水瓶座時代の使命と愛 vol.2 『Miki Amritaの水瓶座時代の愛と使命の創り方』

今回は悲しいニュースを受け番外編です。
「シンガポールで起きた母子自殺」

このコラムでは海外ママへ
世界のどこにいても自分らしく
「使命」と「愛」を両立する方法
をテーマに毎月お届けしていきます。

Miki Amrita(ミキアムリタ)

NVC SINGAPORE 代表理事
ジョージワシントン大学ビジネススクール
国際ビジネス専攻経営学修士(MBA)
プロフィールはこちらhttps://nvc.sg/miki/

こんにちはミキアムリタです。
海外生活における夫婦の一番の問題は、
パートナーシップの「独断化」
前回のブログではシンガポールのワンオペ事情を綴りました。

そんな矢先の11月14日日本人母子の無理心中事件
女性41才、息子5才。

ブキバト自然公園近くで発見された時
男の子は車の中、お母さんはその近くに横たわって発見されました。

これから男の子が生きていくだろう幼年時代、少年時代、青年
青年そして大人への階梯はもうどこにもありません。

母国から離れ、失われたかもわからないままに、
シンガポールスピードで片付けられた遺体

幼い死者の頭蓋骨の中にうずくまる夢と
母の絶望に
瞑目します

もう聞こえないこどものはしゃぎ声と
それを押しつぶした孤独と絶望に
今回のブログでは道をあけたいと思います。

わたしたちが起こす言動は何かしらのニーズを満たすためという考え方がNVCにはあります。

その視点で言うならば
愛する我が子の命と自分の命と引き換えに
母は何を選んだのでしょうか?

楽になりたかった?
自分の肉体にいる事がもう耐えられなかったの?
自殺は孤独や苦しみから自分たちを救う手段だったのだろうか?

今となってはその答えを知る人はいません。

人は人とつながっている時、
そう簡単には死ねません

そう思うと、
同年代で同じ年の男のを持つ母として胸が痛いです。

私たちはあまりにも痛みが強い時、
中毒行動に走ります

判りやすい例で言うなら、お酒、薬など。
しかし、仕事、買い物、ネットサーフィンだって同じですね

こころにぽっかり空いてしまった穴を
外側にある何かで埋めようとしている行為に変わりはなく

そしてブラックホールみたいに穴がどんどん大きくなり
自分の存在自体を飲み込んでしまったなら

内側で起きている現実が、
外の現実に現れてくるにはそう時間がかからないでしょう

自殺願望を持つほどに苦しんでいるお母さんの一部がお母さんの全部と幼いこどもの命まで飲み込んでしまった

私たちは一つの人格だけで作られている存在ではありません。
多くの矛盾と葛藤を抱えて生きていて
生きていく事を諦めたくなる自分の一部だって時にはいるかもしれない

生きていれば「いい時」だけではないし
生きることは、死ぬよりも厳しい

しかし人間は
絶望を抱えたままでも、生きていける。

それは
私たちは感情だけの存在ではなく、

身体=地の元素
感情=水の元素
思考=風の元素
霊性=火の元素

4元素でできているからとも言えます。

身体の声を聞けば安全が確保されないなら
消えてしまいたいと思うかもしれないし、

感情の声を聞けば絶望、
思考は将来を思い悩み、戦略を立てて、
無理心中でさえ実行に移せるプランが欲しい。

けれど、この最後の霊性が問題なのです。

わたしの主であり自分自神、
本当は何があったって生きていける
本来の勇敢な自分です

外側に起きてくる 悲しい出来事、
それは変える事は出来ないかもしれない

しかも、わざわざ時には災いのようなかたちで
私たちの 「目覚め」を引き起こすために
やってくることもあって

悲しい出来事や別れ、
私達はそれらに完全に飲み込まれ、
感情丸ごと同一化してしまう事だってあるでしょう

その絶望の淵で命を絶つことを望む自分の一部だっているかもしれない
しかし、その一部を穏やかに許容している自分の全体

なにがあっても、本当は大丈夫
痛みは消せなくても
苦しむか、否かは選択できると言われたらどうでしょうか?

「え?そんなはずはない!」って思うかもしれませんね

 でもそれは、あなたがまだそのやり方を知らないから。。

セルフ・リーダーシップとは
絶望している一部ではなく、
落ち込まなくて済むように中毒に走っている自分でもなく、
無理に元気にみせている自分でもない

自分自神が
自分の人生をリードしていくこと。

自分の一部ではなく
あらゆる自分が内側で存在することを認め
本来の自分と繋がり、
自分の4元素全てを生かして
人生をのあらゆる状況を乗り越えていく力

人生をクリエイトする方法を
セルフ・リーダーシップ講座では学んでいきます。

 絶望を抱えても人は生きていけるんだと
本当に知ること。

何もかもうまくいかず
母国離れたシンガポールで孤独に押しつぶされ
生産性と効率に両頬を差し出し
たとえ夢見る力を失った時でさえ

生きることを選択する勇気があなたの中にはあるのです

傷ついた一部に人生を占領されるのではなく
それらのパーツも包み込み
愛することのできる自分自神

私たちの本質は愛です

泣いても、怒ってもいい
絶望する日だってあるだろう

けれどみなさんが
最終的には愛からの選択ができますように

そのお手伝いができれば
これ以上嬉しいことはありません。

ご登録いただいたメールアドレスに詳細をお届けいたします♡
来年年明けから開始のグループです。

セルフ・リーダーシップ®を学びたい人

こちらからhttp://bit.ly/358lth0

セルフ・リーダーシップコーチ®になりたい方

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