1. HOME
  2. ブログ
  3. 星の歳時記(占星術コラム)
  4. 【星の歳時記】太陽が刻む季節と私たちのバイオリズム ―Vol.3 天秤座の季節―
星の歳時記(占星術コラム)

【星の歳時記】太陽が刻む季節と私たちのバイオリズム ―Vol.3 天秤座の季節―

【星の歳時記】太陽が刻む季節と私たちのバイオリズム ―Vol.3 天秤座の季節―

こんにちは。西洋占星術家のMayaです。

このコラムでは、12星座をベースにその季節の特徴や過ごし方について書いています。星座ごとに毎月ご紹介するのでお楽しみに♪

前回の乙女座に続き、今回は9月23日〜10月24日の天秤座がテーマです。

 

目次

1.9/23~10/24 天秤座の季節は「コミュニケーションを楽しむ」、「違いを前提にバランス点を探る」

2.占星術ミニコラム#03  東西の暦~二十四節気と12星座の関係~

1.9/23~10/24 天秤座の季節は「コミュニケーションを楽しむ」、「違いを前提にバランスを探る」

太陽と星座の関係についてはこちら→コラムVol.1

9月23日~10月24日まで、太陽は天秤座エリアを通過します。

この一か月、私たちの内面でクローズアップされるテーマは「コミュニケーションを楽しむ」「違いを前提にバランスを探る」

太陽が天秤座に入る日が秋分の日です。この日を境に昼と夜の時間が逆転しはじめます。一年の折り返し地点、残り半年のスタートです。

天秤座の季節に入ると、個々の違いを楽しみながら全体の調和をとろうとする雰囲気が漂い始めます。

私たちの内面では、「いろいろな考え方を聞きたい」「他の人から自分はどんな風に見えているのか知りたい」「人と協力しあいたい」「バランスをとりたい」といった欲求が自然と強まります。

相手を理解しようと積極的にコミュニケーションをとっていく姿勢にスポットライトが当たる季節。とくに天秤座生まれの方や、出生図(生まれた時の星並び)で天秤座に天体の多い方は生き生きと活動できる時です♪

自分がそうであるように、他の人にもそれぞれ違った意思があり、バックグラウンドがあり、人間関係があります。

その違いを“埋められない溝”として諦めたり、相手を変えようとするのではなく、「違う」ことを前提に、対話を通じてお互いが心地よいと思えるポイントを探そうとするのが天秤座の雰囲気です。

皆が納得できるところを見つけるには時間がかかります。天秤座は優柔不断と表現されることもあるようですが、それは、時と場合、その場の顔ぶれによって繊細に変わる「ベストな判断」をするため、安易に妥協しない、という姿勢でもあるのです。

 “コラボレーション”や“コーディネート”は、まさに天秤座らしい言葉。うまく調和したものは全体的に美しく見えるし、個々人の個性や能力(物なら1個1個のパーツ)がより一層輝いて見えたりしますよね。「違いを組み合わせることでより美しくなる」という世界観が生み出す力です。

また、利害の違うもの同士が対話を通じて調整しあい、関係を完成させるといったことも象徴するので、この時期は交渉事や契約をまとめるのにも良い季節です。

・人と会う機会に積極的に参加してみる

・いろいろな考え方に触れ、見聞を広げる

・人と協力して一つのことに取り組んでみる

・互いに納得のいく“バランス点”を丁寧に探り、調整する

・絶対正しい/正しくないという“〇×感覚”を手放す、人と自分を比較しない

・「トータルコーディネート」を意識する、上品さを心がける

この一か月、こうしたアプローチを日常の中に取り入れてみてはいかがでしょうか。

『みんな違ってみんないい。』天秤座の世界観をイメージするとき、金子みすゞさんのこの詩が頭に浮かびます。

一人ひとりの違いを客観的に認めたうえで皆が幸せになれるポイントを探っていく、軽やかな社交性や調和力が引き出される一か月、あなたはどんな風に過ごしますか(^^)

次回は蠍座の季節です。ぜひのぞきに来てくださいね♪

2.ミニコラム#03  東西の暦~二十四節気と12星座の関係~

「どうして12星座はひと月ごとにきれいに区切られていないのですか?」というご質問をいただきました。

例えば牡羊座は3月21日~4月20日まで。確かにカレンダー通りではないですね。

その理由は、12星座は、今使われているグレゴリオ暦とは別のカレンダーであるためです。

12星座は、地球から見た太陽の通り道(一周360度)を、春分点から12等分したもの。太陽が0度(春分点)~29度までのエリアを通過しているときは牡羊座、30度~59度を通過しているときは牡牛座…と時間を区切ります。今のグレゴリオ暦は別の基準で作られたカレンダーなので、12星座とは区切りが異なるというわけです。
※春分点:太陽の通り道(黄道)と天の赤道が交わる2か所のうちの1点。もう片方は秋分点です。

世界では、時代や地域によって様々なカレンダーが使われてきました。今回は占星術の12星座と、日本人になじみのある二十四節気、この二つの暦の共通点についてご紹介します。

「今日は“立春”、暦の上ではもう春です。」ニュースなどでよく耳にするこの言葉。二十四節気は、中国から日本に伝わり、平安時代から使われているカレンダーです。1年を24に区切り、その節目に名前がついています。

「啓蟄(けいちつ)→冬眠していた生き物が目を覚ます頃」、「芒種(ぼうしゅ)→種をまく頃」、「霜降(そうこう)→朝晩に霜が降り始める頃」…と、季節の変化を知る指標として、明治以前は実用的な存在でした。

当時は太陽太陰暦という正式なカレンダーがあったのに、なぜ二十四節気も使われていたのでしょうか。

日本で明治まで使われていた太陽太陰暦(いわゆる旧暦)は、月の満ち欠けのスパン、約29.5日を「ひと月」としていました。このカレンダーは、29.5日×12か月=354日なので、数年もするとカレンダーの日付と実際の季節にずれが生じます。「今年の今日は、おととしの今日から1か月季節がずれているぞ」、という具合になるわけですね。そのため、3年に一度「うるう月」を入れて調整が入りました。

日付を知るカレンダーは太陽太陰暦で間に合いますが、種をまく、長雨に備える、作物を乾燥させ保存食を作る、など、生活の指標となる気候の変わり目は、季節がずれる太陽太陰暦ではつかみにくい。そのため、日照・気候の変化を正確に知ることのできる二十四節気も使われていたのです。

日付を知るカレンダーは太陽太陰暦。農作業や季節の行事など、生活に関わるタイミングを知るカレンダーは二十四節気。当時の人々はうまく使い分けていたのだと思います。

日本では明治6年からグレゴリオ暦が採用され、時間と季節のずれは解消されましたが、二十四節気は今でも農業や伝統行事で使われていたり、季節感を楽しむ暦として親しまれていますね。

9月23日の「秋分」も節気のひとつです。二十四節気は、太陽の通り道(一周360度)を、春分点から24等分します。例えば「太陽が春分点から90度の場所を通過したから夏至だ、そろそろこんな季節だね」、と分かる仕組みです。

あれ?どこかで聞いたような・・・と思った方。そうです、12星座の仕組みと似ていますね。12星座もまた、古代の人が太陽の動きを観測して作った暦。人々は、「太陽が春分点から90度の位置を通過したから蟹座の季節だ」と、どんな時が来たのかを知ったのです。

中国地域を起源とする二十四節気と、メソポタミア地域を起源とする12星座。ふたつの暦を比べてみると、星座の切り替わりと節気の切り替わりのタイミングが同じになっています。

〈東西の暦 二十四節気と12星座〉

上の記事に書いたように、「太陽が天秤座に入る日は秋分の日です。」と言えるのは、二十四節気と12星座が同じ仕組みで区切られているからなのですね。

季節の移ろいを読もうと空を見つめ、星の動きから暦を編み出した古代の人々。いったいどんな風に…あまりに壮大な叡智に言葉を失ってしまいます。

占星術はこの叡智をもとに宇宙と自然、身体、心のつながりをひもといていきます。空の星たちが一人一人に語りかけるメッセージを読み、自分だけの“暦”を知ることができるのです。

星をひもとく ―シンガポールで占星術―

星読み個人セッション

人生は選択の連続です。自分だけの流れやタイミングを知ることで、より納得のいく判断の参考に。日常の中で見えにくくなりがちな自分の力を思い出し、前向きに進むためのきっかけとして。いつもと違う角度から、本来の自分を発見してみませんか。

 

占星術講座

太陽や月をはじめとする10天体、12星座などについて学びながら、自分の星並びを読みといていきます。これまで気づかなかった本質や強み、可能性をご自身で発見し、日常に活かせる講座です。自分の中に眠る宝物を見つけに行くようなワクワク感を楽しみながら、一緒に学んでみませんか。

初級、中級、上級(各4回) 個人講座/グループ講座
詳細はウェブサイトをご覧ください。

メルマガに登録してお得な情報をGET!