シンガポールからショートトリップ vol.4【ティオマン島編 】マレーシア随一 の透明度で感激のシュノーケリング

シンガポールからショートトリップ vol.4【ティオマン島編 】
マレーシア随一 の透明度で感激の
シュノーケリングまでの珍道中

シンガポールから陸路で行ける魅惑の島として人気のティオマン島
マレーシア随一の透明度を誇り、シュノーケルを楽しめるほか、ジャングルに囲まれ、手つかずの自然が残る島です。

シンガポールから陸路で行けるということで、以前から気になっていたのですが、今回日本からの両親の来星のタイミングで、近場の旅行先を探していたところベルジャヤ ティオマン リゾート(Berjaya Tioman Resort)がファミリーリトリートパッケージをFBでだしていて、その透明な海にビビッと来てしまい行ってきました。 

予期せぬトラブルや感動が入り乱れた珍道中をレポートです。

さぁ、ホテルはベルジャヤ ティオマン リゾートに決めたので、メールで予約をすることに、ファミリーリトリートパッケージは大人4人分の2泊分の宿泊費とシュノーケルツアー、朝食とディナーついて MYR2,300NETT (約$770)。子供は別途MYR300NETTでした。 

返信のメールで、ティオマンまでのバスとフェリーは別で取らないといけないから忘れないようにね!というメールと共に提携バス会社の連絡先が届いたので、そちらも担当者にメールで日程を伝え、バス+フェリーのチケットを手配。

大人4名+子供1名で$385。高いのか安いのかもよくわからないですが、一人往復約$75でした。 

今回の旅程は以下です。
6時30分 シンガポールフライヤーからバスで出発
10時30分 国境を越えてフェリー乗り場のTanjung gemukに到着(予定)
11時30分 ティオマン島に向けてフェリー出発
13時   ティオマン島 Tekekフェリー乗り場到着(予定)
13時30分 ホテル到着(予定)
2泊して同じ道を戻ります。

さて旅のスタート!
出発30分前に来てということだったので、6時にシンガポールフライヤーに到着するように家からタクシーで出発。
時間通りに集合場所に到着するも、他にお客さんが見当たらず不安がよぎりますがしばらくするとバスが到着。

このバスが広々としていてかなり快適な空間でした。
シンガポールからマレーシアへの長距離バスは安いのにシートが広くて、とてもいいですね。日本の長距離バスとは比べ物になりません。

前後のスペースも広いのでリクライニングもかなりの角度まで下げられます。
本日の乗客は我々5名を含めても15名でした。
さて、ライトアップされているシンガポールフライヤーに別れを告げ、出発です。

30分ほどでウッドランズチェックポイントに到着して、まずは出国審査。
その後バスに戻って海を渡り、今度はジョホールバルチェックポイントで入国審査をします。 
朝早いので両チェックポイントとも10分ほどの待ち時間で無事通過です。

ここからバスに戻ってフェリー乗り場まで向かいます。
ジョホールバルチェックポイントからマレーシアの添乗員さんが加わり、フェリーチケットを配り始めました。

Tekekという港で降りればいいようです。

さて、ここからは山道を3時間ほどひたすら走り続けます。
飛ばし過ぎじゃないかぐらいスピードを出しているので、シートベルトをお忘れなく。
途中トイレ休憩などないので、あらかじめ軽食やお菓子と飲みものを用意して、入国チェックポイントでしっかりとトイレに行くことをお勧めします。

のどかな景色が見えてくるとTanjung gemukフェリー乗り場に到着です。

シンガポールからだけでなくクアラルンプールなどからもバスや送迎者が集まってくるようで、だんだんと人が多くなってきました。

チケットを持ちいざ待合スペースに入ろうとすると、係の人に止められ横のカウンターで支払いを済ませなさいと誘導されます。
看板を読んでみるとMarine Park Conservation Feeと書いてあります。
そうなんです!ティオマン島は自然保護区なので、入島料がかかるんです。

ちゃんと守られているから、今でもマレーシア随一の透明度を保ててるんですね。

料金は外国人がRM30なのでS$10、子供とシニアはRM15(S$5)。
少し前の情報ではRM20だったので値上がりしたのかな?

待合スペースで搭乗を待っているとなんとトラブル発生!
『予定していたフェリーが故障のため代替え機を手配中ですので、出発が1時間遅れて12:30となります。』というアナウンスが。
周辺には何もないので、ひたすら待つこと1時間、ようやく振替フェリーの準備ができたようです。

みんな待ちくたびれた様子で乗り込みます。

なかなか年季の入ったフェリーです。
ここから1時間半の船旅。とにかく寝て過ごしました。
※このフェリーのエアコンが効きすぎて極寒なので、必ず上着を持ち込んでください。

長かった~。トラブルなどもありましたがシンガポール出発から8時間かけて、ようやくティオマン島へ到着です。

フェリー乗り場からはホテルの送迎バスに乗り込み5分程度で最終目的地のベルジャヤ ティオマン リゾート(Berjaya Tioman Resort)へ到着です。
このバスはなんだかシンガポールナイトサファリにあるトラムみたいですね。
運転席にも後ろの席にもドアはありません。

ほどなくしてホテルに到着。

今回はファミリーパッケージということで、2部屋が横の並びのタイプのロッジの部屋でした。ちなみに中は繋がっていないので、ちょうどいい距離感です。

お部屋の中はキングサイズのベットとソファ、TVにトイレとシャワーがついたスタンダードタイプです。
気になる冷房の効きも、お湯の出も問題なかったです。
時々電気が落ちる瞬間もありましたが、1分ほどで復旧したので問題なし!
一日のほとんどを海やプールのアクティビティで過ごすので、十分な環境です。

部屋の外を歩いていたら、大きな自然の住人がお出迎えしてくれました。
ゴミ箱をあさっていたみたいですね。 私たちに気付くと一目散に逃げていきました。 到着早々にティオマンの大自然な環境に触れた瞬間です。

他にはこのような二階建てタイプのお部屋(階段は外)もあるみたいですね。

滞在者の多くは欧米系の家族でしたが、日本人ファミリーも数組いたようです。

それでは簡単にホテル内の様子をざっとご紹介。

さて、一通り見渡した後はランチタイム。 
朝から移動ばかりで何も食べていなかったので、お腹ペコペコです。
私はビーフバーカーをオーダー。
SGD8くらい?リンギットの安さに感謝です。

ビールもハーフパイントでSGD3.3くらい? 

ティオマン島のもう一つも魅力は免税。
街のリカーショップに行くとお酒類がかなり安く買えるらいいので、お酒が好きな方には嬉しいですね。

食事が終わると子供たちのプールタイムの始まりです。

スライダーも二本完備。(しかし滑りが悪い・・・)

ちょうど連休明けに行ったので、ほぼ貸し切り状態です。

沢山プールで遊んで、子供を満足させた後、ディナーの前には夕焼けを見ながらビーチバーで一杯いただくことに。

長旅のこともすっかり忘れ、大自然にみんなテンションアゲアゲです。

子供でも夕焼けを見ながら波の音を聞くと、色々と思うことがあるのかしら。

この日は少し曇っていたので、地平線まで沈みのは見れませんでしたが、それでも目の前一面に広がる海と夕日の映像はとても素敵でした。

さて、夕食会場へ移動しましょう~。

夕食はビュッフェスタイルで、インターナショナルな料理が並びます。
お味はいたって普通ですが、デザートは種類が沢山あって、子供は大喜び。
※写真はデザートの一部

これで1日目は終了! 長い一日でした。

2日目は早朝のビーチ散歩からスタート。

透明でとてもきれいな海。 朝の海は冷たくて気持ちいぃ。

朝食を終え午前中はプールをしたりして過ごして、午後は今回の旅の一番の目的『マレーシア随一の透明度の海でシュノーケリング』。

ホテルからわずか5分の無人島の周りがサンゴ礁で魚が沢山いるスポットということで、みなさんこちらを楽しみにこのホテルに泊まるんだそうで、一緒に船に乗っていたオーストラリアの女性はなんと5回目で、ここは本当にきれいよ!とみんなに熱く語っていました。

さて、準備を整え出発~。

到着したのはこの島。 ビーチと目と鼻の先ですが、船から覗くだけでも透明度が全然違います。

4歳の息子の初シュノーケリング。 さすがにちょっと緊張しているようです。
ゴーグルを忘れたので、大人用のを借りて挑戦です。

何とか無事着水。 
水中カメラがないので、水中の様子は参照イメージをお楽しみください。

目の前をカラフルな魚たちが気持ちよさそうに泳いでいます。
サンゴ礁も美しく、届きそうなところにたくさんのウニが。
(美味しそう!と思っているのは私だけかしら)
運がいいと亀に遭遇できるそうですよ!

最初は怖がっていた4歳の息子もニモをたくさん発見できたので大興奮。
シンガポールにいると自然の生物などに触れる機会が少ないので、このような体験を通してどんどんと成長していくのですね。 

スキューバダイビングのレッスンやツアーも充実しているので、潜るのが好きな方にはたまりません。

8時間の道中では心が折れそうになりましたが、この壮大な海のパワーを感じるとすべてが吹っ飛んじゃいます。

シュノーケリングが終わったあとはまっとりビーチでビールを飲みながらサンセットを堪能し、ゆっくりと一日が過ぎていきます。

毎日の仕事や家事から離れて、なにもない、ただ大自然の中で波の音を聞きながらゆっくりと過ごしていくこの贅沢な休日。

大都会シンガポールから飛行機に乗らずに来れるリゾートとしては、海の透明度と物価の安さは間違いなく1番ですし、ベストシーズンは6月から8月なので、夏休みにはピッタリです。
ショートトリップとしてシンガポールにいる間に訪れるべきスポットの一つです。

自分でホテルからバス、フェリーをとることもできますが、ティオマンに関してはツアーですべてお任せしたほうが楽です。 
今回利用したベルジャヤ ティオマン リゾート以外にも沢山のリゾートホテルやロッジがあるので、滞在期間や用途によって自分にあったホテルを見つけるのがいいかもしれません。

 

今回宿泊したホテル

『Berjaya Tioman Resort』

https://www.berjayahotel.com/tioman

Family Treat Package 2泊3日 
大人4名+子供1名 約SGD870(税込み)
朝食x2、夕食x2、シュノーケリングツアー、ピクニックランチセット付

利用したバス&フェリー会社

『WTS Travel & Tours』

https://wtstravel.com.sg/10-promotions/118-tioman-coach-ferry

バス+フェリー代 大人4名+子供1名 SGD$375(税込み)

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