【Hanakoの英語でシンガライフ vol.7】『 ローカルの救急外来に行く場面での英語表現 』

【Hanakoの英語でシンガライフ vol.7】
ローカルの救急外来に行く場面での英語表現

皆さん、こんにちは!

海外で暮らしていると、自分や家族の病気や怪我は大きな心配事の一つ。

特に休日や夜間に大怪我をしたり、家族が体調を崩したりした場合、言葉に不安があればなおさら、病院に行くかどうかを迷ってしまいますよね。そこで今日は、自分一人で、あるいは誰かを連れて、ローカルの救急外来に行く場面での英語表現をご紹介します。

シンガポールの多くの総合病院には、A&E (Accident&Emergency) と呼ばれる24時間の救急外来があります。メインエントランスとは別にA&E専用の入口がある病院もありますので、タクシーで行く場合にはドライバーに「救急外来に行きたい」と伝えてみましょう。

I need to get to ABC Hospital, A&E, please.

ABC病院の救急外来に行きたいんです。

病院に到着し、セキュリティの人などから声をかけられた場合、まずは「医師に診てもらいに来た」と伝えましょう。

We want to see a doctor.

お医者さんに診てもらいたいんです。

また総合受付などで「どうしました?」と聞かれた時には、例えば次のように答えます。

I injured my leg.

足を怪我してしまいました。

My daughter has an allergic reaction.

娘にアレルギー反応が出ているんです。

※allergicはラにアクセントを置いて、「アラージック」と発音します。

He has difficulty in breathing.

(彼の)呼吸が苦しそうなんです。/ 呼吸困難を起こしています。

病院によってはとても混んでいて、数時間待つこともあります。重病人や赤ちゃんなどが優先で、症状が軽めの患者は後になりますので、痛みが本当に酷い場合には、”severe(発音はシヴィア)”など痛みを強調する言葉を加えましょう。頭痛(headache)や胸の痛み(chest pain)などは、命に関わる場合もあります。

I have a severe pain.

痛みが酷いです。

診察の順番が回って来たら、医師から詳しい症状を聞かれます。さまざまなパターンや痛みなどの種類があるため、言い方を紹介しきれませんが、よく聞くのは、お子さんがベッドやソファーから落ちて頭を打つケースや、強いアレルギー反応が出るケースです。

He fell off the bed and hit his head on the floor.

(彼が)ベッドから落ちて頭を打ちました。

※アレルギー反応を起こし、既に症状がひき始めたものの、腫れていたことを伝えたい場合

Her face was inflamed and she said it’s so itchy.

顔に炎症を起こして、とても痒いと言っていました。

inflame (発音:インフレイム)のflameには「炎」という意味があるのですが、炎症によって腫れや赤みが出ていることを言います。

また、診察や処置の際に、医師から言われるかもしれない表現を挙げてみます。

Do you have any allergies to medications?

何か薬にアレルギーはありますか?

※この”allergy”は、先ほどの”allergic”と異なり、アのほうにアクセントを置いて「アラジー」のように発音します。

  1. Are you on any medications?

普段、飲んでいる薬はありますか?

  1. Have you taken any medicine?

何か薬を飲みましたか?

1は今回の症状に関わらず、普段から飲んでいる薬があるかを聞いています。2では今回の症状を抑えるために何か飲んだか、と聞いている意味合いが強いですが、普段から飲んでいる薬をその日も飲んだのであれば、その旨を伝えましょう。

Did he throw up?

吐きましたか?

What kind of pain is it?

どんな痛みですか?

I need to close the wound with stitches.

この傷は縫わないといけません。

He needs to be hospitalized.

入院をしたほうがいいです

ちなみに、私は以前こう聞かれたことがあります。

Please rate your pain on a scale of 1 to 10.

痛みのレベルを1から10に例えるとどのくらいですか?

なお、大病院のA&E以外に、休日診療を行っているローカル病院に日中に行くこともできます。いざとなったらどの病院に行くか、前もって調べておくと安心です。

また、日系の海外医療保険などに入っている場合は、専用ダイヤルで保険を使える病院があるか案内してもらえますので、今のうちに聞いておきましょう。

携帯電話があれば英語は調べられますので何とかなりますが、バッテリーが切れると困ります・・・。予備の充電用バッテリーも持って行きましょう。

IDかパスポート、待ち時間にお子さんがぐずらないためのアイテムなども忘れずに。

大きな病気や怪我がなく、皆さんがシンガポール生活を楽しめることを願っています。

それでは、See you next time!

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