おすすめグルメシリーズ【Hawker-holic vol.2】プラタ 編

ホーカーフードの魅力にはまり200店以上を食べ歩いたYUMIの独断と偏見で選んだおすすめグルメシリーズ
【Hawker-holic vol.2】プラタ 編

こんにちは、yumiです。前回の板面編では多くの反響がありありがとうございます。
皆さんのご期待に応えられるように今後も私が食べたお店の中からのオススメ店を紹介していきたいと思います!

シンガポールは中華系・マレー系に次いでインド系住民が人口比率第3位。だからもちろん、ホーカーにだって美味しいインド料理はたくさんあるんです!ということで、第2回は「プラタ」という料理をご紹介します。

Prata プラタ(ロティ・プラタ)とはインド南部で主に食べられている平たいパンのこと。小麦粉の生地にギー(インド風澄ましバター)を加え、何度もたたんで作るため、「インド風クロワッサン」なんて呼ばれることも。安い+無料のカレーが付いてくるので、お財布にも優しい料理です。

 

WHO AM I?
yumi :
シンガポールに来て以来、ローカルフードにはまり、ホーカー開拓を開始、現在では200店を超えるホーカーを食べ歩き、美味しいお店を発見するのが日々の楽しみグルメ女子。

 

それでは今回も私のオススメ店を3つご紹介します。

 

おすすめ店 1.Mr and Mrs Mohgan’s Super Crispy Roti Prata

マカンストラ箸  5本(※知らないかたは最後の説明を参照)

モルガン夫妻が営む小さなストール。土曜の8時半頃でなんとか席が確保できる程度の混雑度です。
人気店なので待つのは覚悟してください。
番号を呼ばれたら取りに行くシステム。全部の料理が出揃って大声で呼ばれたのは20分後くらいでした。
プレーンプラタ、プラタプラスター(プラスターとは卵が半熟なもの。エッグと頼むと完全に火の通ったものになります)、チーズオニオンプラタ、コインプラタを注文。
カレーはマトンかフィッシュでマトンを選択。他にもう一つダル(豆)カレーがついてきます。
受け取る場所に砂糖があるので、小皿にもらうのを忘れずに!

プレーンはこの店の特徴であるクリスピーさを楽しめます。表面はサクッと、でも中はかすかにモチっと。エッグは完璧な半熟卵がまろやか。コインプラタは名前通り小さなコインの形をしたものが5つ入り。きゅっと詰まって巻いてあるため外はサクサク中はもちもちです。かなりしっかり味が付いているので、砂糖をつけるとあまじょっぱくて最高〜。コインひとつにプレーン1枚分の生地を使っていると思われるので、ボリュームがありお値段も少し高めです。

甘くなるまで火が通ったオニオンにとろっとろのチーズが絡まるチーズオニオンは何もつけなくても完璧。マイベストチーズオニオンは断然このお店です。カレーはそれほど辛くなく、普通。なのであまりカレーはつけずにプラタそのものを味わうのが私のおすすめ。

料金

  • Plain 1ドル
  • Plaster 1.5ドル
  • Cheese onion 2.5ドル
  • Coin 5ドル

Mr and Mrs Mohgan’s Super Crispy Roti Prata
味 :★★★★★(プラタの評価。カレーが惜しい!)
アクセス:★★★(セントラルからはちょっと遠い)
混雑 :★★★(待つけれど座れるからいいか)
値段 :★★★★(普通)

302 Joo Chiat Rd, Singapore 427555
※最近ここに移転。旧住所にいかないよう注意
月・木~日: 6:30-13:00
火曜: 6:30-11:30 (なくなり次第終了)
水曜定休

 


おすすめ店 2.Sin Ming Roti Prata

アクセスのあまり良くない場所なのに、週末やランチ時には長い行列ができる人気店。
日曜朝7時の到着時並んでいるのは一人でしたが、10分後にはもう10人程の行列になっていました。
平日の午前中や3時過ぎが空いているのでおすすめ
混んでいる時は店員さんの愛想が悪く、注文時悩んでいるとイラつかれるので、並びながらメニューを決めておきましょう。
メニューに値段がないのが難点ですが、値段は普通なのでご心配なく。
注文が揃うと、できたよ〜とアイコンタクトをくれるので取りに行きます。どんなに混んでいても全員を把握しているのが職人技。
砂糖は受け取る場所にありますのでセルフサービスで

プレーンプラタ、コインプラタ、チーズオニオンプラタ、マトンカレーとチキンカレーを注文。
プレーンはサクサクと軽い食感、塩味は控えめでほんのり甘みも感じ、それがカレーによく合います。
コインはサクサクを通り越してカリカリなのに不思議と全然脂っこくない。
コインがイチオシですが、混んでいる時は注文を断られるので注意してください。
チーズオニオンはチーズの主張が強いタイプでチーズ好きにGOOD。そして特筆すべきは無料でついてくるカレーソース。これがコクがあって本当に美味しい。プラタのカレーを美味しいと思ったのはここだけです。
今回は普通のカレーにも挑戦。マトンもチキンもホロホロとスプーンで崩せる柔らかさ。ボリュームがあり美味しいですが、無料のだけでも充分かな?結構辛めなので苦手な方は注意してくださいね。
フィッシュやチキンや卵などのおかず系も充実していますが、朝一番にはおかずはないので注意。

料金

Coin, Cheese onion, Curry chicken, Curry muttonで15ドルでした。
(混んでいて内訳は確認できませんでしたが、Coin 6ドル、Plain:1ドル、Cheese onion:2ドル、Curry chicken:3ドル
Curry mutton:3ドルではないかと思われます。違ったらごめんなさい。)

 

Sin Ming Roti Prata
味 :★★★★(コインとカレーは5)
アクセス:★★★(バス停もバス停からもちょっと遠い)
混雑 :★★(ランチ時や土日はかなり並ぶ)
値段 :★★★★(普通)

#01, 24 Sin Ming Rd, 51 Jin Fa Kopitiam, Singapore 570024
7:00-18:30

 


おすすめ店 3.Ar-Rahman Royal Prata

MRTリトルインディア駅からすぐのテッカセンターにある、恐らく日本人に一番有名なプラタ屋です。左隣のドリンクストールにはたくさんの種類のドリンクがあるので、ついでに注文してまったり待つのがおすすめ。個人的お気に入りはアイスのテタリハリア(インド風ジンジャーティー)です。

プレーンプラタとチーズプラタを注文。
カレーは至って普通。プラタはもちっとしたタイプ。標準的なお店よりも美味しいのですが、クリスピー派の私には上記2店に比べてしまうとちょっと普通かな〜。でもこのアクセスの良さは捨てがたい。セントラルからも近く、手軽にプラタが食べたい時におすすめのお店です。

料金

  • Plain 1ドル 
  • Cheese onion 2.2ドル

Ar-Rahman Royal Prata
味 :★★★(普通だけど美味しい)
アクセス:★★★★★(超便利)
混雑 :★★★★(並んでもたいした事はない)
値段 :★★★★(普通)

665 Buffalo Rd, #01-248, Singapore 210665
7:00-22:00 月曜定休

 


<プラタ注文の際のちょっとしたアドバイス>
混んでいない時はプレーンは(店によってはエッグも)作り置きしていることが多いです。出来立てが断然美味しいので、厨房をのぞいてプラタが積んであったらプレーンは諦めて、具の入っているものを頼むとできたてホヤホヤが食べられますよ。

 



※マカンスートラの箸

みなさんご存知のレストラン評価ガイドブック、ミシュラン。シンガポールにはそのB級グルメ版ともいえる「Makansutra」(マカンストラ)があります。
Makanは「食事」sutraは「経典」を意味し、食の経典というその名の通り、多種多様なローカルグルメをジャンル分けして評価している必携ガイドブックです。
多少の高級店も載っていますが、掲載されているのは庶民的なお店やホーカーが中心。ミシュランが星の数でお店を評価するのに対して、マカンストラは箸の数で評価します。
使い方は簡単、料理の名前がABC順に並んでいるので目当ての料理を探すだけ。こんな料理もあるのね〜なんてみているだけでもワクワク。ホーカー巡りをしてみたいなら、持っていて損はありません。掲載店はストールの前にマカンストラのマークが貼られていることも多いので、ホーカーに行ったらチェックしてみて下さいね。
ホームページはhttp://www.makansutra.com/

最後にホーカー初心者へのアドバイス!

ホーカーについたらまず席を確保します。方法は簡単、ティッシュを置くだけ。混んでいる時は相席をお願いされることも多いです。逆に相席をお願いしても使っていなければ快く使わせてくれます。嫌だなぁという方は、お昼などのピークを外して行くといいですよ。

大抵のホーカーでは食器を片付ける専門の人が片付けてくれるのですが、日本人の感覚だと適当だなぁと感じるかもしれません。机や椅子を拭くためのウェットティッシュを用意して置くと完璧です!私はホーカーに行くときはダイソーで買ったフローリングワイパーを必ず持っていきます。

言葉が通じないかも・・汚いかも・・など最初は抵抗があるかもしれませんが、一度ハマると抜け出せなくなるのがホーカーの魅力。一見愛想のなさそうなアンコー(おじさん)やアンティー(おばさん)も、話しかけると優しく親切なことが殆どです。

是非シンガポーリアンに混ざってのディープなローカルフードを体験してみてください。

※お店の情報は記事公開時点のものです。お店が変わっていたり、値段が変わっていたりすることがあります。

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