貴女と家族のための『心の救急箱』
バッチ・フラワーレメディの使い方
~本日のお悩み:自信が持てない
シンガポールのコロナウイルス感染状況ですが、どうやら上手くコントロールされているようで、少しではありますが、街中に人が戻ってきている感覚があります。
学校やオフィスでは毎日検温、発熱などの症状がある場合には自宅待機、
感染者のトラッキングはほぼ完璧、いつどこで感染したかが把握され、
そして感染者が出たオフィスビルのフロアは全員退避で完全消毒。
シンガポールは小さな国だからこその徹底した対処ができ、とても安心感があります。
日本の感染状況も早く良くなりますよう、心から願うばかりです。
さて、今日のお客様は、かなりイライラされているようです。
テーマ: 子供に自信をつけさせたい
【クライアントAA子さん】
シンガポール歴5年、40代後半。ご主人はシンガポールで独立、コンサル・ビジネスを起業。14歳の息子はインターに、8歳の娘は日本人小学校に通う
「こんにちは。今日、息子のことでちょっと相談があって。
娘の方は特に問題がなく元気に学校に通っているのですが、息子が学校を嫌がって」
AA子さんは、ちょっと困った様子です。一体どうしたのですか?
「実は、息子が学校の勉強についていけないようなんです。もう5年もシンガポールにいるのに、どうも、英語が苦手なようで、お友達もなかなか作れない。学校の課題もたくさん出るのですが、それをこなすのも大変なんです。どうやらちょっと理解が遅いのでしょうか。私も宿題を手伝うのですが、かなりイライラしてしまいます。
どうやら劣等感を持ってしまっているようです。妹の方は、かなり楽しく学校に行っていますが、本人は口癖のように、『僕は全然ダメだ、何をやってもみんなのようにできない、みんなと上手くいかない、もう無理』と、毎日のように言っていて、私の方が、参ってしまいます。
息子は息子なりに、毎日頑張っているんですよ。
彼はとても丁寧な性格で、宿題は、スピードこそ遅いけど、地道にきちっと、夜遅くまでかけて頑張っているんです。テストの点はそこそこ。良い時もあれば、悪い時もあり、良い時でも、これはまぐれだ、と言ったり、悪かったら悪かったで、もう自分はこの世で生きていけない、なんて言ったりして。」
息子さん、自信がないんですね・・・お父さんはそれに対して何か言ってますか?
「主人はバリバリ、自分の力で生きてきている人なので、息子のそういう言動はとても不甲斐ないようです。もっと頑張れ、なんでできないんだ、そんなことを言ってます。
また、妹の方は日本人学校で日本語の環境にいるからか、結構世渡り上手で、それを見て息子がまたストレスを抱えているようにも見えて・・・
息子なりに頑張っていると思うのですが、私たちの教育方針が間違っているのでしょうか?」
AA子さんはかなり思いつめた様子です。
<今日のレメディ>:
息子さんを心配するAA子さんには、もちろんレッドチェストナット(第22回)を取ることをお勧めします。そして息子さんの学びのスピードにイライラするのを解消するインパチエンス(第2回)も合わせて取るといいでしょう。また、息子さんの様子や言動が受け入れられないご主人いはビーチ(第16回)が合っているかもしれません。人間、皆、性格も、言動も違います。バリバリ自分から頑張れるタイプもいれば、そうじゃない人もいて当然です。その部分に寛容になれることをサポートするレメディです、
息子さんとしては、いろんな不安が頭の中を駆け巡っているでしょう。ホワイト・チェルトナット(第18回)はその忙しい頭を沈め、ミムラス(第6回)は日々の具体的な不安を和らげてくれるでしょう。
でも何よりも、彼の自信のなさ、に効く、ぴったりなレメディ、あります。
イメージ画像 ©︎Healingherbs Ltd.
「ラーチ(Larch)」
和名「ヨーロッパカラマツ」。欧米・アジアで見られるほっそりした木ですが、春になると同じ木に黄色い雄花・赤い雌花の両方を咲かせます。雌花はそのうち松ぼっくりとなります。昔から薬効も認められていたようで、下剤、膀胱炎、気管支炎等に使われていたようです。その雄花・雌花の両方の花と小枝を、煮沸法でエネルギーを抽出し、フラワーレメディを作ります。
このレメディは、「僕は人と比べて、能力がない」「自信がない」「無理」「劣等感」、そんな感情に力を発揮します。
AA子さんの息子さんは、かなり努力をしているよう見受けられます。こんなに頑張っても自分はダメだ、そう思う感情は、常に他人と自分を比較している、私にはそう思えてなりません。
他人を基準として自分を生きることは、果たして良いことなのでしょうか?常に他人と自分を比較し、優劣をつけ、そうしたら自分が劣ってしまった場合、自分を傷つけることになります。そもそも、他人と自分は違います、比較する必要がありません。
そんな気持ちをもたらしてくれるのが、このレメディです。
このラーチのレメディを取ると、自分は自分なりに頑張っている、それを他者がどう評価しようと構わない、このまま頑張る、そう勇気付けてくれます。決して失敗を恐れず、劣等感を持たず、自信を持って、前向きに進んでいけるようになるでしょう。
フラワーレメディは自然の花のエネルギーを転写したものですので、安心してお子様、ペット、赤ちゃんにも使えます。プラセボ効果ではありませんので、人により効果の表れ方の早い・遅いはあるかしれませんが、是非挑戦してみてください。
今までのレメディとキーワード:
- ウォルナット(第1回): 環境の変化に対応する
- インパチェンス(第2回): 他人のスピードに対するイライラを解消する
- チェストナットバッド(第3回):同じ間違いを繰り返さない
- オリーブ(第4回): 心身共の疲れ
- ホーンビーム(第5回):先延ばしにしない
- ミムラス(第6回):不安や恐れ
- レスキューレメディ(第7回):緊急時
- ハニーサックル(第8回): 過去への執着
- チコリー(第10回):相手をコントロールしたい
- セラトー(第11回):自分の判断を疑う
- ヴァイン(第13回):相手を自分の思う通りにしたい
- ゴース(第14回):希望が持てない
- マスタード(第15回):理由のわからない鬱
- ビーチ(第16回):自分とは違う考え・行動への批判
- ヘザー(第17回):他人の話も聞く
- ホワイト・チェストナット(第18回):頭を休め
- ロック・ウォーター(第19回):完璧主義がつらい
- ロックローズ(第20回):パニック、強烈な不安
- アグリモニー(第21回):悩みを外に出さず明るく振る舞う
- レッドチェストナット(第22回):愛する人への過剰な心配
- セントーリー(第23回):Noと言えない
- クレマチス(第24回):集中できない
- アスペン(第25回):理由がわからない恐れ
- ホリー(第26回):嫌悪感、嫉妬、猜疑心
- クラブアップル(第27回):心身について神経過敏
- バーベイン(第28回):正義感が強すぎ
- ウィロー(第29回):私は被害者
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次回は5月以降の予定です。お問合せは、lavitasingaore@gmail.com まで 。
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