ハリ・ラヤ・プアサまであと少し。 まだ間に合う!シンガポールの風物詩『ゲイラン・セライ・バザール』を楽しもう。

ハリ・ラヤ・プアサまであと少し。 まだ間に合う!
シンガポールの風物詩『ゲイラン・セライ・バザール』を楽しもう。

今年2019年は5月5日から始まったイスラム教徒の断食月「ラマダン*」。

遅ればせながら毎年の風物詩のなっている『ゲイラン・セライ・バザール』に行ってきたので、その模様をご紹介します。

*ラマダンはイスラム教徒の厳格な懺悔の儀式で、夜明けに始まり夕方に終わる約30日間の 断食が行われます。

最近駅前が大開発中のパヤレバ駅。
マレー系の人が多く住んでいるエリアでもあり、ラマダンの時期は『ゲイラン・セライ・バザール』で19時ごろから遅くまで大勢の人で賑わいます。

『ゲイラン・セライ・バザール』はパヤレバ駅から徒歩5分ほど行ったSims AveとChangi Rdをはさむ形の駐車場エリア周辺の広場に設営されたテント群。
今年は500~600ストールが参加、会期中は180万人(2018年来場者)ほどが訪れるというイベントです。

余談ですが、2014年の1ブース(2.4mx2.4m)辺りのレンタル費が$10,000(1日約$333)だったのですが、なんと2018年には2倍の$20,000まで上昇し、出展者の減少および、小さなお店が出展できなくなっていたことが問題となっていたようで、今年は$14,000の設定となり、より多くのお店が出展を決めたようです。
シンガポールらしいといえばらしい値上がり方ですが、出店数の減少でお店の内容がコマーシャル化され過ぎて、来場者数が減ってしまっては文化の継続は難しくなってしましますね。 

さて、話をもどして、会場には飲食から絨毯、アパレル、ゲームエリアまで何でもござれのお祭りです。
道路も毎年趣向を凝らした素敵な電飾で彩られ、とてもカラフル。

各々好きな飲み物や食べ物を買って歩きながら楽しんでいる様子は日本の花火大会や縁日によく似ています。 

『ゲイラン・セライ・バザール』に来たら、まず食すべきはRamly Burger!ということで、まずは軽くお腹に入れてからこの広い敷地を回っていきたいと思います。

ラムリーバーガーは1984年に開業されたラムリー社が作っているビーフ又はチキンのパテを使ったハンバーガー。マレーシアやシンガポールで人気の商品。

ハンバーガーとは言っても、普段食べるファーストフードのとは、どこか違うこのです。 現在屋台で販売されているものはラムリー社のバーガーを使用して個人オーナーが経営しているものなので、屋台によって味やソースも違うようです。  入っている具材やソースを見ていると不健康感満載ですが、イベントに来たら記念に食べてみよう!程度で是非お試しください。 ビーフ、チキン、フィッシュなどから選べ、$4~でした。

上のバナーに書いてあるようにハラール認証されているお店のみがこのエリアには出展しているようです。

この日一番混んでいたお店が『Beef Bro』というサイコロステーキを売っているブース。$14や$18などと安くないにも関わらず、20名ほどが並んでいました。

日本食やインスパイヤ―系のお店も増えてきました。

なんとお寿司屋さんまで! さすがに刺身は扱っておらず、揚げ物を使った巻物中心です。 残念ながらガラガラでした。

マレー系の飲食店が多いのでどうしても揚げ物中心になってしまいますね。

バブルティーやミルクティー、スムージーなどの飲料ブースもたくさん揃っています。 

テントの中心にはNETSが飲食エリアを展開しており、キャッシュレスをPRしていました。 NETSで$30購入するとギフトをプレゼント!という内容で、多くの人たちが利用していました。

続いてはゲームエリア。 
お祭りといえばやっぱりゲームですよね! 
今年は大量のUFOキャッチャーがかなりのスペースを占めています。

なんかピカチュウでないものも混ざっているような・・・

賑わっていたのが射的とダーツコーナー。
てっきり子供がやっているのかと思ったらなんと子供の横で大人たちが熱中しています。 

バザーといえば絨毯販売も忘れてはいけないところ

毎年の疑問ですが、本当に売れているのかしら。とはいえかなり大きなブースを出展しているということはしっかり売り上げを上げれているということですよね。 

ヘナタトゥーのお店。 
まだ私は挑戦したことないのですが、いつかはやってみたいなぁと思っているところ。 きっかけが欲しぃ~。

ヘナタトゥーとは?
・まず、ヘナタトゥーに使用する染料は、植物のヘナで出来た天然成分です。
そのためヘナ自体は皮膚にかぶれなどのアレルギー反応をあまり起こしません。

・またヘナタトゥーは皮膚を染め付けるため、感染症の心配も比較的少ないです。
これは皮膚を針で痛めつけるタトゥーとは違う、大きなメリットと言えるでしょう。

・そして最大の特徴として、皮膚の新陳代謝(ターンオーバー)により、2週間~1か月程度で消えることが挙げられます。
こちらが人気の理由として挙げられる最大の特徴ではないでしょうか。

参照元:https://do-tt.jp/info/henna-tattoo/

靴屋さんもかなりたくさんあります。
少数精鋭の品揃えとディスプレイが私には斬新。 
マレーの衣装に合われるものなのかもしれませんね。 

男性向けのシャツ。肌触りもよく、ムスリム国だと正装としてビジネスシーンでもマストですね。

ハリラヤの必需品。マレーのお菓子たち。

なぜかヘルメット屋が突如現れました。 
たしかにマレー系の方がバイクに乗っている方が多いので、需要があるのかもしれませんね。

最後にもう一つの楽しみ方を紹介。

Eunos駅まで行き、チャンギロードから2階建てバスに乗ると5分ほど電飾を楽しむことができます。 (逆方向のパヤレバ駅から76番でEunos駅まで楽しめます。) 迫力満点ですので、お子様が喜ぶこと間違いなしですよ。

さて、いかがでしたでしょうか。今年の『ゲイラン・セライ・バザール』は6月5日まで開催されていますので、お時間を見つけて是非遊びに行ってください。

Related posts

誰もがトリコになる隠れ家サロン『Nadesico』が2周年。その人気の理由に迫る! 

シワだけじゃなかった!ボトックス治療でできる意外なパーツケアとは?

『BYST FAIR~2024秋~』第6弾開催 11月19日(火)入場無料 22ブースが集結!