新連載<ヨガを知る>では弊社主宰の『BYSTヨガ』でのクラス内容やヨガに関する知識や経験をヨガ初心者やヨガの知識を深めたい方向けにBYST流でお伝えしたいと思います。
まず、最初にBYST(バイスタ)とは?
Be Your Style からくる造語です。
『あなたらしく』や『ありのままで』という意味を込めています。
ヨガはフィットネスだと思われがちですが、みなさんがスタジオやご自宅でされているアーサナ(ポーズ:体を動かす事)や呼吸法はヨガのほんの一部でしかなく、本来はもっと奥深く生活そのものに影響します。
このアーサナ(日頃スタジオで行って頂いているもの)だけでも、流派によって様々ですし、インストラクターによっても内容が変わってしまうので自分好みのものを見つけるのはなかなか難しいですよね。
アーサナは本来ヨガの一部でしかないとお伝えしましたが、ポーズを上達させるよりも先に心得ておくべきヨガ哲学があります。
今日はそのヨガ哲学 についてお話していきましょう。
ヨガは、
✖ 物質的な幸せ
ではなく、
◎心が穏やかで満たされた状態
◎自分の内側にある本来の幸せな状態
に導く為に大昔の人が確立させたものなのですが、その幸せな状態『Samadhi(サマーディ)』に至るまでには8つの段階があるよ、というのが『ヨガの八支則』です。
段階を追って習得していくのですが、その内容が以下の8つ。
①Yama(ヤマ)=禁戒(きんかい)
社会との関わりの中で、人に対しても自分に対しても、自然や動物に対してもしてはいけないこと。傷つけない、嘘をつかない、盗まない、謙虚であり、貪欲にならない。
人間として当たり前の行動である”命を害する事をしない”という教え。
②Niyama(ニヤマ)=勧戒(かんかい)
自分自身で守るべきこと、するべきこと。自分の内側(心)も外側(外見)も清潔を保ち、与えられた環境に満足し、何事も一生懸命に取り組み、自分自身を知り、エゴをなくす。
自分のためにも、他人のためにも、自然や動物に対しても、いいことをしなさいという教え。
③Asana(アーサナ)=坐法、ポーズ
呼吸と合わせて身体を動かすこと。
④Pranayama (プラーナヤーマ)=調気法
呼吸法
⑤Pratyahara(プラティヤハーラ)=制感
五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)をコントロールして、自分の心と向き合うこと。
⑥Dharana(ダーラナ)=凝念、集中
雑念を制して、自分の内側に集中していくこと。
⑦Dhyana(ディヤーナ)=瞑想
集中が極まって心に静寂が訪れ、無心になること。
⑧Samadhi(サマーディ)=三昧、悟り
精神、意識が高まり、外部との境界線がなくなること。
つまり、意識を外に向けるのではなく自分の内側に向け、自分自身の現状を知り、外的要因に振り回されない心を作ることがヨガ本来の目的となるのです。
沢山のものであふれている現代はブランドもので身を固める事で満足感を得たり、SNSで非日常を発信することで他者からの注目を集める事に満足感を得たりと物質的な事や自分自身ではない何かを使って満足感を得ようとします。
そうではなく、ヨガにおいては今ある現状にただ感謝の気持ちを持てる事こそが幸せの本質だという考えです。
もちろんBYSTヨガでは哲学論をお話するのではなく、アーサナを一時間行うレッスンをしていますが、受講者からは
●不調が軽くなってきた
●マッサージに行かなくなった
●食べ物の好みが変わってきた
●新しい事に挑戦するのが怖くなくなった
●体型の変化を周りに気付いてもらえるのが嬉しい
●気持ちが明るくなった
●寝つきが良くなった
●生理痛が軽くなった
など内側からの変化を感じていただけています。
皆さんも是非この機会に試してみてはいかがでしょうか?
BYSTヨガトライアルのご案内
ー初回の方は$30にて2回(初回受講日より2週間有効)ご受講いただけます。
ーレッスン初日は少しゆとりをもって10分前にはお越しください。
ースタジオオープンは15分前からとなっています。
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