【ヨガを知る vol.5】 訪れる人を虜にする国 インド ~南インドケララ州のヨガ旅・前編~

訪れる人を虜にする国 インド 
~南インドケララ州のヨガ旅・前編~

BYSTヨガ ヘッドインストラクターのMISATOです。

皆さんが描くインドのイメージはどんな感じでしょうか?

大多数の方が「怖い」「衛生的でない」「危険」などあまりプラスのイメージは持たれないのではないでしょうか?

でもそれはおそらくただの先入観。実際見たもの、体験したものだけを伝えるというのも実はヨガ哲学の一つにあるのですが、今回は私が経験した南インドの旅のお話です。

訪れたのは2012年。まだ独身で、もちろん子供もおらずフットワークが軽かった頃。

私も世間一般が描くイメージと同様『インドはまだ一人で行くには怖いな、、』と当初思っていましたが、以前の投稿でもお伝えしているネパールでの経験が自信になったこともあり、自然と気持ちがインドに向いていました。

また、北よりも南に行きたいという気持ちが強く色々ネットなどで事前の情報収集をした結果、ケララという場所が私の中でどうしても気になり南インドにあるケララ州の〈シヴァナンダアシュラム〉を訪ねる事にしました。

期間は2週間ほど。(3週間のインド滞在を予定し、アシュラムには2週間ほど滞在をしました。)

シンガポールではムスタファの中にある旅行会社?でVISAの手続きができるのだけれど私がちょうどその時にシンガポールのビザが切れる時期だった事もあり、ビザオンアライバルで出かける事になり本来であれば直行便もありますが度チェンナイにて乗り継いでからトリバンドラム空港へ行きました。

※ちなみにこのビザオンアライバルはその場の審査でどうなるかわからないので承認されるまで保証なし!そのままとんぼ返りもあり得るので気を付けてくださいね!事前の申請がベター!(当たり前)

ここで既に面白かったのが手続きしていない人外に出しちゃダメでしょ💦と突っ込みたくなるような空港のゆるさ!

入国できた人だけが行けるであろう場所に手続きのために一時的に出されるという 笑

付いて来てと言われたものの出ていいのか戸惑った(ちょっとだけ)のを覚えています。

手続き終わってからまた中に入って出国審査に並びます。

チェンナイはただの乗り継ぎだったので空港近くのホテルに一泊しすぐ目的地のトリバンドラム(ティルバナンダプラム)へ。

チェンナイは想像通りのインドの空港だったのですが、このトリバンドラムが近代的過ぎてビックリ!!!

空港を一歩外へ出ると予想通りの『インド!!』だったので、さてこれから!という気持ちに💪

ネパールでも東南アジアでもぼったくりにはだいぶ免疫もついてたので、事前にアシュラムまでのある程度の価格を調べていた私は

『ガバメント(政府)レートはこのぐらいだよね?』の一言でドライバーを黙らせ適正な料金で夜中にタクシーを走らせ無事に森の中にあるアシュラムに到着!(もはや私が怖い)

夜中に到着した為、写真は翌日の日中に撮ったものですが一番左が講堂とでもいうのでしょうか。

メインの建物で全員集まったりする行事はここで行われます。右二つが女性用のドミトリー(寮)です。

実は私が訪問した時はTT(養成講座)真っ最中だった為、アシュラムにはかなりの人が…

 そのせいもあり本来は二人部屋や一人部屋などもあるのですが空いているわけもなく選択の余地なくドミトリーへ!

はい。ドミトリー…ただ硬めのベッドが左右一列並べられているだけです。

そして私にとっての強敵、昆虫さん達も多数…(T_T) Gが飛ぶのをここで初めて見た気がします。。。

守ってくれるのはこの蚊帳のみ。かなり厳重チェックし隙間を極力なくしましたがちらほら穴も開いていたりで虫さんと添い寝しないか恐怖でした、、(翌日蚊帳は他のものに替えてもらいました) が、なんだかんだ慣れてしまいここで2週間も過ごす事になるのです。
※こちらのアシュラムは最低3日間(だったかな?)というのは決められているのですが、いつ出ても自由です。

特別決める必要はないので私も何となく自然な流れに任せた結果、約2週間の滞在に。

さて、こちらでの生活なのですが朝6:00の『サットサン』と呼ばれる瞑想タイムから始まります。

なのでそれよりも早く起きて支度を済ませる必要がありますね。毎日5:30起きだったかなぁ。。。

滞在中は起床後と就寝前に鼻うがいとタングスクレイパーを欠かさず行っていました。今はタンぐスクレイパーのみ。。
※サットサンはただ静かに座り、目を閉じ時を過ごします。その後にはマントラ(サンスクリット語の真言)を唱えるという時間もあります。

ちなみにアシュラムでは携帯禁止!というよりお昼休みなど限られた時間にしかWifiに繋げられない為、自然と携帯から離れる事が出来ました。

今の時代、片時も離さず携帯チェック、仕事も携帯がないと進まないとう生活が普通になってしまっているのでこの時間も貴重だったなと思います。

6:00のサットサンの後、ティータイム時間を挟み8:00からアーサナレッスンが始まります。

アーサナレッスンとはみなさんがスタジオでやっている身体を動かすヨガの事。

アーサナはヨガの一部でしかなく、実際は日常生活そのものが『ヨガ』となります。

実際アシュラムでも『カルマヨガ』というのがそれぞれに与えられるのですが、これは『行動のヨガ』と呼ばれていて

~自分自身の行動に見返りを求めすに目の前の事にただ奉仕しましょうね!/日常のあらゆる場面が修行の場と捉えて無償の愛で行動しましょう~

というものです。

アシュラムの仕事で言うと

・ドミトリーやホールの掃除

・ティータイムのお茶係

・食事の配膳係

・アシュラム内のカフェの店員

などがあるのですが、これを自分で何をしたらいいのかアシュラムの担当スタッフ(?)に聞きに行き、伝えられたものを滞在中こなします。私の時はこのおじちゃん!に命じられました。お腹に何が入っているのだろう。。。笑

そしてラッキーな事に一番やりたかったカフェの店員のお仕事をゲット♡

カフェと言ってもアシュラム自体こんな場所(森の中)にありますから

 カフェもこんな感じ♡

基本ミューズリー(シリアル)かフルーツボール、フルーツジュース、レモネードぐらいしか出てない記憶!

でもこのお仕事もまた楽しくてここで出会った人たちにアシュラムを出てからどこに行ったらいいか、オススメの場所なんかを聞いたりしてその後の行き先を検討したりしていました!

肝心な‟みなさんの思うヨガ”の事がなかなか出てこないですがこれら全てが『ヨガ』なのです!

インド ~南インドケララ州のヨガ旅・後編へ続く・・・・

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そんなヘッドインストラクターMisatoがメイン講師を務めるTeacher Trainingを今春から開講予定なのですが、

まずは

・もっとヨガの事を知りたい!!

・ヨガを深めたい!

・スタジオに通っているけど上達しない

・どうしてヨガは身体にいいの?

などインストラクターを目指していないけれどもヨガの魅力をもっと知りたい!!という方向けに1カ月の集中講座を4月の毎週月曜と金曜9:45~12:45の時間帯で行いたいと思います。

内容

・2時間講義+1時間実技

・BYSTの通常レッスンを一カ月上限15レッスンまで通い放題

開講記念として通常$1200のこちらの講座を $990にて ご案内したいと思います。(教材費・修了証の発行費用込)

ヨガの奥深さに何となく気付き出している方、毎日人生に悩み続けていてなんだかパッとしないという方、ヨガのほんの一部ではあるものの『ヨガの基礎』が学べる内容の為、ご自身の人生のターニングポイントになるかもしれません。
私自身がそうだったようにヨガを知る前と後では人生の豊かさは各段に違います。
人生が大きく好転する人も少なくありません。
大人になってからの学びを共にした『同期』もまたかけがえのない友達になることと思います。
何か一つでもピンと来た方、ご興味のある方は是非ご連絡ください。

問い合わせ先:yoga@byst.sg

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