こんにちは!BYSTインストラクターのNORIKOです。
今回、インストラクターの紹介企画ということで、私自身、ヨガとの関わりを思い出しながら、インストラクターを目指すに至るまでを振り返ってみました。少しでもヨガを知るご参考になれば嬉しいです。
人生初のヨガは、まだ会社勤めをしていた若かりし頃、スポーツジムでスタジオヨガに参加したのが最初だったと思います。
デスクワークで凝った身体をほぐそうと行ったマッサージで腰を踏まれたらぐきっと激痛、腰を痛めてしまい、治療のために鍼に行ったところ、鍼灸師さんに、腹筋も背筋もなさすぎるから強く押されたくらいで腰を痛めるのだと、もうちょっと運動しなさいと言われて通い始めたスポーツジム。そこのスタジオプログラムにヨガがありました。そのときの印象は、足の指、足の関節をゆっくりほぐして気持ちよかったことは覚えているのですが、当時の私には単調で物足りなく思えて、ジムでは泳いでばかりいたように思います。
2008年、夫の仕事の関係でヨルダンに移り住むことになります。中東というだけでイメージされるような危ないことは全然なくて、真っ青な空に爽やかな地中海性気候、人懐こいヨルダンの人たち、出会う人々にも恵まれて、楽しい海外生活が始まりました。
前職の事務所でアルバイトしながら、英会話教室に通ったり、ヨルダン料理を習ったり、そんな中で友人に誘ってもらってヨガのスタジオにも少し通いましたが、アーサナ(ポーズ)の名前も全く分からない私が英語でレッスンを受けても動きがよく分からなくて、周りをきょろきょろしながらポーズを真似るだけで、まだヨガの魅力には気付きませんでした。
ほどなくして赤ちゃんを授かりました。日系の産院はないので現地の病院に通っていたのですが、色々と情報が少ない気がしてアマゾンで妊娠関連の書籍を買いあさり、親にヨルダンまで郵送してもらいました。その中に、マタニティヨガのDVDがありました。
初めての妊娠におっかなびっくりだった私は、妊娠中にうーんと伸びをしていいかさえ迷うほど慎重に動いていたので、身体がガチガチになっていました。さっそくDVDを見ながらマタニティヨガなるものを始めたのですが、思えばこれが私とヨガとの出会いだったと思います。
こんな動きもしていいのかと驚きながら、少しずつ身体もほぐれていって、最後のシャバーサナ(リラックスのポーズ)。このシャバーサナのときに、身体が地面に溶けていくような感覚を味わい、なんとも心地よく心身ともに休まったのを覚えています。この日から、私の生活の中にヨガが入ってきました。毎日夕方16時になるとヒーターの前に陣取り(ヨルダンの家は石造りで、冬は冷蔵庫の中のように冷えるのです)、お腹の赤ちゃんと向き合いながらヨガをする、贅沢な幸せな時間でした。初産にも関わらず、するりと安産で生まれてきてくれたのは、ヨガのおかげだったと思っています。
ほどなくして赤ちゃんを授かりました。日系の産院はないので現地の病院に通っていたのですが、色々と情報が少ない気がしてアマゾンで妊娠関連の書籍を買いあさり、親にヨルダンまで郵送してもらいました。その中に、マタニティヨガのDVDがありました。
初めての妊娠におっかなびっくりだった私は、妊娠中にうーんと伸びをしていいかさえ迷うほど慎重に動いていたので、身体がガチガチになっていました。さっそくDVDを見ながらマタニティヨガなるものを始めたのですが、思えばこれが私とヨガとの出会いだったと思います。
こんな動きもしていいのかと驚きながら、少しずつ身体もほぐれていって、最後のシャバーサナ(リラックスのポーズ)。このシャバーサナのときに、身体が地面に溶けていくような感覚を味わい、なんとも心地よく心身ともに休まったのを覚えています。この日から、私の生活の中にヨガが入ってきました。毎日夕方16時になるとヒーターの前に陣取り(ヨルダンの家は石造りで、冬は冷蔵庫の中のように冷えるのです)、お腹の赤ちゃんと向き合いながらヨガをする、贅沢な幸せな時間でした。初産にも関わらず、するりと安産で生まれてきてくれたのは、ヨガのおかげだったと思っています。
その後、二人目の子を出産し育児に追われていた私は、たまに家で身体を動かすくらいでヨガからは少し遠ざかっていました。そんな時に、息子の子育てサークルを通じて、新たにヨルダンに越してこられた日本人のヨガの先生に出会ったのです。
先生は普段はヨガのスタジオで働きながら、週に一度、在住の日本人向けに日本語のヨガクラスを始めてくださいました。
先生のクラスは愛情にあふれていて、久しぶりに自分のために時間を使えた気がして、そこからまた定期的にヨガに通うようになりました。先生とはヨガ以外でも楽しい時間をたくさん一緒に過ごさせてもらった大切な友人で、色々な話をする中で、ヨガのインストラクターを仕事として興味を持つようになりました。我が家はこの先も海外生活が長くなりそうだったので、異国の地で日本語でヨガのレッスンが受けられる有難みを実感していた私は、いつかインドに駐在することがあればヨガのインストラクターの資格を取るのもいいな、と漠然と思うようになっていました。
2015年、夫の転職で家族4人シンガポールに引っ越すことになりました。
シンガポールでもご縁あってヨガの先生に知り合うことができ、先生のところに通うようになりました。ようやく生活にも慣れてきたころに、通い慣れた先生がシンガポールを離れることになりどうしようかと思っていたところ、ちょうど先生のスタジオでヨガインストラクター養成講座の受講生募集を知りました。いつもポーズを正されるような私がインストラクターの資格取得を目指してもよいのだろうかと先生に相談したところ、身体の硬さは全く問題ない、思った時が始め時だよ、と背中を押してくださり、ついにヨガの資格取得を目指すことになりました。
学生時代以来の通学生活、同じ志の仲間と興味あることを学べるのは本当に楽しくて、新鮮な毎日でした。そこで私はヨガの奥深さを学ぶことになります。ヨガはアーサナ(ポーズ)を取ることだと思っていた私ですが、それはヨガのほんの一部分でした。心と身体のつながり、呼吸、瞑想、古代から知恵として伝承されてきた哲学的なことから、ヨガがなぜ心身の不調に働きかけることができるのか科学的なことまで、先生の言葉は一つ一つが腑に落ちることばかりで、ストレス社会の現代にこそヨガは必要とされていて、実際に企業や自治体で取り入れているところもあったり、予防医学としてヨガが広まれば、ゆくゆくは人々の平和につながっていく(大袈裟でなく!)と思うようになりました。
こうして、インド中央政府公認ヨガ大学院大学認定ヨガ講師資格、全米ヨガアライアンス認定ヨガ講師資格を取得。いざインストラクターの道を歩み始めたのですが、実際に教える立場になってみると、骨格、身体のつくりが違う一人一人がポーズの効果を最大限に享受するために、何をポイントにアーサナを誘導していったらいいのか、アジャストしていったらいいのか、解剖学的なことも含めてもっともっと学ぶ必要があることに気付きました。
ご縁あってインストラクターも務めさせていただいているBYSTでは、インストラクター向けの講座も開講していて、ヘッドインストラクターのMISATO先生から、これが知りたかった!と思うことを深く掘り下げて学べます。分かったつもりで分かっていなかった胸式呼吸と腹式呼吸の違いや、どこの筋肉を使わせたいから、ストラップを使ってここを引っ張る等、目的と伝える方法を具体的に学ぶことが出来て、自分のクラスがやりやすくなっていきました。これからも、さらに学びを深めて、それをクラスで皆さまにお届けできるよう、精進したいと思っています。
ヨガを始めてみたい、より深くかかわってみたいと思っている方は、是非一度、クラスを体験していただけると嬉しいです。
クラスのご案内
BYSTヨガでは月曜日10時~『アンチエイジング』を担当しています。
ヨガに興味がある方や、体に不調を感じる方は是非一度トライアルレッスンを受けてみてください。
質問や問い合わせはこちらまで!
メール:yoga@byst.sg
LINE: yogawithmisato
過去記事の<ヨガを知る vol.2> ヘッドインストラクターMISATO:私がヨガに出会ったきっかけとネパールでのストイックなヨガ修行はこちらから
BYSTヨガトライアルのご案内
ー初回の方は$30にて2回(初回受講日より2週間有効)ご受講いただけます。
ーレッスン初日は少しゆとりをもって10分前にはお越しください。
ースタジオオープンは15分前からとなっています。
ーヨガマットは無料レンタルをしております。
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