ウォーターバイオレット(第35回):人に会うのがしんどい
- ワイルドオート(第36回):人生の方向性がわからない
- エルム(第37回):プレッシャーに負けそう
- オーク(第38回):頑張りすぎない
- チェリープラム(第39回):自分をコントロールできない
- パイン(第40回):自分を責めてしまう
-
ゲンチアナ(第41回):失敗に負けない勇気
下記にご紹介するバッチ・フラワーレメディ入門講座では、38種類のレメディのシンプルな使い方もマスターできます。自分と家族の心の健康のために、一生使えるレメディの知識を学んでみませんか?
バッチ・フラワーレメディ入門講座
英国バッチセンターの教育システムに基づき、38種類のフラワーレメディの選び方・使い方だけでなく、バッチ博士の、身体・精神・感情の健康についての信条や哲学も学びます。
次回の講座は、2021年3月に予定しています。お問合せは、lavitasingaore@gmail.com まで 。
たった38本のレメディですが、約3億通りもの複雑な感情に効きます。各レメディの特徴、そして選び方を、丁寧にお伝えします。
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人間関係のストレスを、星(エレメントマトリックス®︎)で自分や相手の思考・行動パターンを理解し、花(フラワーレメディ)でネガティブな感情を癒す、そんなプロジェクトです。ケーススタディの動画配信、講座、お茶会等、有益な情報をお届けしています。
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