貴女と家族のための『心の救急箱』
バッチ・フラワーレメディの使い方
本日のお悩み:失敗に負けない勇気
あっという間に年末。今年は例年とは全く違ったものになってしまいました。学校行事が中止されたり、家での仕事が中心となったり。新しい環境でも変わらず頑張って暮らしている私たち自身を、十分褒めてあげましょう。そして10年後に振り返った時に、あんなこともあったな・・・と笑って思い返せるといいですね。
さて、今日もオンラインでのセッションです。
テーマ: 失敗に負けない勇気
【クライアントGGさん】
40代前半、既婚、専業主婦。ご主人は日系企業メーカー勤務、一人息子は11歳、日本人小学校に通学。シンガポールに2年半在住
「こんにちは。ちょっと緊急に、息子に関してお伺いしたくて。」
お疲れの様子で、ため息まじりにお話を始めました。
「来年に本帰国が決まっていて、それに合わせて息子が中学受験するのですが、ちょっといろいろ思わしくなくって・・・」
果て、どうしたのでしょうか・・・
「希望の中学に入るよう、もう何年も塾に通ったり家庭教師の先生に来ていただいたりして、ものすごく頑張っていたんです。偏差値も上がっていい調子だったのですが・・・
7月ごろ、息子のクラスの親にコロナの疑いがあって、クラス全員、二週間自宅待機だった間、体調を崩してしまったんです。コロナではなかったのですが、咳や微熱で私も本人もコロナを疑って神経がピリピリして、勉強どころではなくなってしまって。
そこからです。本人の集中の糸が切れてしまったのか、机に向かっているようですがどうも勉強が進まず、成績がガタガタ下がってしまったのです。それからの模擬試験やテストが総崩れで、本人はもう自信がなくなってしまって。とても気の強い子なのですが、一人でこっそり部屋で泣いているのを何度も見ました。
志望校を変える話を先生方ともしたのですが、プライドがあるのでしょうか、どうも納得がいかないようです。本人は挑戦するのも怖い、もう受かる気がしない、でもレベルを落としたくない、そう葛藤しています。塾に行くのが本当に辛いようで、最近笑顔が見られなくなりました。食欲も落ちてきてしまって。
私も主人も、息子はもう十分頑張ったので、最後まで希望を持って頑張って欲しいし、正直言って、息子が合格する学校であればどこでもいいと思っています。
こんな息子の気持ちが少しでも楽になるようなフラワーレメディ、ありますか?」
<今日のレメディ>:
息子さんはとても真面目に頑張っていたのですね。今の不調のきっかけは、コロナにかかったかも知れないという恐怖からだったかも知れません。この場合はクラブアップル(第27回)をとったらよかったでしょう。彼はまた、自分の中で自分の理想像を強く持っているようですね。それが叶いそうもないギャップに苦しんでいる様子は、ロックウォーター(第19回)が助けとなってくれます。そして今の自信喪失、自分はできないという劣等感に苛まれているようでしたら、ラーチ(第30回)を飲んでみましょう。
それより何より、彼にいま必要なレメディ、あります。
「ゲンチアナ(Gentian)」
和名「オノエリンドウ」。
リンドウの仲間です。日本で見る一般的な紫のリンドウよりはるかに小ぶりで、五弁の花びらも小さく、色は赤紫。この種はイギリス原産で秋に開花します。紀元前より生薬として使われ、解毒や消化促進に使われてきたようです。その花を採取し、太陽法でエネルギーを抽出し、フラワーレメディを作ります。
このレメディは、何かに失敗して非常に落ち込み、この先、良い結果が得られないのでは、と落胆している気持ちによく効きます。悲観的になったり、懐疑的になったり、自信がなくなってしまって、全く前に進む勇気が持てなくなるような状態です。まさに今の息子さんの心境にぴったりでしょう。
前に進みたくても、怖くて進めない。成功するようなイメージが描けない。
そうなってくると、ますます気持ちが縮こまってしまい、自分の持てる力も十分に発揮できないでしょう。そう、息子さんは本当に今までたくさんの努力をしてきたのです。
ゲンチアナのレメディをとると、もう一度チャレンジする勇気が自然と湧いてきます。失敗にもめげずに、今までの自分を信じ、最善を尽くせば成功できるという確信も持てるようになります。自分の可能性を、もう一度確認し、それを信じることができるようになるでしょう。
マイナスな気持ちになっているかも知れませんが、ゲンチアナを飲みながらそれは一旦、脇に置いておいて、自分を信じて最善を尽くし、結果はどうであれ、頑張った自分を褒めてあげる、そうできるようにまでなれたら素晴らしいと思います。
このケースは、チェストナット・バッド(第3回)を併せて飲み、テストで同じ間違いを繰り返さないようにしましょう。
フラワーレメディは自然の花のエネルギーを転写したものですので、安心してお子様、ペット、赤ちゃんにも使えます。プラセボ効果ではありませんので、人により効果の表れ方の早い・遅いはあるかしれませんが、是非挑戦してみてください。
今までのレメディとキーワード:
- ウォルナット(第1回): 環境の変化に対応する
- インパチェンス(第2回): 他人のスピードに対するイライラを解消する
- チェストナットバッド(第3回):同じ間違いを繰り返さない
- オリーブ(第4回): 心身共の疲れ
- ホーンビーム(第5回):先延ばしにしない
- ミムラス(第6回):不安や恐れ
- レスキューレメディ(第7回):緊急時
- ハニーサックル(第8回): 過去への執着
- チコリー(第10回):相手をコントロールしたい
- セラトー(第11回):自分の判断を疑う
- ヴァイン(第13回):相手を自分の思う通りにしたい
- ゴース(第14回):希望が持てない
- マスタード(第15回):理由のわからない鬱
- ビーチ(第16回):自分とは違う考え・行動への批判
- ヘザー(第17回):他人の話も聞く
- ホワイト・チェストナット(第18回):頭を休め
- ロック・ウォーター(第19回):完璧主義がつらい
- ロックローズ(第20回):パニック、強烈な不安
- アグリモニー(第21回):悩みを外に出さず明るく振る舞う
- レッドチェストナット(第22回):愛する人への過剰な心配
- セントーリー(第23回):Noと言えない
- クレマチス(第24回):集中できない
- アスペン(第25回):理由がわからない恐れ
- ホリー(第26回):嫌悪感、嫉妬、猜疑心
- クラブアップル(第27回):心身について神経過敏
- バーベイン(第28回):正義感が強すぎ
- ウィロー(第29回):私は被害者
- ラーチ(第30回):自信がない
- スィートチェストナット(第34回):生きるのがつらい
- ウォーターバイオレット(第35回):人に会うのがしんどい
- ワイルドオート(第36回):人生の方向性がわからない
- エルム(第37回):プレッシャーに負けそう
- オーク(第38回):頑張りすぎない
- チェリープラム(第39回):自分をコントロールできない
- パイン(第40回):自分を責めてしまう
下記にご紹介するバッチ・フラワーレメディ入門講座では、38種類のレメディのシンプルな使い方もマスターできます。自分と家族の心の健康のために、一生使えるレメディの知識を学んでみませんか?
バッチ・フラワーレメディ入門講座
英国バッチセンターの教育システムに基づき、38種類のフラワーレメディの選び方・使い方だけでなく、バッチ博士の、身体・精神・感情の健康についての信条や哲学も学びます。
次回の講座は、2021年2月に予定しています。お問合せは、lavitasingaore@gmail.com まで 。
たった38本のレメディですが、約3億通りもの複雑な感情に効きます。各レメディの特徴、そして選び方を、丁寧にお伝えします。
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人間関係のストレスを、星(エレメントマトリックス®︎)で自分や相手の思考・行動パターンを理解し、花(フラワーレメディ)でネガティブな感情を癒す、そんなプロジェクトです。ケーススタディの動画配信、講座、お茶会等、有益な情報をお届けしています。
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