明日ちょっと誰かに話したくなる色のお話 vol.5〜紫について 〜

シンガポールでラブバードカラーサロンを主宰している小川良子です。

毎月誰かに話したくなる色のお話しをさせていただきますのでよろしくお願いします。

ラブバードカラーサロン主宰
パーソナルカラーアナリスト

小川良子

色彩検定1級
カラーデザイン検定1級

旅行で訪れたシンガポールに恋し、再度渡星。日本語教師としてのキャリアをスタート。その後、シンガポール人と結婚し、主人の転勤に合わせて日本、中国と生活の場を移す。

上海で暮らしていたときにパーソナルカラーアナリストに出会い勉強を始める。

2018年にシンガポールへ帰国し、現在は「色の力を使って、内面と外見を応援する」をモットーにBedokの自宅のラブバードカラーサロンにてカラー診断やレッスンを行う。  

【紫について】

全ての「色」には効能やイメージがあります。
今日は「紫」についてのお話。

みなさんは「紫」が好きですか?
 
みなさんは「紫」についてどんなイメージがありますか?
 
​​高貴
エレガント
神秘的
芸術的
妖艶
上品
繊細
知的
 
色々挙げられると思います。
 
「色」は必ずポジティブな要素とネガティブな要素を持ち合わせています
 
「紫」のネガティブな要素というと
 
不安定
二面性
複雑
不気味
毒々しい
下品
 
などが挙げられるでしょうか?
 
【紫】という色は
 暖色の「赤」と寒色の「青」が混ざった色なので、見る人によって受ける印象が大きく変わります。
 
また国単位でも人々の持つ印象が変わります。
 
「紫」では日本では高貴な色とされてきまさした。
 
奈良時代聖徳太子が制定した
 
「冠位十二階の制度」
位に応じて冠や礼服の色が定められていました。
 
1番位の高い色とされたのが「紫」であったため
日本では「紫」は高貴な色、上品な色とされる傾向にあります。
 
ちなみに冠の色は「紫、青、赤、黄、白、黒」の6色で、さらにその濃淡で区別された12色でした。
 
「またヨーロッパではを混ぜて作る混色は、
神への冒涜と考えられていた為
「紫」「橙」
は二流の色と位置づけられていました。」
 
現在でも海外で「紫」は「不気味」「気持ち悪い」「下品」などのマイナスイメージを持つ人が多いとされています。
 
同じ「色」をみても感じ方が違うというのは、国の歴史的な背景が関係しているというのも面白いですね。
 
「色」はわたしたちの目から脳に伝わり、そのあと心に伝わります。心理的に好き・嫌いを感じます。
 
わたしは「色」を勉強して「色」の好き・嫌いがなくなりました!どの色も個性的で素敵だなと思えるようになったんです。これは「人」にも通じるところがすごくあり、パーソナルカラーって「人」の個性を探す作業なんです。だからどの「人」も素敵だなって。
 
ファッションだけに重点を置いたカラー診断ではなく「あなたの個性を一緒に見つける・生き方まで変わる!」そんなカラー診断を心がけています。
 
是非あなたの「色」=「個性」を探すお手伝いをさせてください!
一緒に「色」を学びませんか?
 

ラブバードカラーサロン

グリーンライン ベドック駅徒歩1分

美色コーディネート初級・中級
プロ診断士養成講座もご用意しております。

是非お問い合わせください。

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