【Hanakoの英語でシンガライフ vol.8】
『 シンガポールで外食する際に役に立つ英語 』
皆さん、こんにちは!
レストランやカフェの店員さんとの会話は、簡単な言葉やジェスチャーで済むことも多く、困る事は比較的少ないかもしれません。とはいえ、自分の希望はできるだけ伝えて快適に食事を楽しみたいものです。そこで今日のテーマは、シンガポールで外食する場面を想定したお話です。
辛い物が苦手な方や、小さなお子さんがいる方は、メニューにChiliやSpicyといった言葉、トウガラシマークがないかをチェックするのが習慣になっていることと思います。
私もその一人ですが、この国に暮らし、アジアを旅して、幾度となく「辛い」の感覚の違いを思い知らされました。
メニューを指さして”Is this spicy?” (この料理は辛いですか?) と聞いたら、”No, it’s not spicy.” (辛くないよ!) と言うので頼んでみると、やっぱり辛かった!ということ、ありませんか?
なので、今ではこんな風に聞いたりもします。
Does this dish/food contain chili or pepper? My kids can’t eat spicy food.
この料理/食べ物にトウガラシや胡椒は入っていますか?
子どもたちが辛い物は食べられないんです。
また、パスタなどを注文する時にも、こう言っています。
My daughter will have the seafood spaghetti. But no pepper, please.
娘はシーフードスパゲッティにします。でも胡椒は入れないでください。
「辛い物は食べられない」と必ず言い、注文を繰り返してくれる時にも、”No pepper!” と再び強調するのですが、それでも「ママ、からい」と言われてガックリ、ということも。
また、味問題としてもう一つ思い浮かぶのが、「お茶」です。シンガポールを含め、海外で売っている緑茶やアイスティーには最初から砂糖が入っている場合も多く、私自身も飲んだ瞬間に何度「甘っ!」と言ったことか。今ではアイスティーを買う時は確認が必須です。
Is the iced tea sweet or not?
アイスティーは甘いですか?
Can I have an iced tea without sugar, please?
砂糖の入っていないアイスティーをお願いします。
※甘くないアイスティーのことをunsweetened(アンスウィートンド) iced teaやsugar-free iced teaとも言います。
Can you make it less sweet?
甘さを控えめにできますか?
また飲み物といえば、ジュースが100%果物でできたジュースかどうかも気になるところです。
Is that pure fruit juice?
それは果物だけで作られたジュースですか?
また話は変わって、シンガポールでは食べきれなかった料理(leftovers)を持ち帰ることができるお店も多いです。持ち帰りたい場合は次のように言ってみましょう。
Can I take this home?
これを持ち帰れますか?
I would like to take the leftovers home, please?
残りを持って帰ってもいいですか?
なお、シンガポールでは中国語で「持ち帰り」のことを表す「打包」=Da bao(発音はダーパオ)が広く使われており、普段は中国語を話さなくてもtake awayの時にはこのひと言を使っている人もいます。またアメリカなどでは、店員さんに箱をもらって自分で残った料理を入れることも多いですが、この国では、お店の人が容器に入れてくれる場合が多いです。
最後に、日本では友人や同僚とのランチの後にキャッシャーで個別会計をする光景がよく見られますが、シンガポールではそのような支払い方は「あり」なのでしょうか。
あるシンガポール人の友人は、一人がまとめて払い、後で全員から集めるほうが一般的だと言っていました。理由は、「お店の人に手間をかけさせたくないから」だそうです。ですが私は今まで何度かこれを頼んだことがあり、今のところ、断られたことはありません。もしもキャッシャーでこれを聞きたい場合、こう言ってみましょう。
Can we pay separately, please?
別々に払えますか?
ただ、例えば複数の家族で一緒に食事に行って、支払いが若干ややこしそうな場合には、最初から伝票を分けてもらえるかどうか、注文の時点で聞いてみるといいかもしれません。
We would like separate bills, please?
伝票は個別でお願いします。
世界各国の美味しい料理を手軽に楽しめるのは、シンガポール生活の良さの一つですよね。
シンガポール人や外国人と食事に行って色々教えてもらうのもすごく楽しくてお勧めですので、ぜひトライしてみてください。
それでは、See you next time!