【Hanakoの英語でシンガライフ vol.4】
『イベントの誘いが来た時の返信』
皆さん、こんにちは!
仕事や日常生活の英語には慣れてきても、目の前で外国人の同僚や友人が何人かで集まって話し始めると、会話に入れず一人黙って聞くだけになってしまう・・・ということはありませんか?私自身はこれまでも何度もそういった体験をしていますし、シンガポールはさまざまな国のアクセントの英語が飛び交う国ですから、未だに「仲間とのコミュニケーションの英語」は難しいと思っています。
そこで今回は、複数の仲間とのコミュニケーションの中でも
『イベントの誘いが来た時の返信』
がテーマです!
会社の同僚や友人同士で「今度飲みに行こう!」「ランチしよう!」というような話になった時。もしも携帯電話のグループチャットで「参加できる人!」と聞かれたら、どう答えればよいでしょうか。
「行きます!」と言いたい時のカジュアルな返信には、例えば次のような言い方があります。
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I’ll be there!
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I’m coming!
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Count me in!
“Count me in!” のCountは数を数える時の「カウント」で、“Count me in!” 「私も参加者としてカウントして=仲間に入れて」という感じです。子どものクラスメイトのママから誕生日パーティーに誘われた場合などは, ”Count me in!” とは言いませんが、子どもと一緒に親も行くということで、”We will be there.” がよく使われているのを見ます。
また、気心の知れた仲間内のイベントに対し”Who is coming?” (来られる人は誰?)と聞かれた場合は、”Me!” とひと言で返すこともできます。学校の先生が「誰かやってみたい人?」と聞いた時に子どもたちが手を挙げて、”Me!” (はーい、私!) と言うのと同じイメージです。
なお、私は外国人主催のエクササイズグループに入っているのですが、そこで「明日参加できる人は教えて!」とコーチから呼びかけがあった時に一番多い「行きます!」の返事は、”I’m in.”です。これもいろいろな場面でよく使われる言い方です。
そして参加できない場合の返信としては、例えば次のようなものがあります。
1. Sorry, but I can’t make it.
2. I’m sorry. I won’t be able to come.
すみません、行けないです。
2はよりやんわりと断る感じの言い方で、won’tはwill notの意味です。1はどちらかというとはっきり断る言い方なので、何かに招待されて少し丁寧に断りたいような場合は、2のほうが良いでしょう。
“I can’t make it.”は「都合がつかない」「行けない」という意味があり、このように否定の形でよく使われますが、”I can make it to the lesson today.” (今日のレッスンには行くことができます)などと、肯定の形で使うこともできます。
また、日本人の感覚として「行く」と言うと”go”をイメージしがちなので、”I can’t go.”と言ってしまいそうになるかもしれませんが、英語ではこういう場合、”come”を使います。ただし、「来月ボタニックガーデンで無料コンサートがあるらしいけど誰か行く?」というように、自分たちが企画したのではない、よそのイベントについて話す時には”Who is going?” (誰か行く人?) や、”We will go.“(うちの家族行くよ)”というように”go”でOKです。
更に、これがパーティーなどの誘いである場合は、次のようなひと言をつけ加えましょう。
Thank you for the invite!
誘ってくれてありがとう!
I can’t wait!
I’m so excited.
すごく楽しみ!
ビジネスの場面で「ご招待いただきありがとうございます」と言う時に”Thank you for your invitation.”とメールで書いたりしますが、会話やチャットではよくこのinviteを名詞として使う”Thank you for the invite!” も出てきます。
そして「楽しみにしています」は、“I look forward to…”以外にこのような言い方もあり、どちらも「待ちきれない!」というワクワクした気持ちが伝わる表現です。
外国人の集まる場所に行っても会話についていけないし、と、何となく気が向かないこともあると思います。ただ、これはとにかく慣れです!参加することで便利な英語表現を知ることができたり、面白い発見や新しい出会いに繋がったりすることもあり、海外生活ならではの素晴らしい貴重な機会でもあります。そんなに何も言えなかったとしても、その場の雰囲気や文化の違いの体験をぜひ楽しみましょう!
それでは2019年も、皆さんのシンガポール生活で素敵な出会いや体験がたくさんありますように。
See you next time!