【Hanakoの英語でシンガライフ vol.3】『新鮮な食材を思いどおりに手に入れよう!』

【Hanakoの英語でシンガライフ vol.3】
『新鮮な食材を思いどおりに手に入れよう!』

こんにちは、Hanakoです。

今回は、

『新鮮な食材を思いどおりに手に入れよう!』

というテーマでお話ししたいと思います。

「シンガポールに来てから魚よりも肉を食べることが多くなった」という話をよく聞くのですが皆さんはいかがでしょうか。スーパーの棚に並んだ切り身のお魚は手軽に料理できて良いのですが、必要な量より少ない割に値段が高かったり、時には新鮮そうに見えなかったりということもありますよね。

そういった理由から、私は生活に慣れてきた頃からスーパーやウェットマーケットで氷の上に並んでいる魚を丸ごと一匹買うことも多くなりました。丸ごと買う時には、お店の人に次の一言を言うことで骨・内臓・うろこ全てを取り除いて洗ってもらえます。

Can you clean this (these) fish, please?

この魚から骨・内臓・うろこをとってもらえますか。

また、三枚おろしにしてほしい場合は、

Can you fillet that fish into three pieces, please?

その魚を三枚におろしてもらえますか。

英語では物が複数ある場合、”apple”→”apples”のように語尾に”s”または”es”をつける単語が多いですが、”fish”という単語はそのままで一匹の場合にも複数の場合にも使うことができます。ですから、二・三匹買う場合はthese fishです。(様々な種類の魚がいる、ということを強調したい会話などでは”fishes”と言うこともありますが、今回の例では”fish”でOKです。)

また、「切り身におろす」という意味の”fillet”は元々フランス語のfiletから来ており、特にお肉の名前を言う時など、フランス語のように最後の”t”を発音せずに「フィレイ(filet)」と「レ」にアクセントを付けて言う人もいます。ですがイギリス英語では通常”fillet”と綴り、「フィリット」というふうに「フィ」にアクセントを付けて軽く最後の”t”も発音します。

“into three pieces”のように「三枚にして」と言うと、両側の切り身二枚と真ん中の骨の部分の合計三つにしてくれるはずですが、「切り身にして」と言うと真ん中の骨の部分は捨ててしまう店員さんもいるそうなので、真ん中部分も欲しい場合は念押ししたほうがいい、とシンガポール人の友人が言っていました。
ちなみに、日系スーパーに行った時も私はよく二匹入ったイトヨリのパックを棚から二つ取って魚コーナーの奥にいるお兄さんたちに頼んで綺麗にしてもらい、煮付けにして食べています。

 

また、お肉屋さんでは豚バラブロック(Pork belly)などを買うとかなり厚い皮が付いている場合がありますが、これも言えば取ってもらえると思いますので聞いてみましょう。

Can you remove the skin from this pork belly?

この豚バラから皮をとってもらうことはできますか?

お肉屋さんで通常 “fresh”と表記してあるものは一度も冷凍されていないお肉です。棚でパッケージに入って売っているチキンのラベルなどには”Thawed” と書かれていることがありますが、これは「解凍されたもの」ということです。見てもわからず解凍肉かどうかを聞きたいときには次のように聞いてみましょう。

“Is this fresh meat or frozen meat?”

これは一度冷凍されていないお肉ですか?それとも解凍済みのものですか?

 

お肉やハム、オリーブ、フェタチーズなどはよく「100gで2.5ドル」などと表記されていますが、100gがどれくらいの量なのか想像がつかなくて「100g分を量って見せてもらえますか?」と言いたい時はどういえば良いでしょうか。例えば次のような言い方があります。

Can you weigh and show me one hundred grams of minced beef, please?

牛挽肉を100グラム分量って見せていただけますか?

Can you show me what a hundred grams look like, please?

100グラムがどれくらいか見せてもらえますか?

“weigh”の発音は「ウェイ」で、この場合は「重さを量る」という意味です。よく「体重」という意味で使われる”weight(ウェイト)”という単語に関連した動詞です。Weighを言わず”Can you show me one hundred grams…”だけでも私はいつも見せてもらっています。

採れたてのものを買って色々冷凍できる日本と違い、シンガポールでは一度解凍済みの魚や肉が多いので早めに調理しないといけない。だから大量まとめ買いがしづらい。そして忙しくなってそれができない間にダメになってしまった・・・。という失敗を以前はよくやりました。今はお味噌や塩麴に漬けるなどして長持ちさせるようにしています。なるべく新鮮な食材を買って上手に使っていけるといいですよね!

それではSee you next time!

Related posts

【Hanakoの英語でシンガライフ vol.8】
シンガポールで外食する際に役に立つ英語

【Hanakoの英語でシンガライフ vol.7】
『 ローカルの救急外来に行く場面での英語表現 』

【Hanakoの英語でシンガライフ vol.6】
『倒れて動けない人を助ける時の、最初の声かけ』