【心のカゼの処方箋 vol.38】バッチ・フラワーレメディの使い方

貴女と家族のための『心の救急箱』
バッチ・フラワーレメディの使い方
本日のお悩み:頑張りすぎない

会社勤めの方はまだテレワークを続けていらっしゃり、学校もオンラインを選択できるところもあるようです。外出時のマスク着用は仕方ないとしても、だいぶ新しい生活スタイルに慣れてきました。

毎年この時期、中秋節になると、ショッピングモールの真ん中で多くのホテルや店が月餅の出店を出していますが、流石に今年は少ないですね。まだまだ規制は続きます。

さて、今日のお客様は、久しぶりの対面セッションです。以前フラワーレメディのコンサルティングにいらしたことのあるクライアントさんです。

テーマ: 頑張りすぎない

【クライアントDDさん】
40代後半、既婚、専業主婦。ご主人はイギリス人で、外資系金融機関勤務。シンガポールに12年半在住

「今日は夫のことでお伺いしました。彼にもレメディ が必要かと思って。」

以前、夫婦関係でお悩みだったのですが、ビーチ(第16回)を中心としたフラワーレメディの助けもあり、今は落ち着いた生活をしているとのことでした。さて、今回はどうされたのでしょう。

「夫はC B期間以降もテレワークが続いていて、今でも出社は週2回なのですが、そんな中、人事異動があって。彼、7月からグローバルなポジションを任されることになったんです。

それは嬉しいことなのですが、そこからが大変で。ロンドン本社、ニューヨーク、そしてアジアもカバーしなければならず。朝からオンラインのミーティングで部屋に閉じこもりっきり。夕方にロンドン時間になったら、今度はロンドンの人たちと話し、そして夜にニューヨークのマーケットが開いたら、さらにそこでもミーティング。夜中まで続きます。その合間に資料を作ったりで、ゆっくり睡眠も食事も取れないんです。そして、週に何度も、早朝に緊急案件で起こされたりと、もう24時間体勢です。」

そんな生活が続いていたら、きっと体調にも影響があるでしょう。

「先々週の土曜日の朝、彼、倒れたんです。突然目眩がしたらしく、朝起きたらそのまま崩れるように倒れてしまって。病院へは行かずに数時間安静にしたら元に戻ったようですが、また倒れてしまわないかと、もう心配で・・・その後も、この生活パターンが続いてます。担当部門の人員削減の話もあり、彼にとっては相当苦痛のようです。」

彼はそんな仕事に対して、何て言ってますか?

「自分がやらなくては、自分しかできない、特に人事の話は他の人たちに任せられない仕事だから・・・そう言ってます。責任感強すぎです。自分でこうすると決めたらとことん貫くタイプの人で、私が何を言っても聞きません。私にできることといったら、食事をバランス良く作るだけです。それでも日に日にやつれていき、また倒れたら、命に関わってしまったらどうしよう・・・この状況で、フラワーレメディは役に立ちますか?」

<今日のレメディ>:

ご主人は人一倍責任感が強く、自分がやるべきことをとことんまでやる強い意志の持ち主ですね。それにしても、倒れてしまうまで仕事をしたり、復活してまた同じペースで仕事をしてしまうとは・・・本当は心身ともに限界に近いのではないでしょうか。まずはご主人の心身のお疲れを和らげるオリーブ(第4回)、それから、常に頭の中が忙しいのでホワイトチェストナット(第18回)も摂っていただきたいです。そして同じ失敗を繰り返さないためにもチェストナット・バッド(第3回)をいいかもしれません。

でも何よりも、今のDD子さんのご主人にぴったりなレメディ、あります。

イメージ画像©︎Healingherbs Ltd.

「オーク(Oak)」

和名「ヨーロッパミズナラ」。
樫の木といった方がわかりやすいでしょうか。大きな大木で非常に硬いため、家具やワイン熟成用樽にも使われています。春に咲く小さな雌花を太陽法でエネルギーを抽出し、フラワーレメディを作ります。

このレメディはまさに、倒れるまで働いてしまう、そんな責任感と強い意志の塊のような方によく効きます。人に対して、仕事に対して、社会に対して、自分がなんとかしなければという思いで突っ走るのですが、自分自身のことは二の次にしてしまいます。

いくら忍耐強くても、我慢強くても、人間には気力・体力の限界というものがあります。体や心がSOSを出していても、そんなことには気付きませんし、気付こうともしません。そしてある時バッタリと倒れる、そんなパターンを繰り返します。

オークのレメディをとると、自分の体の声、心の声に気付くことができるでしょう。ずっと張り続けていた気持ちも和らぎ、短い時間ではあっても「休もう」という気持ちが起きます。

決して責任感がなくなるということではありません。体と心が安定することによって、別の方法でその責任を果たします。新しいアイデアが浮かぶかもしれません。また上手に仕事を振ることができるようになるかもしれません。時間の使い方がうまくなるかもしれません。

勉強や趣味に夢中になり食事も寝るのも忘れて、最後に体調を崩してしまうようなお子さんにも最適です。

特に男性はレメディを飲むことに抵抗がある方もいらっしゃいます。怪しい、そう思うのかもしれません。本当はきちっと説明して飲んでいただくのが良いのですが、それが難しい場合は、コーヒーやジュース、味噌汁、ビールやワイン、そして水筒の水にでも数滴入れて、こっそり飲んでもらってください。

フラワーレメディは自然の花のエネルギーを転写したものですので、安心してお子様、ペット、赤ちゃんにも使えます。プラセボ効果ではありませんので、人により効果の表れ方の早い・遅いはあるかしれませんが、是非挑戦してみてください。

今までのレメディとキーワード:

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