水瓶座時代の使命と愛 vol.6 『女の解放だけじゃない、国際女性デー』(IWD)

『Miki Amritaの水瓶座時代の愛と使命の創り方』

このコラムでは海外ママへ
世界のどこにいても自分らしく
「使命」と「愛」を両立する方法
をテーマに毎月お届けしていきます。

Miki Amrita(ミキアムリタ)

NVC SINGAPORE 代表理事
ジョージワシントン大学ビジネススクール
国際ビジネス専攻経営学修士(MBA)
プロフィールはこちらhttps://nvc.sg/miki/

こんにちはミキアムリタです.
本日月8日は『国際女性デー』です。

正式には「女性の政治的自由と平等のために戦う日」ですが、女性を家庭に押しとどめる神話を払拭し自由で対等に生きられる世界は、女性だけでなく男性をも同時に自由にしていくそんな考えが浮かぶ日です。

「女性」といっても、いろいろな人生のステージ段階があり、
各サイクルによって、「自立」が意味することは異なります。

今回は女性のライフサイクルとの満ち欠けを照らし合わせた三相女神という考えをご紹介したいと思います。

この考によると満ちていく月=乙女、満月=母、欠=老女になぞらえ「女神の三相」もしくは「三重の女神」(Triple Goddess)と呼ばれます。

このサイクルを簡単に説明すると、乙女の時代の自立とは「少女の自立」であり象徴は上弦の月この時期の女性の自立とは親元からの自立です。

その乙女が恋に落ち、男性と一体化することでマザー(mother:母)の時期に入ります。

この相の象徴は満月で実際に自分の子供を産むか産まないかに関わらず、養育、出産、豊穣、熟成、生命の誕生を象徴する夏の季節になぞらえます。

若い乙女が恋に落ち、

「家」に嫁入りした後から繰り広げられる一連のドラマのステージとも言えるでしょう。

このステージで女性が学ぶメインテーマは他でもない養育を通じての「無条件の愛」です。

しかし、愛には自立するための「力」はありません。

ですので、このステージにいる女性が「家」から自立したいと願うなら自分の「力」を発揮する必要があります。

けれどこの解放を促す「力」こそ女性が「家」に忠誠を誓い役柄を生きる時に明け渡す 最大のギフト

持続可能な開発のために国連が掲げた開発目標(SDGS)の5番目にジェンダー平等があります。

ジェンダー平等社会というのは、機会、権利、あと責任を男女間で分かち合える環境が整った社会。

それが国連の定義です。 

途上国では、国連や国際NGOなどが入って「ジェンダー平等と女性のエンパワーメント」を実現できるような支援があります。

具体的には、国連開発計画(UNDP)がアドバイザーとしてその国の政府や女性団体と協力し、ジェンダー平等の基本法や女性に対する暴力の防止法を整備したり、一定の議席を女性に割り当てるなどの制度を導入、援助しています。

またビジネス界においては2010年3月9日、市民社会、政府、学者グループの代表が、ニューヨークに集結し「女性のエンパワーメントの原則――平等はビジネスになる(WEP)」を立ち上げました。

「女性のエンパワーメントの原則(WEP)」
職場、市場、地域社会において女性の力をつけるための指針を述べたもので、
これらの原則はジェンダー平等と女性のエンパワーメントを促す企業対策が
ビジネスになることを強調しています。

しかし、結婚、出産後に家庭に取り込まれた母たちへの働きかける男女平等と
エンパワーメントの援助が見当たらない。

それはなぜなのか?

会社の社長も一国のリーダーでさえ家庭から生まれ、育ちます

ですから男女の賃金格差、機会均等といった社会課題も大事ですが、
ジェンダー平等社会を真に目指すには、

社会の最小単位である家庭から始めなくてなりません。

対等な男女関係は世界平和の礎です。

「女性のエンパワーメントの原則(WEP)」職場、市場、地域社会において女性の力をつけるための指針を述べたもので、これらの原則はジェンダー平等と女性のエンパワーメントを促す企業対策がビジネスになることを強調しています。

しかし、結婚、出産後に家庭に取り込まれた母たちへの働きかける男女平等と
エンパワーメントの援助が見当たらない。

それはなぜなのか?

会社の社長も一国のリーダーでさえ家庭から生まれ、育ちます

ですから男女の賃金格差、機会均等といった社会課題も大事ですが、
ジェンダー平等社会を真に目指すには、

社会の最小単位である家庭から始めなくてなりません。

対等な男女関係は世界平和の礎です。

そもそもジェンダーとは何か?

G7で最低。
日本の ジェンダーギャップ121位

ジェンダーギャップ指数とは、その社会が、男女で「権利と機会と責任」を
分かち合えるようなシステムなのかどうかを見ます。

日本の順位が低いのは、「経済」と「政治」の分野。「経済」では、男女間の賃金格差が大きく「経済」でも「政治」でも、方針決定に関わるポジションに占める女性割合が著しく低いのが現状です。

根底にあるのは、どれだけ男性も女性も選択肢を持って生きていける社会かどうか。

この選択肢が海外赴任で劇的に狭まります
海外赴任で家長夫文化にタイム・トリップ

世界平和の礎は家庭にある男女対等

しかし、この「家」という聖域に光を当てると透明に光る服従と支配構造が見え隠れしてきます。

ここでいう服従構造とは女性による力の明け渡しであり支配とは男性による女性の労働力の支配です

女がやるべきとされる労働は無報酬、男がやるべきとされる労働はお金が入る

これも男女不平等の根源的な問題の一つであり、家父長制度の一側面です。

しかし「家=家庭」を服従支配構造分析対象とする難しさは
日本人が守ってき美徳と兼ね合いが深く、
女性が服従する事で与えられる保護、安全、安定を優先するなら
現状維持のほうが楽であり、

支配服従構造から女性が敢えて抜け出さない
理由がここにあります。

真のパートナーシップとは、

「愛」だけでなく、「責任」の分かち合い

これまで男性が主に担ってきた家計責任を、女性側も負えるようになること

それには女性が愛だけでなく力をつけていく必要があります。

現在の資本主義だと「生きる力= 経済力」

ですから女性が物質的基盤を得る実質的な第一歩を手助けすることは、
女性が経済的に必要な生産資源に近づくことを排除することによって
維持されてきた、家長夫文化への根本解決に他なりません。

これは家庭という聖域で、女性の解放、自立、相互依存、相互成長を可能にし平和を文化とした男女和合に至る糸口になる見逃せ無いチャンスです。

家族という「聖域」にある支配と服従、共依存などジェンダー平等への改革は家族からこそ始まり、社会システムに反映され、教育、ビジネスそして社会へと広がっていきます。

人はいつからでも、植え付けられたシステムを抜け出し、自分のやり方で魂を成長させ、また他人の魂をサポートする方法を学べます。

女性が植え付けられたシステムを抜け出す時の不安や恐れに一番効力を持つのは自分のミッションに目覚めていくことでしょう。

恐れることはありません

服従支配の関係から抜け出しても、女性は孤独にはなりません。

今日は国際女性の日、過去に生きた女性たちの果たせなかった夢を胸に刻みながら女性を「家」に押しとどめる歴史的背景を理解し自分の使命「ミッション」に目覚めていきませんか?

良妻賢母ステージからセルフ・リーダーシップは過酷な旅と言えます。

女性が本当の自由を選択をしようと立ち上がったとしても、今までの慣れ親しんだやり方を手放し、変化を恐れ現状を維持しようとする心理を超え自立しようと決意しても、経済的理由などからやはり背に腹は変えられないと元のさやに戻らず支配と服従を廃棄するためには、「生きる力」が必要不可欠です。

そして、この良妻賢母からセルフ・リーダーシップステージへの
過酷な旅をサポートするのが使命=生きる力なのです。

ご一緒に使命の矢を受ける取る準備を始めませんか?

その方法を学ぶための
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世界中どこからでもご参加いただけます。
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