貴女と家族のための『心の救急箱』
バッチ・フラワーレメディの使い方
本日のお悩み:自分を責めてしまう
早いもので、もうそろそろフェスティブ・シーズンです。そうはいってもフェーズ3にはなかなか移行しません。早く安全に、たくさんの人と自由に会える、国外への旅行もできるように願うしかありません。
「なんでこんな生活をいつまでも続けなければいけないの!」という苛立ちが出てきたら、ウィロー(第29回)を飲んでみてください。もうずっとこの生活が続くかもしれないという不安やあきらめが出てきたら、ミムラス(第6回)やゴース(第14回)をそれぞれ試してみるのもいいですね。
さて、今日のお客様はオンラインでのセッションです。
テーマ: 自分を責めてしまう
【クライアントFFさん】
30代後半、既婚、専業主婦。ご主人は日系企業飲食店のマネジメント、10歳になるお嬢さんはローカル校に通学。シンガポールに6年在住
「こんにちは。今日は娘のことでご相談したいことがあって。」
ちょっと困った顔をされて、お話を始めてくださいました。
「どうも、学校で虐められているというか、うまくいっていないようなんです。先日、階段から落ちて右足首を捻挫して帰ってきました。先生から連絡があって、どうやら同級生と小競り合いがあって押されたようなのですが、娘はそのことを話してくれません。自分で落ちた、自分のせいだ、そう言い張るのです。」
誰かをかばっているのでしょうか・・・
「そうかもしれませんが、娘は昔から、全て自分のせいだと思う癖があるのです。風邪をひいて熱を出しても、ママに心配かけてごめんなさい、私が悪いの、といつも自分を責めます。
テストで良い点が取れなくても、私の勉強が足りなかったから、と自分を責めます。でもそうじゃないんですよ。物凄い努力家で、何事にも一生懸命取り組んでいますが、決して満足できないんです。確かに、ローカル校での勉強は大変ですし、英語も中国語も、ついていくのに必死です。先生によると、発音が悪いとお友達から笑われたこともあるらしいのですが、本人は本当に努力しているんです。
学校のグループのプレゼンテーションがあった時も、彼女は万全の準備をし、お友達を助け、本当によく頑張ったのですが、どうやらお友達の担当部分にミスがあったらしいんです。それを、自分のせいだと感じて、ごめんなさい、ごめんなさいって、泣いて謝ってしまって。
あまりにも不憫で・・・最近は学校に行く時、暗い顔を見せることが増えてきました。お友達と何かあったのと聞いても、大丈夫、としか答えません。一応、先生には注意してみてもらうようお願いはしているのですが。
どうやって元気付けたらいいか、もうわからなくなってしまいました。私は何もできないのでしょうか。娘が元気で明るく過ごしてくれることだけを願っているのに。
こういう娘に合うフラワーレメディってあるのでしょうか。」
お嬢さんは頑張り屋さんで、とても我慢強いですね。FF子さんに心配をかけないよう、一人で頑張っています。でもちょっと自分に負担をかけすぎかもしれません。全てにおいて、自分を責めていますね。他人のミスも、他人とのトラブルも、全部自分が悪い、自分の努力が足りないから、と考えてしまいます。どんなにFF子さんや先生が救いの手を差し伸べようとも、お嬢さん自ら、その愛の受け取りを拒否してしまいます。
FF子さんのご心配もよくわかります。まずはレッドチェストナット(第22回)をとって落ち着いてお嬢さんを信頼しましょう。
でも何よりも、今のお嬢さんにぴったりなレメディ、あります。
「パイン(Pine)」
和名「ヨーロッパアカマツ」。
そうです、松です。イギリスにも松の木は自生しています。乾いた痩せた土地にもしっかりと根を張り、成長します。冬でも緑をたたえるということで、日本では長寿を表す縁起
の良い木とされてますね。ヨーロッパでは古くからハーバルレメディとして消炎や殺菌にも活用されてきました。晩春、雄花が黄色い花粉で覆われた頃に、その雄花と雌花を煮沸法でエネルギーを抽出し、フラワーレメディを作ります。
このレメディは、常に罪悪感を感じている、自分を過小評価してしまう、人からの愛や助けを受ける資格がないと考えてしまう、そんな方にぴったりです。自分のことをちゃんと理解できておらず、常にダメだと感じ、責任を感じてしまっていると、本当に辛いですね。
自分を責め続けたところで、現状はよくなりません。出口の見えないトンネルの中に入り込んでしまっているかのようです。更なる深みに入り込む前に手を打ちましょう。
パインのレメディをとると、全部自分のせいだと思ってしまう、自分の心の中にある緊張感―自己に対する低評価、自責の念、罪悪感等―が、すうっと薄らいできます。あ、このままでいいんだ、私大丈夫なんだ、そんな自分の心の声が聞こえてくるかのように。どんなに自分が失敗しても相手が失敗しても、静かに状況を見るようになり、決して自分ばかりを責めるようなことはしなくなるでしょう
そして、この辛さから助けてあげようとする家族や友人の言葉、愛情が、これまたすうっと受け取れるようになるでしょう。誰かに頼っても良い、すがっても良い、大丈夫、そう思えてくるでしょう。愛情の受け取り上手になるかもしれませんね。
フラワーレメディは自然の花のエネルギーを転写したものですので、安心してお子様、ペット、赤ちゃんにも使えます。プラセボ効果ではありませんので、人により効果の表れ方の早い・遅いはあるかしれませんが、是非挑戦してみてください。
フラワーレメディは自然の花のエネルギーを転写したものですので、安心してお子様、ペット、赤ちゃんにも使えます。プラセボ効果ではありませんので、人により効果の表れ方の早い・遅いはあるかしれませんが、是非挑戦してみてください。
今までのレメディとキーワード:
- ウォルナット(第1回): 環境の変化に対応する
- インパチェンス(第2回): 他人のスピードに対するイライラを解消する
- チェストナットバッド(第3回):同じ間違いを繰り返さない
- オリーブ(第4回): 心身共の疲れ
- ホーンビーム(第5回):先延ばしにしない
- ミムラス(第6回):不安や恐れ
- レスキューレメディ(第7回):緊急時
- ハニーサックル(第8回): 過去への執着
- チコリー(第10回):相手をコントロールしたい
- セラトー(第11回):自分の判断を疑う
- ヴァイン(第13回):相手を自分の思う通りにしたい
- ゴース(第14回):希望が持てない
- マスタード(第15回):理由のわからない鬱
- ビーチ(第16回):自分とは違う考え・行動への批判
- ヘザー(第17回):他人の話も聞く
- ホワイト・チェストナット(第18回):頭を休め
- ロック・ウォーター(第19回):完璧主義がつらい
- ロックローズ(第20回):パニック、強烈な不安
- アグリモニー(第21回):悩みを外に出さず明るく振る舞う
- レッドチェストナット(第22回):愛する人への過剰な心配
- セントーリー(第23回):Noと言えない
- クレマチス(第24回):集中できない
- アスペン(第25回):理由がわからない恐れ
- ホリー(第26回):嫌悪感、嫉妬、猜疑心
- クラブアップル(第27回):心身について神経過敏
- バーベイン(第28回):正義感が強すぎ
- ウィロー(第29回):私は被害者
- ラーチ(第30回):自信がない
- スィートチェストナット(第34回):生きるのがつらい
- ウォーターバイオレット(第35回):人に会うのがしんどい
- ワイルドオート(第36回):人生の方向性がわからない
- エルム(第37回):プレッシャーに負けそう
- オーク(第38回):頑張りすぎない
- チェリープラム(第39回):自分をコントロールできない
下記にご紹介するバッチ・フラワーレメディ入門講座では、38種類のレメディのシンプルな使い方もマスターできます。自分と家族の心の健康のために、一生使えるレメディの知識を学んでみませんか?
バッチ・フラワーレメディ入門講座
英国バッチセンターの教育システムに基づき、38種類のフラワーレメディの選び方・使い方だけでなく、バッチ博士の、身体・精神・感情の健康についての信条や哲学も学びます。
次回の講座は、フェーズ3に移行してからになります。お問合せは、lavitasingaore@gmail.com まで 。
たった38本のレメディですが、約3億通りもの複雑な感情に効きます。各レメディの特徴、そして選び方を、丁寧にお伝えします。
「星と花で叶える幸せ体質の作り方」プロジェクト
人間関係のストレスを、星(エレメントマトリックス®︎)で自分や相手の思考・行動パターンを理解し、花(フラワーレメディ)でネガティブな感情を癒す、そんなプロジェクトです。ケーススタディの動画配信、講座、お茶会等、有益な情報をお届けしています。
詳しくは↓
https://www.elementmatrixbach.com/
お申込み・お問合せは、lavitasingaore@gmail.com または elementmatrixbach@gmail.comまで
La Vita Counselling & Spiritual Care
38種類のフラワーレメディを知り、自分、そして家族の心の健康に、すぐ使えるようになります。
詳しくは教室詳細ページをご覧ください。
https://www.byst.sg/school/lavita