『ミキアムリタの水瓶座時代の愛と使命の創り方』
このコラムでは海外ママへ
世界のどこにいても自分らしく
「使命」と「愛」を両立する方法
をテーマに毎月お届けしていきます。
Miki Amrita(ミキアムリタ)
NVC SINGAPORE 代表理事
ジョージワシントン大学ビジネススクール
国際ビジネス専攻経営学修士(MBA)
プロフィールはこちらhttps://nvc.sg/miki/
みなさん♡こんにちは!
ミキアムリタです。
前回のブログでは「執着の落とし方」について書きました。
そして今日は、そもそもなんで執着が生まれるんだろうか?その「執着の正体」=「報われない愛のパターン」について書いてみようと思います。
実は先日、自分の愛のパターンについてワークする機会がありました。正直、この報われない愛のテーマは長年取り組んで来ているので、もういい加減に解放されたい(笑)
しかし、何故この報われない愛のパターンはこんなに根深いのでしょうか?
その一つの理由に、初めて愛した人との原型をみます。自分が初めて愛した人、それは親でした。
母との関係性はまた別の機会を設けるとして、今日は「娘が父からどのように愛され、娘がどのように父を愛したか?」
この原型が何十年経った今でも心の癖として残っている方は、以外と多いかもしれません。
それがパートナー選びにも関係していたり、現在の関係性でも現れているかもしれません。
愛に関する自分のパターンを知ることは、とても意識的なプロセスです。そして、それはちょっとした混乱を伴うかもしれません。
そんな昔の傷を掘り起こす作業をするぐらいなら愛を放棄し、愛に背を向けたほうがましだと相手を変えても、結局は自分の中のパターンが変わっていないので繰り返すのはそのせいです。
また反対に、廃棄したほうが良い相手でさえ盲目に愛してしまう場合はどうでしょう。私たちが盲目的に愛する時、自分の中では何が起こっているのでしょうか?
そもそも報われない愛とは、「自分が愛したように、相手が愛を返してくれない。与えたようには、愛が戻ってこない」ということです。
ですから、私たちが単なる思考の存在であるならば「あーこの人は自分を愛してくれる相手ではないから、この人を選ぶのはやめよう」と私たちの前に現われる愛が、自分に値する愛だと感じられない状況に留る事はないでしょう。
そして理性的に考えきちんとその場から立ち去り、エネルギーを浪費せず、自分が今世成し遂げるべき奉仕の質に力を注いだり、相手を変えたり、頭で考えられる最善の戦略を練る事ができます。
しかし、それが可能なのは心で溺れず、意識的な時のみ
何故ならハートは思考が最もな理由をいくら伝えてきても諦めません。愛してしまったら後の祭り。愛は分け隔てなく全てを包み込んでいくでしょう。
このように感情と思考の目的が対立し、それでもハートが愛する事を優先させると盲目的に愛してしまうのだと思います。
違う言い方をするならば、男性的理解(思考)と女性的感性(ハート)が上手く交流できていない状態ですね。
ということは、盲目的に愛する時、私たちの思考の部分、男性的理解は目を閉じています。
関係性への明晰さは失われ、頭で考えるなら間違いなく「愛するべき人」ではないとわかるのに、ハートはその理屈を理解できません。
一体なぜ、愛するためにきちんと目を見開き、理解することを止めてしまったのでしょうか?
報われない愛のパターンと子供の時の体験が関係しているとはじめに書きました。
小さい子供は、なぜ自分が愛するように親が愛してくれないのかは理解できません。
娘は父が家に帰ってこない真の理由も知らないでしょう。
それでも、父を恋しがり、母を愛することを止めないのが子供です。
ですから子は、愛することを諦める代わりに自分に例えばこんな誓いを立てるのです。
「わたしは二度とがっかりしないために愛されることなど期待しません」。
お父さんはわたしを知ることには興味がないでしょうから
「わたしは誰からも知ってもらいたいとは決して願いません」。
こうやって失望から自分を守るのです。自分が愛したように愛してくれない父をそれでも愛せるように。。。
そして、たった一人の父という存在を自分の中に留めておけるように。
娘は全てを犠牲にする覚悟がありました、父親を引き止めておけるならばと。。
このような誓いは幼少期を生き延びるためには有効だったでしょう。
しかし大人になった今でも無意識で小さかった自分が立てた誓いを、有効な戦略であると採用し続けているならば現在のパートナーシップに問題が起きてくるのは時間の問題。
「愛はヒーリングを目的として、愛とは似ても似つかない全てのものを表面化する」という大天使アンブリエルの格言があります。
また傷つくかもしれないし、がっかりするかもしれないけれど、それでも愛に挑戦したときにこそ報われない愛のパターンがいまここで表面化する機会が訪れます。その時が大きな変容のチャンス。
癒やしは現在でしか起き得ず、傷があるところにこそ、愛はもたらされます。
報われなかった愛の痛みが愛の叡智へと至るプロセスは尊く意識的です。
小さいハートがどんなに望んでも、幼い思考がどれだけ不都合な真実を拒んでも、魂の大目的の前ではそれらの効力は失われていくでしょう。
なぜなら魂の自分は盲目的に愛することを、思考に眠りこけることを望んでいないことは明白だからです。
そして身体はどこまでいっても欲求をその内に秘めた存在です。
「知ってもらうこと」「見てもらうこと」「愛し愛されること」そんな命の叫びが満たされない男女関係は選択肢を持った大人の自分には決して十分ではない。
満たされない欲求を求め続けることを愛だと勘違いしてきた幼い自分が、報われない愛のパターンを繰り返しませんように。
それなのに、父を寂しいと恋しがり渇望する感覚を愛だと勘違いしていたらどうでしょうか?
これは、見逃せない変容のチャンスです。愛する機能を調律し「真実の愛」の感覚を与え戻すことができるのは自分しかいません。
小さい時にお父さんお母さんが無条件に愛情を注いで、そばにいてくれたらなんて幸せな幼少時代だったことでしょう。心からの祝福を贈ります。
けれど、もし自分が馴れ親しんだ愛の形が『報われない愛』のパターンだったとしたら、きっとあなたは愛を学びに来たのではないかと思うのです。
何かをマスターしたい時には、難題が与えられるもの。
「お父さん行かないで」とうずくまって泣いている小さな自分を受け入れ、そして愛することが出来ますか??
無条件に父を愛する幼いハートを報われない愛の呪縛から解放し、渇望ではない真実の愛に開いていけるでしょうか?
受け入れるには辛い現実をそれでも絶望せずに生きるために目を閉じてタイミングを計ってきたでしょう。
今がその時です。
目を見開いてこの絶望を受け入れられる程、今の自分は強いだろうか?まだ、溺れるか、もう泳げるか?いまの自分は幼かった時の自分ではありません。
ここに成長する恩恵があります。成長は時間との共同作業。あなたは成長してきました。もう選択肢のなかった小さい女の子ではありません。
盲目的に愛する代わりに目を見開いて、自分が欲する愛でなければ立ち去り、値する愛しか受け入れないと自分に誓うのです。真に満足し、幸せになるために。
更に、大人の自分は「報われない愛」から立ち去る時でさえ自分を痛めつける極端な方法を選ばなくてもいいのです。
愛でないものは私たちのシステムを混乱させます。愛以下ではつかいものになりません
しかし私たちが意識的である事を学べれば、愛でないものは自然と落とされていくでしょう。何故なら、わたしたちは愛の存在だから。
愛の種族=ラブ・トライブ
ということで(笑)いきなりですがオンラインでトライブ・ミーティング再開してみようと思います。
https://forms.gle/wUmmCsh1ZmwWsMhK9
ただ集まって楽しいお茶とおしゃべりを楽しむ時間。
おしゃべりの内容はなんでも良いですが、せっかくなので「報われない愛」について語り合いたい、自分が持っているこんな、あんな報われない愛のパターンをどのようにして変容させたらいいのだろう?とか、そもそも報われない愛のパターンって何?でもいいし上辺だけじゃない、心のつながりを自分に与える時間。同じテーマに惹かれ集った仲間が共感的にシェアする空間。このブログを読んで興味を持ってくれた全ての方を歓迎します。
こればっかりは、自分一人ではできません。もう傷つきたくない、がっかりするのはもう懲り懲り、期待して裏切られるくらいならもう、愛するのはやめよう。
こんな風にいくら誓っても、やっぱり私たちは愛を完全には捨てられない存在です。
愛し、愛されること。そして、それを難しくしている自分のパターン。そんな大切な、でも語られることの少ないテーマ。
本来ならこの時期「オンライン講座の開き方」のほうが需要が多いです。笑
しかし、あえてパンデミックな時期だからこそシステムを更に混乱させる「報われない愛の正体」について観ていきたい。
何人集まるか、需要があるのかもわからないけれど、講座を通さないエネルギーをシェアする機会を持ちたいと思いました。
愛を学びに来たコーラル魂の仲間へ、トライブ・ミーティング3年ぶりの集合です。
3年前はセントーサ島のビーチにどこからともなく総勢31人も集まりました。
初めましての人も子供達も一緒に詩を読み、クリスタルボウルの音色で癒されたり楽しい時間でした。今年はテーマを決めてオンライン開催です♡
単発になるか、定期開催になるかは神のみぞ知りますが、ピンと感じた魂の仲間たちに会えるといいな〜♡楽しみにしています!
〜GATHERING OF THE TRIBE〜
トライブ・ミーティング5月2日(土曜日)午後1:30-3:30頃まで
お申し込みはこちらからどうぞ♡
https://forms.gle/wUmmCsh1ZmwWsMhK9
集まった会費はブログのプラットフォームを提供してくれているバイスタさんに寄付したいと思います。シンガポールはコロナの影響で営業停止処置、経営的にかなり厳しい状態。このブログを配信してくれているバイスタさんに少しでも貢献できればという気持ちです。
ソフィア・セルフ・リーダーシッププログラム(オンライン5月スタート)はあと1席のみとなりました〜!