明日ちょっと誰かに話したくなる色のお話 vol.2

シンガポールでラブバードカラーサロンを主宰している小川良子です。

毎月誰かに話したくなる色のお話しをさせていただきますのでよろしくお願いします。

ラブバードカラーサロン主宰
パーソナルカラーアナリスト

小川良子

色彩検定1級
カラーデザイン検定1級

旅行で訪れたシンガポールに恋し、再度渡星。日本語教師としてのキャリアをスタート。その後、シンガポール人と結婚し、主人の転勤に合わせて日本、中国と生活の場を移す。

上海で暮らしていたときにパーソナルカラーアナリストに出会い勉強を始める。

2018年にシンガポールへ帰国し、現在は「色の力を使って、内面と外見を応援する」をモットーにBedokの自宅のラブバードカラーサロンにてカラー診断やレッスンを行う。  

「赤い靴が欲しい!」

旦那様や彼氏におねだりして買ってもらう時

さてあなたはこの「赤」をどうやって表現しますか?

暗い赤?

ワインぽい赤?

赤は赤?

赤にも色々種類があるので細かく伝えられるといいですよね!

色を表す方法には色々あり

①記号や数字を用いて表す方法

②形容詞を用いて系統立てて表す方法

③〇〇っぽい色と何かにたとえて表す方法

今日は③の方法についてお伝えします。

「ワインぽい色」だったら「ワインレッド」という慣用色名になります。

「慣用色名」は動物、植物、鉱物などの自然物、自然現象や地名などその物の色から連想されるような色の表現方法です。

今日は地名が由来の「慣用色名」について。

地名から想像する色?となるかもしれません。
地名が由来の「慣用色」は多くはないのですが、
例えば深い赤を表す「ボルドー」はフランスの地名から来ています。

では日本の地名は?

わたしの好きな「慣用色名」に東京は新橋由来の
「新橋色」というのがあります。

どんな色か想像できますか?

新橋といえばオフィス街であり、飲み屋街。
サラリーマンのイメージからグレーや茶色、また焼き鳥やビールの色を思い浮かべるかも知れません。

では4択でいきましょう!

この中に「新橋色」があります。さてどれでしょう?

正解は

こちらの色です!

実は芸者さんに流行った流行色だったのです!

江戸が東京になり、政治家や官僚が利用する料亭が集まり繁盛していた新橋。明治中頃から出現した化学染料の鮮やかな青緑色が新しい時代に敏感の新橋芸者の間で積極的に取り入れられたという経緯があります。

先程の選択肢の4つも実は全て地名がつく
「慣用色名」となっていました。

「慣用色名」の由来はロマンが隠されたものや、歴史的に興味深いものなど、とても面白いのでまた記事しようと思います。

楽しく日常に役立つ「色彩学」を学ぶことで生活が
カラフルになります!またご自身に「似合う色」も
見つけていくことで、外見が整い自信が生まれます!

是非「色」を一緒に学びませんか?


ラブバードカラーサロン

グリーンライン ベドック駅徒歩1分

美色コーディネート初級・中級
プロ診断士養成講座もご用意しております。

是非お問い合わせください。

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