【予約が取れない噂のお店 vol.2】アジアTOP50レストラン2019の10位に輝くモダンオーストラリアンBBQレストラン『Burnt Ends』

友人3人での恒例行事『月1ランチ会』

毎月それぞれ気になるお店を提案して、一番興味を持ったお店に行くのですが、このメンバーの一人(以下Yちゃん)がシンガポールの食に関して本当に詳しい。

タイトルの通り『予約が取れない噂のレストラン』ということなので、話は3カ月前の6月1日に遡ります。

みんなで候補店を探している時に、Yちゃんが突然

『Burnt Ends』って知ってる??

予約が取れない炭火BBQで西洋人の大評判との事。

私ともう一人の友人『勿論、知らない(笑)』

調べてみるとすごいお店のようです。

Burnt Ends
ASIA’S 50 BEST RESTAURANT 2019でなんと10位。
共同オーナー兼シェフのDave Pynt氏はChefs’ Choice Award 2017に輝いているというお墨付きのお店。
アジア中のシェフに選ばれたNo.1シェフ、なんという栄誉でしょうか。
(ちなみに今年Chefs’ Choice Awardの受賞者は何と日本人の長谷川在佑氏)

ですが、問題はここから…

“予約が取れない”

という言葉の通り、予約ページを見てみると、空いていたのはなんと3カ月後の

8月30日💦

(しかも見たのは深夜だったのでちょうど日にちが変わって枠が出来たのだと思います。(推測))

とりあえず取れないよりは取っておこうと思い予約を。
※ちなみに予約の時点で$60のデポジットが必要です。(クレジットカード詳細必須)

予約スロットは12:00と12:30の2つのみ

ランチをやっているのは金曜と土曜だけなのでそれも予約が取りづらい理由だったのかもしれません。
ウォークインもOKですが基本は予約で埋まっているので、遅い時間なら多少のチャンスはありそう。
予約されている方は予約時間から15分以上遅れると自動的にリリースされウォークインに譲ることになりますので注意を。

そんなこんなで予約をし、3カ月の時を経てついにこの日がやってまいりました!!

みんなで送れないように早めに行こう✊となかなかないランチに対する緊張感を楽しみながら現地集合。

場所はオートラムパーク駅徒歩5分ほどのショップハウスが立ち並びお洒落なレストランが立ち並ぶKeong Saik Roadエリア。

外観の雰囲気からすでに美味しいお店であることが覗えます。

案内されたのはシェフの手元が見えるカウンター席。

オーナーシェフはいませんでしたが、スーシェフとみられるシェフがテキパキとキッチン全体を指揮しています。 またこのシェフがイケメン💛
彼の手さばきを見ているだけでもお酒がすすみそう(飲めないけれど)

Chef’s Table ($100/人 or テーブルでMin $600)もあるようですが、今回はアラカルトメニューからそれぞれ食べたいものをチョイスしながらシェアして食べる事にしました。

まず最初にサーブされたのは

Beef Marmalade and House Pickles ($14)

Beef Marmalaade and House Pickles ($14)

ほろほろに煮込んだビーフをパンに乗せ、その上に自家製ピクルスが乗った一品。 お肉の甘みとさっぱりとした酸味が絶妙なハーモニー。

次に出てきたのは
Leek,Hazelnut and Brown Butter ($16)

Leek,Hazelnut and Brown Butter ($16)

直径3~4㎝はありそうな長ネギを釜の中に入れて丸焦げにし、外側を剥いたもの。しっかり火が通っていて中はトロトロ♡
バターの風味も良くヘーゼルナッツとの相性も抜群!

次は料理を待っている間に他のテーブル用に目の前て調理されていておいしそうだったので追加オーダーしたウズラの卵のキャビア乗せ🥚
Smoked Quail Egg and Caviar $15

Smoked Quail Egg and Caviar $15

お値段はなんと一つ$15😲
キャビアたっぷりなので当たり前なのですが、このうずらが中の黄身が半熟なのですが、口に入れるといくらのようにプチっとはじけて黄身が流れ込みます。
いくらを食べているような新感覚。

一口で食べてしまったので詳細分からずですがどうやってこの小さい卵の中身を半熟にするのだろう??

そして次に運ばれてきたのはFennel, Orange and Burrata $18

私はフレッシュチーズに目がないのでチーズと見たら必ずオーダー📝

オレンジもさわやかに香ってチーズも濃厚でとっても美味。

そして席の目の前にバンズが置かれていて気になって仕方がなかったバーガーの登場。 Burnt Ends’ Sanger $20

Burnt Ends’ Sanger

プルドポークショルダーとコールスローをチポトレで和えて自家製ブリオッシュで挟んだもの。
“プルドポークとは、BBQの代表的なメニューの一つで豚の腕肉や肩肉の塊を低温のBBQスモーカーでゆっくり5時間以上かけて調理し、それをほぐした物の事”

お肉がとても柔らかく、野菜もたっぷり。ピリッとした辛さが後を引きます。
ブリオッシュパンがまた美味しくて思わずテイクアウトできるか聞いてみましたが、事前予約が必要だということ。残念。

そして最後はメインのお肉!
Beef Tenderloin, Burnt Onion and Bone Marrow $28/100g
200gを注文。

お肉は柔らかく絶品。さすがは肉がメインのレストラン。
予約が取れない理由がここにありました。

サラダのドレッシングも酸味があってちょっと滑らかな感じで自分好み。

そして最後のデザートなのですが、BBQの定番のマシュマロ$2とベリータルト$12をオーダー。

こちらがマシュマロ。 普段は家のBBQなどでやりますが、名店にかかるとこんなに素敵な1品に大変身。

続いてのベリータルトは生地は柔らかく、ベリーもこれでもかっというほど入っていてる贅沢な一品。
甘さ控えめでこちらもおいしかったです。

食事のクオリティもさることながら、なぜこのお店がアジアトップ10に選ばれるのかを垣間見たのが、キッチンとホールにおけるスタッフの素晴らしい気配り。

テーブルごとにしっかりと管理され目が行き届いている為、各テーブルのペースに合わせて前菜から順番にタイミングピッタリにサーブされていきます。
『○○テーブル一旦ストップ!』などと細かくコミュニケーションがとられていきます。他にも例えばハンバーガーもグループの人数によって人数分にカットされてサーブされたり、実際一緒に妊婦さんがいたのですが、生卵を使ったソースを別のものに代用して違うソースをつけてくれたりとお客さんのニーズにしっかりと対応しています。

また、オープンキッチンのため、カウンター越しに味わうキッチンの臨場感もまた食事の楽しさを引き出し味もサービスも併せてエンターテインメントでした。

本当に全てに大満足!

さらには、これだけのサービス内容でもサービスチャージがないのです!!!

私たちはお酒も飲まないのでこの日は$180ほど。一人約$60。

ランチのお値段としては安いとは言えませんが、味もサービスもとっても楽しめるお店ですので是非行ってみてください(予約とれれば)

Burnt Ends

20 Teck Lim Rd, Singapore 088391
Tel:+65 6224 3933
http://burntends.com.sg/

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