新体操で育む運動神経と自己肯定感 vol.1

新体操で育む運動神経と自己肯定感 vol.1
自信をつけるメンタルトレーニング~

こんにちは!シンガポールの新体操教室『バランスアカデミー』の 黒川絵里佳 です。

今回よりこのコラムを通して、お子様の運動神経を成長させる助けとなる運動のお話やゴールデンエイジの話、お子様との遊び方や関わり方の話などを綴っていこうと思います。

第一回の今回は自信をつけるメンタルトレーニングのお話です。

人間の性格は遺伝ではなく、環境や体験によって作られるといわれており、中でも「自己肯定感」は性格を作る重要な要素だといわれています。

自己肯定感とは「自分は価値のある存在だ」という感覚のことです。

自己肯定感が高いと自然にポジティブで積極的な性格が作られ、自信を身につけることができますよ。

幼児期の自己肯定感を高めるには、パパやママの声かけや接し方が重要です。「大好き」「ありがとう」といったポジティブなメッセージを伝えるだけではなく、子どもの「不安」「怖い」といったネガティブな感情を受け止めるとよいでしょう。

また、成功したときは精一杯ほめて失敗したときは「次はどうすればいいか」を一緒に考えるとよいといわれています。

日々体が成長している幼児期は、「なわとびができた」「この高さからジャンプできた」「三輪車に乗れた」など、できることが日々増えていく時期です。

「できた」という成功体験は、子どもに自信を与えるきっかけとなり、自信は前向きな性格や積極性、好奇心へとつながります。運動や遊びをとおして「できた」をたくさん経験しておくことは、心の成長の支えになりますよ。

また、パパやママ、ほかの子どもと一緒に遊ぶことは、コミュニケーション能力の形成に役立つほか、ルールを守ることの大切さやワガママを自制する能力などを学ぶ機会となり、社会性のトレーニングにもなります。

幼児期の遊びや運動は、将来の心や体の基礎を作るためにとても重要なのですね。

その中でも昔の遊びには運動神経を向上させる要素がたくさんありますので、どんどん昔遊びをしましょう。

例えば、ケンケンパ、ゴム跳び、鬼ごっこ、缶蹴り、凧揚げ、竹馬などなどの昔遊びには、運動神経を向上させる要素が詰まっています。

どんな運動能力を向上させるかと言いますと。
「ケンケンパ」「ゴム跳び」・・・バネのように跳ねる力、バランス力。空間認知力
「鬼ごっこ」「缶蹴り」「だるまさんがころんだ」・・・走力、リアクション。判断力。蹴る動作。ピタッと止まる姿勢制御、ストップ動作。
「めんこ」・・・投げる動作。肩の使い方。

「めんこ」がトレーニング!?と思われるかもしれませんが メンコを投げる動作によって、ボールを投げる時の肩の使い方を習得できるので、野球用品を販売するSSKから「トレーニングメンコ」という商品が販売されているくらいなんですよ。

是非週末などを利用してお子様と昔遊びなどしてみては如何でしょうか?

バランスアカデミーでは、こういった子供達の「出来た!」という経験を大切にしながら、日々レッスンを行なっております☺

Balance Academy 新体操教室

今まで1000人以上の選手を指導してきた黒川絵里佳コーチによる日本語新体操教室です。

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