【Hanakoの英語でシンガライフ vol.5】『別れの場面で使える英語表現』

【Hanakoの英語でシンガライフ vol.5】『知り合いとの別れの場面で使える英語表現』

皆さん、こんにちは! もうすぐ3月ですね。

3月といえば別れの季節・・・違います!シンガポールでは一年中です!!近所に住む外国人家族や、我が子と仲良しのお友達は次々に帰国。上司も同僚も来ては去り。「あれ?この前までここにあったお店がなくなってる!」というように、とにかく入れ替わりが激しいシンガポール生活。

ですが、親しくしていた人から「実は引っ越すことになったんだ」と言われた時に、”Oh, really!?” しか言えなかったら、ちょっと悲しいですよね・・・。そこで今日は、知り合いとの別れの場面で使える英語表現をご紹介します。

ある日突然、誰かに「実は、シンガポールを離れることになったんだ」と言われたら、なんと返せばいいでしょうか。

まずは、シンプルに残念な気持ちを表す言い方から。

That’s so sad.
I’m sorry to hear that.

それは残念!

次に、少し難しくはなりますが、さらに親しみを込めた言い方の一例がこちら。

That’s such a shame because it’s been a great pleasure knowing you.

それはすごく残念!あなたと知り合えてとっても嬉しかったのに。

さて、ここで登場する”shame”ですが、この単語の意味を「恥」と記憶している方も多いと思います。たしかに「恥・恥ずかしい」という意味でも使われるのですが、それ以外に「残念なこと・気の毒なこと」という意味もあります。そしてこの会話では、「気の毒」というニュアンスはなく、「それは残念!」ということになります。 また、”such”は「そのような」という意味以外に、「とても、非常に」という強調の意味もあり、このシチュエーションでは後者です。ですから、”such”を言わずに“That’s a shame!” だけでももちろんOKです。なお、この”It’s”は”It has”が省略されたものです。

そして、さらに続く会話として考えられるのは、おそらく次のようなものでしょう。

1. When is your last day here in Singapore?

シンガポールにいるのはいつが最後なの?

2. Where are you off to next? / Where are you moving to?

次はどこに行くの(=住むの?)

3. I will miss you. / I’m going to miss you.

さみしくなるな~

1の応用として、”When is your last day of work?” のように、「職場での最終出社日」を尋ねることもできます。

なお、”When are you leaving?” という尋ね方もよく聞きますが、その場合は、正確な日にちではなく、「来月」などと返ってくることがあります。

2に関しては、このシチュエーションでは引越し先を聞いているのですが、日常生活でも、道でばったり会った外国人の友人が” Hi! Where are you off to?” と聞いてくることがよくあります。「やあ!どこ行くの?」という意味です。

その場合は「家に帰るところだよ」などと答えます。急にこう聞かれた時にうろたえなくて済むよう、ついでに覚えておきましょう。

3の”I will miss you.”と”I’m going to miss you.”に関して、ネイティブの中には”I will miss you”のほうが強い感情を感じる、と言う人もいるようなのですが、ほぼ違いはなく、どちらもよく使われます。

また、”You will be missed.”という言い方もよく使われます。これは、顔は知っているけれどそれほど親しくはない、という相手に使いやすい表現です。

I will miss you!”が「あなたがいなくなると私、すごくさみしい!」と、自分のさみしさを強調する一方で、こちらは、「みんながさみしがるね」だとか「さみしくなるね」というような感じです。

さらに、もしも連絡を取り続けたい相手でしたら、ぜひ次のように言ってみましょう。

We must stay in touch. 

これからも連絡を取り合おうね!

I will give you my contact details. So please keep in touch.

私の連絡先を教えるから連絡してね。

Are you on Facebook? I will send you a request.

フェイスブックやってる?友達リクエスト送るね。

そして、最後の別れ際には、相手の幸せや幸運を願う一言を伝えましょう。

I wish you all the best.

幸運を祈っています。

Good luck with your new job!

新しい仕事がうまく行きますように!

Thank you for everything.

いろいろありがとう!

たくさんの別れと出会いを経験するシンガポール生活。その出会いはどれも、幾重もの偶然が重なって起こる、奇跡のようなものです。その奇跡をここで終わらせることなく大切にできるよう、別れの際の英語表現をぜひ役立ててくださいね。

それでは、See you next time!

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