よくばりカフェ旅 vol.1
2019年オープンの注目店筆頭!Kafe UTU@Tanjong pagarでアフリカンブランチを堪能
Maca
美味しい朝活が出来る人生を送りたいとカフェめぐりに励み中、ときどきwith自転車。そこでしか出会えない食に全力を。
休日の過ごし方でカフェ巡りが定番化しつつあるほど、シンガポールはカフェの激戦区でもあります。
そんなシンガポールでも特にカフェが集中しているエリアの一つにTANJONG PAGAR・OUTRAM PARKエリアが挙げられますが、今回私はそんなカフェ激戦区にあるアフリカ料理をコンセプトに掲げるユニークなカフェ「Kafe UTU」を訪れました。
こちらのお店はシンガポールで初めてアフリカをコンセプトに掲げたカフェで、オーナーの方もケニア育ちなのだとか。店名の「UTU」とはアフリカの言葉で「人類」という意味だそうです。人類のカフェ、なんだか深いですね。
店内の装飾品は全てオーナーがアフリカで買い付けてきたものを使っており、クッションからコースター、壁画、ドアまでオーナーさんのアフリカ愛が詰まっているデザインとなっております。
訪れた人にしか分からないのですが、とにかくインテリアが迫力満点なのです。
メニューもなんと牛革に貼り付けられており、重い!
この素敵な空間の至る所でこだわりを垣間見ることができました。
アフリカの元気な音楽が流れる店内で、アフリカの民族衣装で着飾られた店員さんにサービスを提供してもらえるとか、贅沢ですね。
Kafe UTUではエッグベネディクトやパンケーキといった一般的な西洋のブランチメニューに加え、アフリカ全土の伝統的な料理も提供しています。
今回私が注文したのは、店員さん一押しのUTU BOWL $20(奥) とBLITONG SANGA$26(手前)。
UTU BOWLはかぼちゃ、紫キャベツ、キヌア、ケールなどいわゆるスーパーフード(栄養分が豊富に含まれた健康食品の総称)が詰まった健康的なサラダであるのに対し、BLITONG(ビルトン) SANGAはアフリカ南部で食されている干し肉を複数のチーズと絡めてサンドイッチに仕上げた一品です。
アフリカへ行ったことがある私の友達曰く、ビルトンはアフリカ人にとってのお酒のおつまみとして欠かせない一品なのだとか。
実際にサンドイッチを食べてみると、確かに塩加減が絶妙に効いているものの、食パンに使われているバターのほのかな甘みと絡み合い、上手い具合に相乗効果を生み出してます。コーヒー、紅茶が進む進む。
Kafe UTUで提供されるコーヒーはウガンダ、メキシコ、ブラジルのコーヒ豆を混ぜて煎た独自の一杯になっております。いろんな国の豆が混ざっているので、苦味のしっかりとした、後味重めのしっとりしたコーヒーに仕上がったおりました。
こちらのカフェでは朝・お昼時はカフェとして営業していますが、夜になるとラウンジとしてお酒も提供しています。
アフリカの生命力を感じることができるエネルギッシュな空間で、日々の疲れを癒しに昼夜問わず訪れてみるのはいかがでしょう。
きっと楽しい時間になること間違いなし!
Kafe Utu
12 Jiak Chuan Road Singapore 089265 (Outram/Chinatown MRT)
Tel: +65 6996 3937
Opening Hours: 火曜–日曜 8am – 5pm
定休日:月曜
Utu Lounge
6pm – 11pm (火曜日– 木曜日), 6pm – 1am (金曜日– 土曜日), 11:30am – 5pm (日曜日)
ウェブサイト:https://kafeutu.com/